さくらさくら

さて、今回の仕事は妖怪桜を打ち倒して、傍にいる女を救い出す事だ。
桜の下には死体が眠っていて、その養分を吸って綺麗に咲く、
とはよく言うが、今回は生きた人間が命を吸われている状態だ。
出来る限り助けてやりてえ。噂で心を痛めるなんてのは、面白くねえ事だしよ。

まずは吉野を桜から切り離す事を考えなければ。
このまま戦えば、桜に命を吸われて死んでしまうからよ。
俺は、俺達が宮中の人間と繋がっていて、帝を助けるように動いていると伝えよう。
誰か、と問われれば、中務卿と答える。帝と晴明の仲が良かったのは知っているだろうしよ。
それで帝の事を思い返して、生きる希望になりゃいいんだが。
仲間の説得に耳を貸してくれりゃいいが、どうしても駄目な時は
強引に抱えてでも桜の吸収範囲外に連れ出すつもりだ。
怪我させるつもりはねえが、よ。

桜との戦闘には、全力であたらなけりゃならねぇ。
時間をかければかける程、吸収攻撃を受けてこちらが不利になる。
攻撃はスーサイドブラックで殴り付ける、枝葉や根っこで絡まれるなら
戦鬼暴風陣を使用する。
仲間を巻き込まないように注意しねぇとな。
移動を行う必要がないならば、副次行動の攻撃専念を使用して
桜を殴り付けていこう。
そして、俺の背中の桜を、妖怪桜にも吉野にも見せつけてやろう。
命を懸けて吹雪く桜を、見てもらおうじゃねぇか。

アドリブ歓迎。

命懸け 背負う桜は 傷だらけ 我が世の春を 生き抜く為に

パンドラによる強制復活：使用する