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イラスト詳細

【016】シャイネン・ナハト/ミニスカサンタのラーシアさんお届け

作者 Izm:
人物 新田 寛治
ラーシア・フェリル
イラスト種別 2人ピンナップクリスマス2018(サイズアップ)
登録されているアルバム
納品日 2018年12月24日

21  

イラストSS

「あ、あのー、新田さん?
 あれ? いない? どうしましょう、ちゃんと着れているか確認してもらいたっかのですけど……」
 その部屋で、なかなかに露出の高いミニスカサンタ服を着たラーシア・フェリルが付添人であるはずの新田 寛治を探してキョロキョロと視線を巡らせていた。
 スリットの入った上着はおへそが出ていて――それどころかスリットから胸まで露出してしまいそうで、落ち着きがない。
 またスカートもかなり短くて、普段あまり肌を晒さないラーシアは、兎に角落ち着きなく露出した肌を押さえるようにしていた。
「はぁ……新田さんどこへ行ってしまったのでしょう……。
 ……それにしてもこの服、色々見えちゃうんじゃ?」
 鏡の前に立って自身の姿を見れば、本当にぎりぎりだ。だが、その扇情的な姿にどこか興奮も覚えていって――
「写真を撮るようなこと言ってましたけど……こういう感じでしょうか?
 えへへ……ちょっと大胆すぎでしょうか?」
 机に腰掛け、鏡に向かってポーズを決めるラーシア。誰もいないからこそできる大胆なポーズだ。
 だが、そこには奴がいる。
「見事です。ラーシア様。そのポーズ頂きました」
「ひぇ!? 新田さん!? 居るんですか!?」
 キョロキョロ見回すが、誰も居ない――いや、気配があるが見えない。恥ずかしさにラーシアの顔が真っ赤に染まる。
 背景と同化する能力を持つ寛治の姿をラーシアは捉える事が出来ないのだ。
「新田さーん、隠れてないで出てきてくださーい。新田さーん!」
 顔を紅潮させたラーシアは、いつまでもそうして寛治の名を呼び続けていた。
(良いグラビアに仕上がりそうですね)
 背景に溶け込む男は一人、ほくそ笑むのだった。

 ※担当GM『澤見夜行』

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