イラスト詳細
ヨハナ・ゲールマン・ハラタの彁によるおまけイラスト
イラストSS
END 8:BADEND「独り身シャイネン」
デッデレッデッデデッデデー
愉快なBGMのなか、板間に立っていたエクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)の上でくす玉がぱっかーんした。
お正月の書き初めみたいな書体で『はっぴーしゃいねん』と書かれた垂れ幕がくるくるとさがり、申し訳程度のカラフル紙吹雪が散っていく。
「これ、は……」
いつからこの場所に立っていたのか、どうして立っているのかわからないエクスマリアはゆっくりと周囲をみまわした。
壁に掛かったシャイネンてきアイテム。掛け軸には『レオン・総攻め・バルトロメイ』『納品の六時間』という謎の文字。
「マリアは、なぜ、こんな場所に」
ふと自分の格好を見ると『えくすまりあ』って胸に書かれた体操服(ブルマはマスト)。
サンタ帽子こそ被っているがしゃいねん要素はそこだけだった。
「説明しましょう!」
むしゃあってフライドチキンを喰らったヨハナ・ゲールマン・ハラタ(p3p000638)が竹刀かたてに現れた。またもやしゃいねん感皆無の柔道着である。
「押忍っ! ここは独身で過ごすシャイネンナハトに苦しむ皆を助ける憩いの場、ドウシテ道場ですっ! しゃいねんなのにピンナップもとれず恋人とも過ごせなかったあなたに寄り添いましょう! では早速――」
「まった」
ピッと両手をかざしついでに頭髪で両手を象ってかざすエクスマリア。
「マリアは、どちらでもない」
「…………」
「おそらく、ヨハナ。お前も、だ」
「…………」
ゆーっくり振り返る。
高いところに飾った先代(誰だこいつ)の笑顔写真。
「はい! 終了! 解散ーーーーーーーーーーーーーー!!」
「押忍」
※担当GM『黒筆墨汁』