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ギルドスレッド

星詠みの塔

【雑談】共同ホール【低層・居住区】

居住区の入口付近にある共同スペースだ。
大き目のダイニングテーブルに椅子、所謂ホールだな。簡易な台所も付いている。

各私室へは廊下で繋がっているぞ。

好きに使ってくれ。

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眠い。あんなに人がいるとは思わなかったな……。酔いそうだ。(独り言を言いながら私室へ入っていった)
シャドウ・ブルーの空に、スターシャルンレの星達が見えるわね。
ここは色に満ちていて素敵なところね。(住民を起こさないように、小さく呟く)
(私室から出て来て、首をかしげる) うん? 来客だったか? もてなしもできずにすまなかったな。もしも縁があれば、ぜひ来てくれ。(安物の紅茶を淹れつつ)
あら、起こしてしまったかしら? ごめんなさいね。
私は情報屋のプルー・ビビットカラー。
素敵な色に導かれてここまで来てしまったわ。
あなたの名前を教えてくれるかしら?
(紅茶を受け取り、ダイニングチェアにゆっくりと腰かける)
いいや、気にしなくていい。丁度良い時間だった。
(自分の分の紅茶を入れてから、戸棚から砂糖菓子を出してテーブルの上に)

ようこそ、星詠みの塔へ。客人は歓迎する。
(椅子に腰かけて、麗しい客人に笑みを向ける)
ギルバート・グレイグラス、だ。ビビットカラー殿。

わざわざここにやってくるとは、星に興味でも?
よろしくお願いするわね。ギルバートさん。
(紅茶を一口飲み、一息つく)
シャドウ・ブルーの空から降る星たちに導かれて。
「色」を、追いかけていたのよ。そうしたらこんなに素敵な場所についてしまったわ。
星……そうね。星にも興味があるわ。ここは美しいものに満ちているもの。
色、か……。なるほど、真夏の夜天ほど鮮やかで美しいものは無い。
女史は良い星に導かれたようだ。
(ビビットカラーの返答に目を細め、壁掛けの振り子時計に目を移す)
……良い時間だ。実に。
(そう呟いて、紅茶をすする)
紅茶を飲み終えたら、観測階へ行くとしよう。
色鮮やかな銀天を見せて差し上げる。
あら、ここよりももっと素敵な場所に案内してくれるの?
嬉しいわね。
(残り少なくなった紅茶をゆっくりと飲み干し、ソーサーにカップを置いた)
……案内してくださる?
(差し出された指先は、まるで劇場で織りなされるダンスの誘いの様)
(砂糖菓子を一つ噛み砕いて立ち上がる。
 差し出された繊細な指先を、ゆっくり持ち上げるようにして取り)
もちろんだ。少し階段を上がるが、構わないか?
(舞踏会さながら、相手をエスコートしようとする)
(塔の石段はやや急で、なんとか大人二人が並んで歩ける程度の幅しかない)
階段? 大丈夫よ。ゆっくり上ってくださる?
(ギルバートの手に導かれるまま、階段を上って行く。)
上りきるまでの間、あなたの事を教えてくれないかしら?
何処から来て何処へ行くのか。移ろいゆく色彩の様に。
あなたの物語を聞かせて?
俺の? 
(ビビットカラーの手を引きながら、意外そうな顔で振り返る。宵空のような瞳を覗き)
…………ふむ? まあ、興味があるのなら。そうだな……。
(相手が冗談を言っているようではないとわかると顔を前に戻し、ゆっくりと階段を登りながら話し始める。)

俺には、師がいてな。
魔術から日々の糧の得方まで、全てその人に習った。
この塔を建てたのも師だ。
多少名の知れた天文学者だったらしくてな。
昼も夜も星の話ばかりだったが、少しも苦痛ではなかったよ。

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