イラストSS

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　練達、希望ヶ浜。
　イルミネーションに彩られる町はシャイネンナハト……クリスマスとあって、様々な店が人々のクリスマスを盛り上げる。
　とある洋菓子店もその一つ。中では、多数の客がスイーツビュッフェを楽しむ。
「ちょこちゃん、どれ食べる？」
「これとこれと……これもいいよね、ミルキィちゃん☆」
　学園高等部の制服を着た女性２人……ミルキィ・クレム・シフォン（p3p006098）と藤谷　千代子もまたトレイを手にし、楽しげに語らいながら長テーブル上に盛り付けられた色とりどりのスイーツの数々を見回す。
　ケーキにパフェ、プリン、タルト、マカロン、ティラミス……。
　沢山のスイーツに目移りする彼女達だが、自分達の思うまま、食べたいものを装っていく。
　とはいえ、食べたいスイーツは沢山あるのに、全てを食べることは難しい。
「じゃあ、半分こしようか」
「うん」
　着席した２人は自分の皿のスイーツを食べ、それから互いの皿のスイーツも食べ合いっこする。
「そっちも美味しい！」
「ああ、もう幸せ☆」
　甘いものは食べる者を笑顔にする。彼女達にとって至福の一時だ。
　先程装った皿を全て平らげた２人はすぐにおかわりをと、笑顔で新たなスイーツを物色しに向かうのだった。


　※SS担当者：なちゅい