PandoraPartyProject

ギルドスレッド

情報屋『フリートホーフ』

【会合の間】

拠点から少し離れた場所に建っているボロボロの小屋。

そこにあるのは小さな円形の机と、幾つかの廃れた椅子。
気の休まる場所とは言えないが、そこは数多の情報が飛び交う空間。

情報は鮮度が命……常に変わり行くモノ。

昨日の有益な情報は、今日の常識となり
今日の常識は、明日の非常識となる。

では、今宵の情報は――


《ギルド内外問わず、街角のようにリアルタイム会話に使用して下さい。》

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(扉を小さく開けると、隙間から顔を出して)
うーん。誰も居…、…あ。
(きょろきょろと見渡すと、紙を眺めているガスマスクの人物を見つけ。そのまま扉を開いて中へ)
えと、…こんばんは?
(音に気が付き、扉の方へ視線を向ける)
(少女の姿を認め体の向きを扉の方へと動かした)
オヤ。こんなトコロに珍しい。
コンバンハ、銀髪ガール。散歩カナ?
ん…お散歩、みたいなものかなぁ。正確には寄り道だけど…
(苦笑を浮かべて頬を指で掻くと、拠点のある方向へと視線を向け)
あっちにある情報屋に、少し前所属させてもらったんだけど…全然顔出してなかったから。挨拶に伺って、今は帰りの寄り道。
…あ、貴女もあそこの人…だったりするのかな?
(視線をガスマスクの人物へ戻すと、小首を傾げて質問を投げる)
(少女の言葉を反芻し、ガスマスクの下で納得したようにひとつ瞬いて)
確かに、コンナとこまで用事もナシに散歩はしないネ。
アタシもあそこのヒト、だよ。キミも情報屋のイチインだったのか。
……シらなかったな。
ナニか、欲しい情報デモあるのカナ?
(興味本位といった軽い声音で、手に持っていた紙を弄りながら尋ねた)
あはは…本当に全く顔出せてなかったからね、色々とバタバタしちゃって。
(言いながら、腰の辺りで後ろ手を組んで歩み寄り。
投げられた疑問に目を瞬かせると、顎に手をつけ)
…無くは無い…って感じかな。大した事じゃないんだけどね。

あなたは…、…あ、っと。そういえば自己紹介がまだだったっ
私、メルナ。あなたは?
(にっこりと笑顔を浮かべて尋ねる)
アタシも似たようなモンだし、気にしなくたってヘイキよ。
(近付いてきた少女に、紙を机に置いて向き直った)
フゥン?ま、なんも無けレバ所属なんてシナイか。

メルナね。アタシはジェック。
テキトーに呼んでクレテいいよ。よろしくネ。
(笑みに応じるように小さく首を傾げて)
で、ナニか聞こうとしたカナ?
情報屋、だしね?…あぁ、けど。居る人に興味があった…っていうのも少し、かなぁ。
(顎に手を添えながら語り始め)
ローレット以外のギルドみたいな場所ってあんまり出入りしないから…情報屋なんて尚の事だし。

ん、じゃあジェックちゃんでっ!よろしくねっ
…あぁ、えっと。情報、あなたは…ジェックちゃんはどうなのかなって。何か目当てがあったりとか?
(向かい、座っていい?と、身振りと目線で尋ねる)
まあ、マトモな人が所属してソウな雰囲気はしないヨネ。
(分かるよ、と言うかのように頷いて)
アタシも住処とイライ先とココくらいしいか行き来しないし。

ハイハーイ。……アタシもメルナちゃんって呼んだホウがいい?
(分かりやすく頷きながら、冗談と分かるような軽い声音で返す)
アタシは単純ダヨ。コレの外し方をサガしてるのさ。
(とん、と指先でガスマスクをつついた)
あ、あはは……マトモじゃないかまでは分からない、けどっ
(困った様に苦笑を浮かべ。次いで、首を僅かに傾けて言葉を続ける)
私もそんな感じかなぁ…お家とローレットと、依頼の現場と。…あ、後は家の傍の森と湖とかくらい?

