若さなんて求めてもな。

さて、今回の仕事は大鴉盗賊団、＜黒杖のヤース＞の討伐だ。
無関係なガキを殺して、それが自分の若さの為にとぬかしやがる。
到底許せる相手じゃねぇ。こいつらは全員殴り倒さなきゃ気が済まねぇ。

とは言え、正面からぶつかるのは得策じゃねえ。
向こうに引っ掛けられた謎の水のせいでみな、体が変化しちまってるからな…。
俺はそこそこ歳だからよ、２０代に戻ったくらいだが、
それでも体に違和感がある。こちらに来てからの方が
まあ、強くなってただろうしよ…。
だから、奴等が逃がしてくれると言うならば有り難く引かせてもらおう。
逃げて、準備をして、改めて潰す算段をしようぜ。

仲間を守りつつ、仲間のスキルに頼りながら罠を探そう。
俺はスキルの超聴力を生かして、敵の足跡や会話を聞き分け、
位置、方向を把握して仲間に伝えよう。
解除されていれば再度罠を組み直して、使えるものは何でも使って罠にかけ
苦しんでいるところに殴りかかかってぶん殴る。
容赦する必要はねぇ、徹底的に叩きのめしてやろう。
もし必要ならば、敢えて姿をさらして、引き付ける事も考えるぞ。

攻撃スキルはスーサイドブラックを使用する。
敵が複数いる場合は、仲間を巻き込まない位置で戦鬼暴風陣を使用する。

若返ったせいかね、何となく気持ちが落ち着かねぇな。
最近じゃ押さえつけられていた怒りや、沸々とした感情が、よ。
ヤクザの前線にいた、トゲトゲした気持ちになるぜ。

アドリブ歓迎。

パンドラによる強制復活：使用する