小細工はなぁ…

さて、今回の仕事はパーティーに乗り込んでくる海賊退治だ。
まあそれが主催者の小芝居であったとしても、海賊共がろくでもない奴らだったとしても
同じ事だ。

何時ものスーツじゃなく、それなりの正装をしておくか。
ちゃんとネクタイも締めてつけて、客に成りすまそう。
丈夫で動いても大丈夫、いざという時はさっと脱げるような材質と仕掛けがあればいいが。

海賊共は船に乗り込んでくるようだ。ほどほどの所で酒に酔ったふりをして
風に当たるそぶりで警戒しよう。超聴力を生かして奴らの船の音、海に飛び込む音、声を聞き取り、備えなければ。
乗り込んできたところで「か、海賊だ！」と大声を上げよう。さも慌てている客のふりをしてな。
どちらも、演技のスキルを使えば誤魔化されてくれるだろう。
客に被害を与えない事が目的だ。主催者の茶番に付き合わされる客も大変だな…。
客には速やかに避難してもらいたいところだが、マルコムのメンツを立てるという事で
避難指揮をやってもらう流れにしよう。お客様に被害を出さない事こそ頼れる男の資質だ、とかでな。

海賊共には容赦なく攻撃を仕掛けていこう。
船に被害が出るような派手な動きはできねえが、煉気破戒掌を使用して打ち貫いていこう。
当然逃がすつもりも道理もない。…こいつらも茶番の被害者とも言えるがよ。
恨むんなら、自分たちの意地汚さを恨めよ。
カタギの皆さんにご迷惑をお掛けするような真似してるんじゃねえぜ。

アドリブ歓迎。

パンドラによる強制復活：使用する

最終投稿EXプレイング
まあ、マルコムの裏も上がっているからよ。
ひと段落した所で、ミラについてお話がある、と
深刻な表情の演技をして、人気のない部屋に連れ出そう。
皆も乗ってくれると助かるが。
そこで全てのネタ明かしといこうじゃねえか。
携行品の不思議と帳簿に載ってないお金を帳簿代わりにして
マルコムがやった茶番の結果がこれだと明かして、
ミラの事、これからの事に釘を刺しておくか。
…誠実に向き合わなけりゃ悪い事が起きるもんだぜ