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ギルドスレッド

unknown

マーティン浜辺の恐怖

絶望の青――混沌世界の果てには何が在るのか。永劫の如く続く、無間の青世界なのか。絶命の如く墜ちる、無限の底無しなのか。兎角。我等人類は未知に歓喜し、恐怖の絶頂を舐り尽くす。まあ。我等『物語』には娯楽的な結果だけが――話が飛んだ。此度の箱庭は海だ。興味本位で怪物を捕らえ、彼方側に惹き込まれないよう。

海水浴を楽しもう。
誰でも歓迎致します。

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(ふわり、と黒いシフォンのリボンが揺れた。
鍔広の白い帽子、同じく白を基調とした黒シフォンのリボン付きワンピース、それから日よけのボレロと日傘。
殆ど肌の露出が無い癖に動いたり風を浴びたりすれば体の線が少しずつ現れる……そんな気合の入った服装でやってきた少女が一人)
お招きいただき、ありがとうございます。
私、このような場所での「あそび」など、初めてでございますので……。
嬉しいです、オラボナ様
(くすり、と微笑み浮かべて一礼して見せた)
夏だ!海だ!砂浜だ!……とは言ったはいいものの、私の心が何故か削れていく……何故だ……
(服装が変わっておらずフードを被ってバッと両手を広げてからため息をつく)
絶望の青…ね………(数週間前に上手いことハメて流した相手を思い出してか少し重めの雰囲気で)

まぁ……うん…水に入るというのは嫌いじゃないんだよ?ただ……ねぇ…?(袖から伸びる触手で海面をつんつんとつつきつつ)
そういえば、前回海に行ったときは遭難訓練とやらだったか。ふ、ふふふふふふ……良き混沌であった!(腕を組み、海を前にして笑う。裸足、かつ膝までスボンを捲っている。割とやる気である。)

……っとぉ?そこの者はお初だな。……招かれた。ふむ、我が友とは既知の仲か。
はじめまして。そしてよろしく。異端審問官のジョセフだ!
新しい出会いは良いものだ。
海。海。これが海か。話には聞いていたけれど…………大きいな。予想より。
ちなみに────この中で海水浴の経験のある人は?
いるんであれば、その………教えてあげるべきじゃあないかい。そこのご令嬢に、海での遊び方ってものをさ。
………決して僕が指導を望んでいるわけじゃないから。うん。全く。
「此れが海だ。前回の恐怖想像とは全く違い、此度は遊戯気分で訪れるべき。兎角。熱には中るな。其処だけが心配故に! 何。溺死だと。神が赦される所業とは思い難いな! 神は神でも混沌世界の存在だ。冒涜する前に利を齎した――ああ。手紙を出した甲斐が在った。実に素晴らしい人間どもよ。街角よりも広い空間故に眩暈も無い。目玉は無いがな。皆の人間『もの』よ。泳ぐor砂の城などを造る用意は終えたか。両者とも準備運動を怠るな。何。触手の生えた怠け者を発見した……海底にでも埋めて嗤え!」
「因みに海水は塩だ。目玉や粘膜諸々に注意せよ。保護する物は必要不可欠。特に其処の眼球――失って在ったな! Nyahahahahahahahaha!!! 親愛なる友よ。我等『物語』は昼食の用意も成す。新鮮な魚介でも捕るべきだ。法律だと。規則だと――知るか! 此処は物語で在る。さあ。総ては整えた。戯れの時間だ。各々の頁を捲るが好い。痛まない程度に」
 砂浜の一角には木製の小屋。
 伸びた屋根の下には椅子複数と机が一個。
 松明を掲げて三日月は叫ぶ――太陽は酷く暑苦しいが。
あ、そうそう
みんなにスルースキルを持たせてしまう僕、喘息持ちで萌えに弱く、可愛さ満点ウザさ10000倍!
いつも元気でニコニコ貴方の近くに這い寄る混沌闇魔麗ちゃんです!!
お初の人はよろしくねー!!
(裸足になってはパチャパチャと遊んでいたが、遊ぶのをやめてキラッ☆と満面のウザい笑みを浮かべ)
いやあ、いつにも増して楽しそうだな我が友!
……何、魚介だと?つまり、海に入って……いや、釣りという手段もあるか。……困ったな。参ったぞ。そのような事はやった事が無いぞ私。人間以外の生き物を捕まえた事はない。ましてや水生生物などと!
いや、いやいやいや!案ずるより産むが易しという言葉がある。まずはやってみよう。貝だとか、甲殻だとか、その辺の寡黙な生物なら比較的捕獲は容易だろう。
…………ところで、調理が可能な者は?
ええ、ええ、ご紹介に預かり光栄です。私、礼拝と申しますの。どうぞ可愛がってくださいましね。

