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イラスト詳細

【138】エルス・ティーネはラサのためなら何でも…ごめん、無理言い過ぎた

作者 青菜
人物 新田 寛治
エルス・ティーネ
イラスト種別 2人ピンナップクリスマス2021(→おまけイラスト)(サイズアップ)
登録されているアルバム
納品日 2021年12月24日

10  

イラストSS

「…………」

 エルスは時が止まったように、動かない。

 今日は輝かしい夜のシャイネンナハト。
 ちょっとした真似事をしたくなって、脱ぎかけた下着1枚で相手に跨るようなポーズを取ってみたのだが……そこから先、エルスが動かなくなっているというのが現状である。

 こんな大切な日に自分は何をやっているんだろうという羞恥心、いやいやこれはちょっとした真似事だから関係ないという遊び心、いやまずなんでこれ着なきゃならんのだろう? という核心の3つがぐるぐると渦巻いていた。
 やがて彼女の顔はみるみるうちに赤く染まり、最終的には顔を真っ赤に目がぐるぐると回る。どうやら羞恥心が勝ってしまったようで、どんどん身体が熱くなってしまっていた。

「だ、誰にも見られ、てない……わ、よね?」

 ふと、辺りを見渡すエルス。
 こんな状況を誰かに見られていたら、それこそ見た相手を口止めしなければならない気がしていたのだ。

 だが彼女が何度辺りを見渡しても誰もいない。
 ぽつんと眼鏡はあったが、アレは最初からあるものだからとエルスは気にせずにいた。

「……えーと、どうしよう。続き……やっちゃおうかしら」

 ここまでやったのなら最後までやるしかない。
 そう呟いたエルスは手にしたショーツを手にかけて……。


 ※SS担当者:御影イズミ

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