ふふ、そこはジェックちゃんにお任せしちゃおうかなっ
(くすっと小さく笑ってみせて)
あ……えーと、マスク?だよね?気になってたけど…外し方を探してるって事は、外れないの?
変なヒトも、実際オオいからね。(ふふ、と笑うような吐息を漏らし)
へえ、森と湖?ここらヘンにあったんだ。知らなかったナ。

エー、じゃあメルナでイイや。
(笑みを含んだ声で言いつつ、微塵の深刻さもない、不思議そうな様子で首を傾げて)
なんかね、ハズれなくなっチャッタ?
へ、へぇー……(多いんだ…という困惑を滲ませて)
街とかから外れて、少し行った所にね。そこで鍛錬したり、

だ、大分軽いね…!?結構大変な問題に聞こえるんだけど…!
外れないって、じゃあ、食事とかは…?
(心配と困惑混じりと声音で尋ね)
マ、会ってみればワカるよ。(片方の肩を竦め)
開けたバショなんだ?昼寝ムキなとこダネ。

ッテ言っても、特にコマらないカラなあ。
食事はずっとリュウドウショクだし……アア、メルナも固形食派のヒト?多いね、ヤッパリ。
(軽い声音ながら、ああ、と困惑の心当りを見付けたように呟いた)

サテ、そろそろ日もノボるし、アタシは行こうカナ。
じゃーね、メルナ。夜更かしはカラダに悪い……ラシイよ。
(手をひらりと振って、紙束を忘れて出て行った)
そ、そっかぁ……楽しみに、…楽しみに?して、ようかな…!
(あはは、と乾いた笑いを浮かべ)

流動食派固形食派って分類を初めて聞いたよっ!?
困らないなら何より、だけど…大変そうだけどなぁ…
(不思議そうに小首を傾げて呟く)

あっ、もうそんな時間なんだね…!
ふふ、はーい。気をつけなきゃだね!それじゃまたね、ジェックちゃん!
(去っていく背中を見送り、手を振り返して)
…身体に悪い、か…。……私も帰らなきゃ。
(一人になってから、ふっと小さく息を吐き出して。
そのまま静かに立ち去る)
……あら。こんな場所、あったかしら?
(手をつきながらやって来て、小屋に気がつく)
うぅん……あった、かも?いえ、無かったかしら?
(なんて首を傾げながら手探りで扉を探し、ノックする。けれど誰の返事もなく、そぅっと扉を開いた)
誰もいない、かしら?
……あら、これは椅子ね。こっちは……机……、
(中にあるものを手で感じ取って、不意に小さく笑みを浮かべ)

……もしかして、来るかしら。少し時間もあるし、待ってみてもいいかも。
(椅子の1つに腰掛けると、持っていた竪琴を気ままに爪弾き始めた)
(ゆっくり、ゆっくりと爪弾き終え)
……ふぅ。今日は帰ろうかしらね。
場所があることは知れたのだもの、また今度来てみましょう。
(竪琴を片手に立ち上がり、壁に手をついて去っていった)
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(小さな円形の机、その少し奥――部屋の一番奥の椅子に腰かけ、足を組んで数枚の資料に目を通している。珍しく目隠しを外したままの姿で、しかしそれを気にする様子は無く、意識は全て目の前の紙の文字に向けられている)

…………。

(資料に一通り目を通し、表情を変えないまま小さな溜息を一つ。そのまま目を閉じ、ただ無言で待つ)
…………。来たよ、リュグナー。
(擦り切れたセーラー服に身を包んだ少女が円卓へと近付く。片手には仮面のような鉄の塊をぶら下げて、歩みを進める)
(声が聞こえ、薄っすらとだけ目を開ける。しかし視線は未だ手元の資料に向けたまま)
……ああ、ジェックか。
(何も持ってない方の手で、乱雑に配置された椅子の一つに軽く手を向ける)
なにやらご用があるという話を聞きましたが……あれ、二人ともどうしたんですか?(話の内容を知らない様子で、普段通り甘い香りを漂わせながら入ってくる)
やあ、ベーク。久々だね………最近、キミが美味しそうって言われる理由を知った気がするよ。
(リュグナーの示したそれに雑に腰掛けつつ、香る甘さに視線を流した)
うん……?あぁ、そういえば外れたらしいとはきいていましたが、会う機会も無かったですからねぇ。
……食べないでくださいよ?
食べないよ。………食べれるの?
(不思議そうに首を傾げる。食べ物かそうじゃないかな区別は、まだ難しい)
ベーク、わざわざすまないな。
……適当な場所に腰掛けるが良い。
(椅子に向けた手を戻し、足を逆に組みなおす)
……キミ、そんな目をしてたんだね。
(ぽつり。包帯のない目を見て、一言溢した)
いやぁ、わかりませんが世の中僕のことをかじろうと躍起になっている人間種や海種、幻想種に旅人にいろいろいますからねぇ……ぇあ、長くなりそうなやつですか?構いませんが……(適当な位置に座る)
(ジェックの言葉に一瞬だけ視線を向け)
ん、貴様の前でも外したことは――ああ、あの時はそれどころでは無かったな。
(いつかの依頼の事を思い出し、その後すぐに視線を戻す)

