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クロエとペットカフェ
クロエとペットカフェ
イラストSS
練達の希望ヶ浜某所に存在するペットカフェにアレンとクロエは訪れていた。
店内に設置された座り心地の良いソファにアレンとクロエは並んで座っていると、早速二人の膝の上に可愛い店員がお客様をもてなしに登ってきた。
姉弟なのか二匹の茶色いトイプードルが、アレンの膝に登ってきてはちきれんばかりに尻尾を振り、遊んでくれと言わんばかりにアレンを真直ぐに見つめている。
「ふふ、可愛い」
ゆるゆるとアレンが頭を撫でてやればトイプードルが気持ちよさそうに目を細めた。
一方クロエの膝には堂々とペルシャと別の世界に存在するらしい国の名前を付けられた白く毛の長い猫が鎮座している。
『悪くない』
「ふふ、ありがとうございます」
クロエが長い毛を梳いてやるとご満悦と言わんばかりにさらにペルシャは笑みを深めた。
『もっと撫でろ』
「はいはい」
『ボクも!! ボクも撫でてほしいです!!!』
羨ましくなったのかポメラニアンがてってこ走ってきてクロエの膝に手をかけて、おねだりをしてきた。
「もちろんです、順番に撫でますからねワンちゃん」
『やったーー!』
嬉しさの余りその場で回り始めたポメラニアンの姿に、再度アレンとクロエは再度笑った。
※SS担当者:白