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錫蘭 ルフナの飴七によるシングルピンナップクリスマス2020(縦)
錫蘭 ルフナの飴七によるシングルピンナップクリスマス2020(縦)
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深々と雪が降る。『森の良き友』錫蘭 ルフナ(p3p004350)は、故郷の国である深緑の迷宮森林で開催されている、シャイネンナハトマーケットに来ていた。鬱蒼とした森も、お祭りムードに灯りが吊るされ、闇夜にイルミネーションが光り輝く。それはまるで、再現性日本の都市部の夜景のようだとルフナは感じた。
そんな夜景を眺めながら、ルフナは飲み物屋の看板が出ている屋台に並んで、グリューワインを購入した。
ルフナの見た目は魅惑の生足を出している、暖かそうなもこもこ冬服コートを着た、褐色肌の少年だが、ハーモニアの57歳なので、余裕で飲酒OKなのだ。
ルフナは鼻をすすった。彼は上着の首周りを覆う白いもこもこを掴んで引き上げる。口元まですっぽり顔を埋めたルフナは、寒さに身震いをして、褐色肌の生足を擦り合わせた。そして歩き出す。
彼は小さな雪だるまに目を留めた。トルコ石のボタンで作られた顔で笑いかけるソレに、ルフナは小さく笑みを返した。
そしてルフナは温かいグリューワインが入ったマグカップを手に、ソレの傍に陣取った。
夜景を眺めながら、ルフナはグリューワインを呑む。ああ、あったかい。
こんな夜も悪くないだろう。
*SS担当者:神寺 柚子陽NM