とある昼下がり、シオンがあぜ道をのんびり歩いていると
「うわぁぁぁあん！！」
　遠くの方から悲鳴が聞こえてきた。その悲鳴はどんどんシオンの方へ近づいてくる
　シオンが異変を感じて後ろを振り返ると、そこには大きな丸い岩に追いかけられている一人の少年、鈴々吉が大粒の涙をボロボロと流しながら大きな悲鳴を上げながら走っていた

　さて、シオンと鈴々吉の運命やいかに

…！！（咄嗟に鈴々吉を抱っこして飛ぼうと

！！！！？？？？（思考が追い付かぬままシオンに抱っこされ）

（大岩が転がっていくまで空で待つ

(岩は物凄いスピードでどこかへ転がっていった)
うっう……死ぬかと……思った

どーしたの…？だいじょーぶ…？（周囲を見回してから地面に降りようと）

だ……大丈夫…………。ありがとう……ございました。
(プルプルと震え、涙が止まらない)

そー…？ならよかった…

うぅ……今日もおれは不幸……不運…………いつも、いつも……（うっう

…（なでなで）

うっうっ、（撫でられ段々泣き止んでくる）