まぁ、漁をなさるの?素敵ですわね。
槍で魚を突いたり、岩を叩いて魚を気絶させて捕るのだと聞いたことがあります。荒ましいですが、原初というのは時に魅力的なものですわ。
……ちょう……り……。
行ったことはありませんが、データベースを参考にすればあるいは……。
或いは、岩の下、砂の底に身を隠した哀れな獲物を掘り起こし、暴き出し……。ああ、なんだ。こう、言葉にしてみると親しみ深いな!
…………さて、ふむ。
(漁具を持ち合わせていなかったので、トランク──ギフトで手頃な責具を取り出した。金属製の熊手のような責具、猫の爪である。さて、皮膚裂ぎ、皮膚剥ぎ用の器具が漁に向くのか否か。)

(器具を手に、打ち寄せ渦巻き泡立つ海水に足を踏み入れる。しかしふと、耳に入った拝礼の言葉に足を止め、振り返り仮面を傾げた。)
……何。データベース。
つまり、君は……ふむ。良く出来た機械人形か、人造生物の部類かな?
(きゃっきゃっと子供のようにはしゃいでいる子が1名。むしろ雰囲気がいつもとは違っていて)

叶奈、海初めてー!
(彼女の口からそう言った。人格が変わっているのだろう。霊魂疎通スキルがあれば保護者のように麗が隣にいるであろうが。)
礼拝君かい?僕はハスト、よろしくたのむよ(礼拝のほうを向きへらへらとした口調で)

混沌には居ないはずだけれどついこの前流したし居ないとは限らないんだよなぁ……アレの眷属が出たらねじ切るからそれだけは了承してくれよ……?(なにかに怯えているのか仮想の敵をイメージして虚空を触手で切り裂いている)
「全く。此処は街角以上に騒がしい。皆を招いた我等『物語』の言葉とは思い難いが、波を眺めるだけで脳味噌が困惑する。某所での休息は酷い苛みに塗れて在り――忘れるべきか。何で在れ。各々楽しみを見出せたならば結構。約一名別物らしいが問題皆無。好きなものを好きなだけ啜るが最善よ。因みに我等『物語』は疲弊気味故椅子を一個貰おうか。海には良い思い出と悪い思い出が在ってな! 何方も厄介が孕んだ愉悦よ。偶には緩やかに生きるのだ」
「皆が遊戯に夢中の間。我等『物語』は果物でも用意すべきか。其処で必要なのは道具で在り、普通に食むなど在り得ない。旅人以外ならば理解困難――旅人でも世界的に問題か。ならば西瓜割りの説明も必要不可欠。されど面倒事は他者に投擲せねば。知って在る輩は『説き』給え。棒と冷えたものと目隠しを用意する。目玉は無いが! 何。聞き飽きただと。諦めて耳を傾けるが好い。我等『個人』的には笑える台詞だと……ああ。無理が有るな」
(波間から仮面が立ち上がる。勿論全身くまなく海水濡れている。音沙汰の無い間、転倒し波に揉まれていたらしい。
仮面の下で海水が泡立つこもった音が響き、少し遅れて開放された口元から一気に流れ落ちる。そして、絞り出すような声が漏れ出た。)
もしかしたら……、私……漁……だめかもしれん……。
まあいい!次は上手くやるさ!
だがいまではない。

さて、気を取り直そう。
何?何だと?西瓜割り?その……なんだっけな。聞いたことがあるぞ。果実を叩き割るのだよな。鈍器を握った戦士が敵の頭をかち割るように。
バイオロイド、人が作った肉の人形でございます。
(海から顔を出したジョセフ・ハイマンへ軽く会釈すればそっと、タオルを持ってきて)
人には向き不向きというものがございますわ。
ジョセフ様はその、仮面を召してらっしゃるので、頭が浮きにくい所ですとか。

まぁ、「スイカ割り」。
「なつかしい」ですわ。
……いえ、一度もやった事も見たこともないのですけれど、「なつかしい」と思うほどに「あちら」での夏の遊戯の定番でございました。
「貴様の場合は仮面の有無が問題だ。潜る必要は在らず。要るのは釣り具で充分よ。望むならば我等『物語』の腸で大物を狙うべき。ああ。西瓜に視点を変えねば――成程。随分と物騒な思考回路だ。貴様の脳髄を晒しても好いぞ。何。懐かしい遊戯……確かに『そういう』嗜好も素敵だ。鬼さん此方! 手の鳴る方へ!」
 小屋の奥へと消えて――云々は省こう。芸術家は大きな西瓜を桶に入れて。
 綺麗な大布。小布。木の棒。
「此処はぼうっと呟いた、其処のアホ毛を一番目に。ああ。:礼拝……説明を頼む」
潜るつもりは無かったのだよ。砂に足を取られて…………や、ありがとう!(礼拝からタオルを受け取り)
バイオロイド。肉の人形。ほほー……成る程、よく出来ているものだ。
……何。君の腸で?食材適性も無いのに。食い付いてくれるだろうか。……いや、いやいやいや、待て。婦女子の前で血腥い!

