鍋を食え。

さて、今回の仕事は、鍋を食う事だ。
…いや、持ち込んだ食材の擬人化とプロレスしなけりゃならないんだが
今更ながら、この世界は不可思議だな…。

俺は鮭を持ち込むとしよう。煮て良し、焼いて良しの万能魚介だ。
万能なだけに、敵にした場合はかなりの強さだと思われる。
うまい鍋を食う為にも、相当気合い入れなけりゃならないだろうよ。

俺はプロレスはよく分からねえが、それらしくやってみるしかねえな！
電撃デスマッチばりのギガクラッシュドロップキック、
伝家の宝刀、バスタースマイトＶのラリアットで殴り付けていこう。
そしみちプロレスとあらばこちらも攻撃を受けなくてはならねぇ。
正々堂々受け止めてやらぁ。そしてカウント2.9のパンドラ復活だ。
KOしたら右腕を掲げてダーッ！と雄叫びをあげるとしようか。

鍋を作るとしたら、やはり味噌仕立てかねぇ。
鮭を活かすとしたら石狩鍋風味がいいだろう。
まあ、どんな出汁だろうと鮭がうまくないのはありえないがな。
しっかりと煮込まれた鮭に味の染み込んだ野菜、
それらを楽しみながら白飯を食う。日本的で懐かしいな…。
そして仲間内で鍋をつつきあうのも懐かしい。
昔はおやじや組の連中とよく鍋をした酒を酌み交わしたもんだ。
まあ、今となっちゃ思い出なんだがよ。

食べ終わった後は、食器や鍋は洗って、残飯は土を掘り返して森に埋めて、
その他のゴミは持ち帰って、幻想基準で処理しよう。
片付けは大事だからな。

アドリブ歓迎。

パンドラによる強制復活：使用する