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イラスト詳細

おみかんのうた。仁なる世は明日から。

作者 由夜准
人物 黄野
イラスト種別 おまけイラスト(→元発注イラスト
納品日 2020年12月24日

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イラストSS

 外に雪が降り積もる、シャイネン・ナハトの夜。
 黄野は暖かい和風の室内で、貴方と共にコタツでぬくぬく……。
「さて、と……こたつと言えばやはりこれであるな?」
 と、籠の中にあったみかんを手にする。
「みかん、みかん、みかん。今日のみかん、あしたのみかん……♪」
 と、鼻歌交じりにおみかんのうたを歌いながら、その手に収まる大きさの、みかんの皮を剥く。
 更に、白い筋も器用に取り除いて……一房、二房と分ける。。
「ふふ。おみかんを綺麗にむくのは昔っから得意なのじゃ……ほれ、おぬしにも一口しんぜよう。名誉であるぞ?」
 と、その手の一房をすっと、貴方に差し出す。
「ほれ、あーん、じゃ。あーん」
 口を開けるように言い、貴方も口を開く。
 そして、その口の中に一房を放る。
「どうじゃ、上手いじゃろう?」
 穏やかに問いかける黄野、それに貴方が頷くと。
「そうじゃろ、そうじゃろ。やはり冬、こたつに潜りながらみかんを頬張るのは至福の時であるからな」
 黄野は満足そうに、もう一房のみかんを頬張る。
「もう一つ、いるかの?」
 微笑みながら、尋ねる黄野。
 その手には、既に剥かれたみかんの一房。
「ほれ、もう一度あーん、じゃ♪」
 嬉しそうな彼の言葉を心地よく、穏やかな冬の一時を、みかんと共に味わうのであった。


 *SS担当者:緋月燕GM

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