西瓜割り!
如何なるものか。どうやら私の認識はズレがあるようだが。
西瓜割りかい?人間が楽しんでいた遊戯のひとつ…だよね?
僕もぜひともやってみたいものだけれど残念ながらその布じゃあ視界がふせげないなぁ…(どこか残念そうにやれやれ、といった雰囲気で)
礼拝…って……僕に説明しろってか…
まずは広げた大きな布の上にスイカをド真ん中に置きます。
プレイヤー、1人だけ10mだかなんだか、とりあえずスイカから離れた位置に立ちます。
そして、小さい布で目を覆います。目隠し久しぶりー。
そのほかの人達は離れた位置で観戦かその目隠しをした人に右左前後ろ等の指示を出します。
そして、プレイヤーは棒を真ん中にして回ります10回な。
んで、観戦者の中に指示を出してくれる人がいるだろうからどの人の声にするかは貴方次第。
そしてその声に辿って進んでは…上手くいけばスイカは割れる。
下手したら空振り三振バッターアウト。
OK?
(アホ毛がゆらゆらと尻尾のように動きながら、オラボナが持ってきた大きな布をできるだけ平らな砂の上に広げてスイカ割りの準備をしようとし、なんだか最後の言葉は違うのが入っている気がするが気にしない方向で。)
「ふむ。失礼。我等『人間』の台詞が混乱を生んだ。礼拝は其処の人形だ。取り敢えず。説明に感謝を。我等『物語』自身の記憶も曖昧故……血腥いだと。可笑しい。我等『脳味噌』を撲れとは一言も吐かず、現状を表して嗤ったのだが。さて。虚構『サーカス』よりは喜劇的。誰が先に犠牲――戯れる!」
まぁ、闇魔様もまた、礼拝という名をお持ちなのですか?
では、私の事は「沁入」と区別してくださいませ。家名よりも広義ですが、これもまた私を示す名にございます。

もうっ、私はオラボナ様の腸もジョセフ様の脳髄も見たくはございません。
血よりも今は西瓜の赤い果汁の方が好ましいのです。
(ちらりと、周り見て、それからしっかりセットされた西瓜を見て)
……よろしければ、私に先陣を切らせていただいても?
(ちょっとうずうずした感じの声音が出た)
ごめんね、最近の暑さでやられててちゃんと読み取ってなかったわ。
そんなことより、どうぞー
(それもそうだ。彼女は日陰に行くわけでもなくカラスのように真っ黒い姿なので熱くなるのも仕方なかろう。棒を礼拝に差し出し)
「貴様の世界を存分に晒すが好い。此処で晒すには抵抗が在るな。ならば違う方法でも可能。取り敢えず。脳漿の如く赤色を――グロテスクは不要だった。まあ。我等『物語』の脳味噌は色彩的に『赤』なのは不明だが! 良好。布は何色で行う。我等『物語』の用意したものは異次元の……冗談だ。普遍的な白で在る。方向指示は全員で良いな」
 虚空からの召喚。出現したのは白布と氷嚢。
 目隠しは人形へ。冷は中った娘へ。
うみ……氷嚢だぁー…♪
(頭の上に乗っけてほわぁ…としてアホ毛ゆらゆら)
うむ、手本を見せてくれ給え!
さて、その視覚的に優れた脚は機能美も備えているのか。脚は重要だぞ。上体だけでは強力な一撃を繰り出さない。大事なのは下半身。踏み込みだ。そう、例えば鞭打ちの……………………危ない。話が脱線する所だった!
ふふっ、ありがとうございます。オラボナ様。
(大人しく目隠しをされて、説明された通り10回ほど回って見せ)
これは、思ったよりもふらふらしてしまいますのね。
ええ、ええ、踏み込みが大事なのでございますね?
上半身と下半身の動きを合わせて……きっと、私、やり遂げて御覧に入れますわ。
(勇ましく棒を両手で構えて一歩踏み出した。
 スイカがある方向とは随分右にズレた方向に)
「熱に中った娘は早々に休息を取るが好い。我等『物語』は不必要な朦朧を赦さぬ。始まったか。方向の指示は皆に任せよう。頁を繰るのは読者故に。割れた場合の予備を用意せねば。冷えた西瓜は無い。温い果実で我慢せよ――厭だと。我儘な輩だ。我等『物語』の中身を覗き込め……嘔吐だけは止め給え。我等『人間』的には抗い難い気分へと!」
いやぁ……暑さに負けるもんだねぇ…乾燥の冬より夏は好きだけど、夏も夏で死にそうになるもんだねー
(日陰に移動しようとし)
む、これは。
成る程。これが指示を出すタイミングなのだな。そうなのだな。よし、よし。
(あらぬ方向へ向かわんとする礼拝を眺め、独り言ち頷く。)

礼拝殿ー、軌道修正だ。
そっちではない。左、左だ。……いや待て。君から見た方向の方が良いか。
うむ、右だ。もうちょい、そう、向きを右へ!

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