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ギルドスレッド

B.E.O Air Force

【File:5】『散策、空腹、平和な一日』

どこかの国のどこかの都市部。
今日も特別何かがある日でもなく、特に何かすることがある日でもなく。
ただ、いつも通りの暇つぶしに空を飛び、適当な場所に降り立った。

見ず知らずの都市。故に、道もわからず、ただ歩いている。
特別方向音痴という訳でもなく、ただ目的もなくふらふらと歩いていただけだったのだが、不意に。

「………腹が、減ったな。」

戻ろうか、と辺りを見渡すが…来た道がわからない。
溜息を一つ漏らし、仕方ないと自分に言い聞かせ。
食事のとれる店を探し、彷徨い始めた。

―――――――――――――

※1:1RP(下記2名)

ルクト・ナード
浜地・庸介

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(あちこちを歩き回りながら、行きかう人を眺めている)
………こっちは…なさそうだ。…んー…

(きょろ、きょろと辺りを見回しながら彷徨い、悩むような素振りを見せる。それだけなら目立たないだろうが、背中に付いた機械の翼は目に留まりやすいだろう)
(目立つ翼の君を見やり)もし、そこの――
何か、困りごとですか(黙っていられず声をかけた)
……ん……私か?

(声のする方に視線を向け、首を傾げる。細い体にフィルムスーツ、表情は変わらないが、声は少し安堵したようにも聞こえる)

…道に、迷っていて……どこか食事の取れる所を、探しているのだが。
(少しばかり思案し)であれば、あちらにいい店がありましょう
(向こうを差して、道がないのを確認)……案内いたしましょうか
いいのか?…そうしてもらえると、助かる。この辺りにはどうも疎くてな…

(軽くお辞儀をし、顔を見上げて)
(頭を振って)
構わない、俺も今はとくに用事がない故な
といっても、俺も地理に詳しいわけではない
近頃来たばかりでここ周辺程度なら案内できるとは思うが……
貴殿は、どちらから?(道を歩き始め、そちらを振り返りながら)
……私は、ラサ…の、はずれの方から。
…退屈しのぎに、軽く出掛けてきたのだが…
こちらの方にはあまり来ないのでな。迷ってしまった。

(なので案内は助かる。と見上げ、ついていくーー
歩く度ほんの微かにガシャン、ガチャンと機械の音がする。大体は周りの賑やかさでかき消されているが)
(少し見下ろして、真顔で)で、あるか。俺は、練達を中心にあちらこちらを見て回っている(それだけ言って、暫し無言で前を向き、ゆるく歩く、離れないように)
迷いは悟りと在りて、と古い言葉にある(ふと、口を開く)
路に迷うも、選ぶに迷うも、それは苦しさや悩ましさではなく、それそのものが喜ばしいものである、という意味でな
(足を止めて、人の行きかいを見る)
雑踏を眺めるだけでも、面白いものだ
……古い言葉、か。博識なのだな。

(じぃ、と見上げる形で歩くと止まった足に気付き、辺りを見渡して。人、人、人。行く方向や様子は様々だ)

……一理、あるな。確かに、さまざまな様子を見れる。
博識とは、ちと違う 只、そうあるだけだ
(よく分からない言葉を吐く。かの人が眺めているのを見て、頷いて)
天を見上げれば雲と、青空と太陽。稀に鳥も見える
迷うことがあれば、立ち止まり、周りを見るのもいい
何処に行くも、常に歩かねばならんこともあるまいよ
(暫し無言、再び歩き始める)
……そう在る…か。迷ったとしても、それを楽しむと。
…そういう考え方もある、か。
(少し納得するかのような様子で答え、機械義肢の音を響かせながら歩いていく)
俺なりの生き方だ(指を指して、目的地の飯屋を伝える)
どうせなら、苦しむよりは楽しむがよかろう
あてどないのなら、気ままに風の吹くまま行脚するも悪くはない

今は、飯だな(頷いて)
…そうだな。苦しむだけよりは、よっぽどいい。
今後の参考にさせてもらおう、ーー(ふと、言い淀んで)
…聞いていなかったな。名は何と言う?

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