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ギルドスレッド

昔日の森

【雑談・その他《その2》】『水鑑の泉』

雑談その2。こちらは屋外。散歩するRPとかあればこちらに。

屋敷から少し離れた場所にある綺麗な泉。
周囲には立派な木が生えており、かくれんぼなどをするとなかなかに面白そうだ。
霧の濃い日には近づいてはいけないらしいが、そもそも霧が出ることなど滅多にないので気にしなくてもよい。

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『妖精小鬼』スチール・ピカクスは奇妙な森に迷い込んでしまった。
辺り一面、どう見渡してみても切ない秋のように色褪せている。

「むう」

混沌には様々な特性・ギフトの持ち主がいる。ならば――風景の変化もまた。
或いはギフトに依存することなく見慣れない場所は存在するのかもしれない。
『混沌』そのものの特性は把握しきれていない。実に手強い世界だ。
おやおや、珍しいことに人の気配が…。
こんな辺鄙な場所でいかがなされましたか?
(静かな足音と共に黒い影が近づいてくる)
『妖精の小角』は超感覚をもたらす。影が近づいてくるよりも先に音の方向を向いた。
「む。お前は街角で見た……――笑顔の上手い男」
街角の時と同じく言葉を飲み込んだのも束の間、ハッキリと印象を口にした。
笑顔の上手い…ですか?まあ確かにいつもこの顔ですが…。
…と、そういう貴方は青いヒトじゃないですか。ここに何か御用がおありで?それとも迷ってしまった感じですかね?
やはりな。何。悪いと言うんじゃないぞ。俺様のような仏頂面より使い勝手が良いだろう。
ピカクスだ。如何とも言い難いな。迷ったと言えば迷ったが冒険と言い換える事もできる。
(辺りを見回した)
使い勝手は…どうなのでしょうね。常に微笑み続けるというのもなかなかに疲れる物なので。
おっと、名乗り遅れました。私はワルドです。なるほど冒険ですか、しかし残念ながらこの森にはめぼしい物はありませんよ?…この森自体は割と珍しいモノですが。
…もし迷われたのならテキトーに歩けばのうち出られますよ。具体的にはここから北に抜けるのが一番早いですね。
(ワルドの声を聞きながら耳を澄ませ、目配せをし、鼻を動かす)
水の匂いを辿ってきたからな。これだけでもいいものだ。
やはり珍しいのか。『秋』と言うには淡すぎるが『冬』と言うには鮮やかだ。
ふむ。道を教えられたなら抜けないわけにはいかないな。
ふふっ、そう言って貰えて嬉しいですね。私もここは気に入っていますので。
さて、これで森から抜けられますね。宜しければまた暇な時にでも来てください。
次はなにかお菓子でも用意しておきますよ!
菓子か……。そうだ(手頃な樹に近寄り手をつければ琥珀色の液体が宙に湧き出た。3cmほどの小石のようにそれは固まる)
道を教えてくれた礼だ。疲労回復にいいぞ(両の手に10に満たないほどの塊を、まるでどんぐりでも渡すように掲げた)
おや不思議な力をお持ちで…(塊を受け取りつつ少し考え込んで)
なるほど、それがあなたのギフトなのですね。ありがたく頂きます。
では私はこれを、つまらないモノですがお返しという事で。(ポケットからクッキーをいくつか取り出して渡そうとする)
『生命力の抽出』だ。大事に……いや、珈琲にでも入れるといい。
なに。礼に礼が返ってくるだと。お前はやはり橋渡しに向いているようだな。
(僅かに口角を緩め冗談めかして言うとクッキーを受け取り去っていった)
ふむ、では記念に大事に取っておきましょうかね。
さようなら(いつもと変わらぬ表情で手を振って見送った)

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