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傲慢と怠惰の楽しいぱーちー
傲慢と怠惰の楽しいぱーちー
イラストSS
(こんにゃろう……レストランに行こうと言われて付いてきたが、何でレストランでりんごアメなんだよ!)
灰塚 冥利(p3p002213)はコイツ舐めてるのか? と言わんばかりの表情で、隣にいる悪徳商人『千年散華 宵月』から貰ったりんごアメを眺めている。
「どうしタ? 現代中国風のシャイネンナハトだけど?」
いや、だからと言って何で中華っぽいレストランでーーまぁいいや、食べよう!
冥利は怠惰を司る悪魔、考えるのも放棄してムダに豪華な料理を口に運ぶ。
「イヤー、人のお金で食べる料理は美味しいネ」
宵月はぱくりと、りんごアメを一口で食べると嬉々としながら言った。
「ところでお会計はむぐっ!」
冥利の言葉を遮るように、宵月は表情を変えずに新しいりんごアメをぐりぐりと口に無理矢理突っ込む。
「ワタシ、オマエより偉い立場」
ぐりぐり、固くなったアメが口の中で暴れて痛い、宵月の細い目は怖い。
「払うワケないだろ?」
最後にもうひと押しのりんごアメぐり、宵月は冥利の額に注文書をパッシーンとキョンシーの札の様に貼った。
※担当GM『紅玉』