――いや、あまり時間をかけるつもりはないが……そうだな、始めるとしよう。
(持っていた資料を、己の前にあるテーブルの上に軽く放り、顔を上げる)
………ああ。あの時も、そうか。外してたのか。
(思い返すように僅かに視線をずらして、けれど合図に顔を向ける)
(一拍置き、表情を変えないまま言葉を紡ぐ)

既に知っている者もいるかもしれないが、豊穣で行方の分からなくなっていたイレギュラーズが帰還し、ローレットにある情報が届いた。
……結論から言おう。

焔宮 鳴が、反転した。
………………聞いてるよ。
事情は、知らないけど。
ふむ……え?鳴さんが……ですか?捕らえられたというのは聞いていましたが……
(ベークの言葉に、小さく頷く)
……ああ、確かな場所からの情報故、間違いはないだろう。

(ゆっくり目を閉じ、また開く。そしてそのまま、淡々と言葉を続ける)
反転……純種である者が、原罪の呼び声に応え、魔種となること。
……つまり、焔宮 鳴はこの世界の脅威に――我々の”敵”になった、という訳だ。
(一つ大きく息をつく)……そうですか、成程。
僕達が、彼女が大きなことを為す前に……というのであれば、まぁ、僕もやぶさかではありませんが。
……ほう。
(今日初めて、少し表情を崩す。少しだけ驚いたようなその顔)

――どうやら、覚悟は出来ているようだな。
……別に。まだ見てないから、口ではなんとも言えるだけ。
いえ、まぁそうするしかないですからね。
……リュグナーさんも知らないんでしたか?僕、魔種って嫌いなんですよね……本来の己を捨て、世界に仇を為すだなんてあり得ない。僕はそう思ってます――――まぁ、時折何かがありそうな様子でしたし、鳴さんは彼女なりの事情もあるんでしょうが。
……いえ、だからこそ、彼女が何もしないうちに。というのが、僕なりの彼女への餞別になりますかね……(苦い顔で
……そうか。
ならば話は早い。貴様らの覚悟を問うつもりであったが……要らぬ心配であったか。

――だが。
(再び足を組みなおし、姿勢が少し前のめりになる)
――ジェックの言う通り、今は口で何とでも言える。
承知の上だろうが、それでも敢えて言わせてもらおう。

鳴を、本当の意味で救う事は不可能に近い。
なにせ、これまで”魔種から戻れた事例は存在しない”のだからな。
……ならば、我々がやることは限られてくる。
……正確じゃないでしょ、ソレ。
戻った事例ならあるじゃん。生存は、しなかったけど。
(いつもより少しだけ低いトーンで、感情を乗せていないかのような声で言う)
鳴を――魔種となった焔宮 鳴を討つ。

ベークの言うように、我々の仲間である鳴が取り返しのつかないことをするのであれば。
仲間であったからと手を抜けば、油断をすれば――次に取り返しがつかなくなるのは、我々……己自身だ。
……あれは戻ったというよりは……いえ。まぁ、魔種でなくなったのは確かなんですがね。
まぁ、やるというのであれば否はありませんよ。ここの戦力で彼女の魔術を受けきれる面子も限りがありますしね……
何はともあれ、この事実の周知と……貴様らの覚悟を確認しておきたかっただけだ。
貴様の活躍には期待している、ベーク。いざとなれば心強い盾になることは、数々の報告書からも見て取れる。
(その場で立ち上がり、机に投げた資料を手に取る)

尤も、今はそれ以上の情報は何もないが故、こちらから行動を起こせぬのも事実……。
故に、多少なりとも時間はあろう。
……今すぐ、とは言わぬ。だが、いずれ……在りうる未来だ。
……改めて覚悟をしておけ、ジェック。
別に。見る前から覚悟なんて、できないでしょ。
想像で固めた覚悟ほど薄っぺらいもんはないよ。

アタシはアタシのできることを、するだけ。
……フッ、それもそうだな。
(少しだけ口角を上げ、部屋のドアに向かって歩く)
相変わらずの減らず口で安心した。

(そのままゆっくりドアを開け――)
――貴様らは、落ちてくれるなよ……?

(小さく呟き、部屋を後にする)
僕も覚悟ってほどのものは特には……まぁ、思うところがないと言えば嘘にはなりますけれどね。仲間でしたし……仲間だったんですよねぇ……(無意識に背中をさすり
まぁ、直面しても体は動くと思いますから、何とかするしかないんじゃないですかね。
はぁ……僕も魔術書を漁って調整してきます。時が来たらその時はお願いしますね(席を立ち部屋を後にする
…………。
はぁ、アタシも行くわ。
じゃ、またね、ベーク。
(溜息ひとつ、続くように出て行った)

……落ちるも何も、アタシもキミもウォーカーでしょうが。

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