イラストSS

　さあて、きょうはシャイネンナハト。プレゼントを配りに行こうと、恋歌 鼎とオーガスト・ステラ・シャーリーはプレゼントの山の上に二人で腰掛ける。
　さあ、君はどのプレゼントにするんだい？
　そんな目でステラの膝の上に座る鼎が誘う。
　なによりも素敵なプレゼントがここにありますから。
　そう答えたステラは鼎の胸元のリボンの端をひっぱりばするりとリボンが解けた。
　やあやあ、君はサンタのハズだが、おねだりかい？
　鼎の胸元が露わになる。細い鎖骨が可愛らしくて指先を滑らせた。
　ふふーふ、私はこのプレゼントがいいですねえ。
　鼎はいとおしげにステラの頬を撫でる。
　ひゃう、と艶のある声がステラから漏れた。鼎の息遣いも徐々に荒くなっていく。
　わるいサンタだと、鼎がいった。
　そうかしら？　とステラはうそぶく。
　ステラの唇が鼎の鎖骨にふれ、鼎の体がびくんと跳ねる。
　どうやら私もわるいサンタのようだ。頬を染めた鼎がいった。
　わるいサンタ同士のすてきな夜にしてしまいましょう。
　ステラがわるぅい笑みを浮かべた。

　※担当GM『鉄瓶ぬめぬめ』