PandoraPartyProject

イラスト詳細

幸せ(クリピン)

作者 梅野ユメ
人物 ランドウェラ=ロード=ロウス
ノア・マクレシア
瑪瑙 葉月
イラスト種別 3人ピンナップクリスマス2017(横) (サイズアップ)
登録されているアルバム

6 

イラストSS

 たくさんの料理に囲まれた楽しい楽しい初めてのパーティ。
「美味しそう!」
 葉月が嬉しそうな声を上げるのを、微笑ましげにランドウェラが見つめる。
「ああ、美味しそうだ」
「これってチーズフォンデュだよね、僕これ好き」
 ノアも、普段は隠している顔は今日はしっかりと露わになっている。
 大切なくまのぬいぐるみをしっかりと抱えながら、チーズフォンデュを味わうと、その美味しさに蕩けてしまう。
「3人で過ごせるのは嬉しいね」
「私も二人と過ごせて良かった。プレゼント交換も出来るなんてすごく嬉しい!」
 ツリーの下にはたくさんのプレゼントたち。この日のために一生懸命考えて用意した大切なものだ。
 相手が喜ぶ顔を想像してのプレゼント選びはとても楽しかった。
 特に葉月のはしゃぎっぷりは顕著だったけれど、他の二人も性格上、葉月ほど表面には出ていなかったが、内心では非常に幸せに感じていた。
 特にランドウェラにとっては、前の世界では得られなかった至高の体験だった。
 この世界に来てはじめて、こんなに楽しい事を知ったのだから。
「二人はどんなプレゼントにしたんだい?」
 3人で食事をし、プレゼントを交換するこのイベント。交流ももちろんの事、どんな物を選んだのかは当然興味があった。
「ふふ、それは内緒です!開けてからのお楽しみ!」
 葉月が悪戯っぽくウインクをする。
「じゃあ僕も、秘密かな……」
 葉月の言葉を聞いて、ノアもそう呟いた。
 少しだけそわそわとするのは、ノアもまた楽しみだからなのだろう。
 そんな二人にランドウェルは優しげに微笑んだ。
「ああ、野暮だったか。僕としたことが。うん、そうだな。開けるまで分からないのも楽しみの一つだろう。……しかし、意外だな。ノア、結構お酒はイケる口か?」
 そういうランドウェルの視線はノアが飲んでいるシャンパンを見つめていた。
 先ほどから割と早いペースでシャンパンが次から次へと飲まれていたからだ。
「僕、お酒は好き……」
 つまり強い、と言う事だろう。
 その様子を少しだけ葉月が羨ましそうに見つめた。
「私も早く飲んでみたいな」
 3人の中で未成年は葉月だけである。と言っても、他の二人も年齢は公表はしていなかったが。
「あと、5年くらいだな」
 葉月の頭をランドウェルの手がそっと撫でる。
「5年したらまた一緒の飲もう?」
 首を傾げながら言うノアの言葉に、葉月が嬉しそうに、うん、と頷く。
 また、3人で来年もこうやって過ごせたら良い、そう強く思った3人だった。

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