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イルミナ・ガードルーンの死体66によるおまけイラスト
イルミナ・ガードルーンの死体66によるおまけイラスト
イラストSS
「……」
窓の外に静かに降る雪……空の灯りは僅かで、街は眠りへとついている深夜の刻。
シャイネンナハトの日も、間もなく終わる頃。
イルミナの目に映るのは、漆黒の闇……だが、その闇の中には、今日の楽しかった想い出がぼんやりと浮かぶ。
友人と共にショッピングに出かけつつ、美味しそうな食べ物を沢山買い込んで、気の合う仲間達と共にパーティー。
そのパーティーが終わり数時間……友人達もそれぞれの家に帰り、シャイネンナハトの余韻を思い出しながら、眠りへ付いているだろう。
……でも、イルミナは。
「……争いのない日、素晴らしい日。今日も楽しい一日……」
その言葉は誰へ……という訳でも無い、自分に言い聞かせるが如く紡ぐ。
しかし窓越しに映る己の顔は……感情は感じられない。
今日の楽しい想い出は、確かな想い出。
だけど……その感情を、自分は理解出来て居るのだろうか……周りに合わせてプログラムされたものが、出力されただけなのではないか。
そう思えば思う程……自分の感情は、真実なのだろうか、と。
……そう思えば思う程に、胸が締め付けられるような……いつもとは異なる感情が去就する。
「今日は、楽しい日だった。それは、間違い無い。だから……この思いは……否定しない」
不安定な心境を表すかの如く……窓の雪は、その心音を包み込んでいった……。
※SS担当者:緋月燕