所謂オフ会というやつだ。
ナイアル語り明かすとしよう。
最も太陽は見当たらないが。

たとえばカフェテリア、あのコーヒーカップはヤケに回転している。Nyahahahaha!!!

※※※
ROO内部で語る程度では物足りない。やはり直だ。人間は直に貪らなければ面白くない。

え、えーっと、確かここらへんでした、っけ？（不慣れな電子端末を片手に教えて貰った場所を探し）

Nya――HAHAHA！！！
貴様！　貴様だな！　未だ眩暈が残る中で欲（よく）現れた。
此処が喫茶かギルドかなど如何でも良い。
重要なのは貴様が目隠しして歩み始めた事だ。
じゃれあいが得意な私に感謝し給えよ！
さあ、飲み物は如何する。珈琲か、珈琲か、珈琲だ！
砂糖を口腔にぶち込むが好い。

マドラーを持て！！！

お、おう、相変わらずのテンションっすねー。何言っているかやっぱり半分くらいしか分からないっすけど、まぁいいっすか。
っと、一応確認っすけど私はROOで話していたアンジェラことリサっす！そちらはえーと、ユグゴトさんでよろしいっすかねー？
あそこでお話ししてくれたりしてありがとうっすねー！正直あんまり慣れていもしなかったんで、色々と不思議な感じな場所でしたけど楽しかったっすよー！
しかしまぁ、マドラーを……？まぁ一旦注文したのが届いてからで混ぜるっすかねー

「脳の無い反射じみた垂れ流しは何れ飽きを孕むものだが、成程、遊技(エンターテインメント)として見出せば悦ばしいものだ。マドラーでもスプーンでも頭蓋の内側を掻き乱すならば何方でも良い。酔いが醒めぬ内に幕開けるべきだ――もし。望むならば彼方での回転を持ち込んでも構わぬ。たとえば再現性、置かれた事務椅子は螺子外れている――Nyaha」

ですです。あそこじゃ急に回転したり飲み物が出てきたりでビックリしたっすけど、それも含めて面白かったっすからねー。こっちじゃ顔は見た事あっても暗いな感じでしたんで、此処でも仲良くしてくれると嬉しいっすー！
でも、ここでも回転するのは遠慮したいっす……正直アレはROOだから耐えられた感もあるんで、ここじゃ本当に酔って出してしまいそうっすし！
しっかし、事務椅子の螺子が外れているっす？えーっと、注意していなければ見つからない事も起こりかねないから気を付けろって事っす？

「お互い眼球が確認出来ないのだ、時には丸を晒すのも戯れと思える。最も私には存在しない『もの』だがな――嗚呼。世の中は想像よりも面倒な表現（ことば）に溢れ、爛れたノートは人の思惟に貼り付く糊だ。都合主義と称される観測には気を付け給えよ。人類は愈々死に体を逃れ、延ばした魂を滓（かす）らせる他にない」
　あなたの貌（かお）を覗き込むように這（ちか）付こうと。
「待ち望んだ都市の上下が視えるだろう。籠城した結果が餓えだと謂うならば間違いで悉くは決して痩（そう）じない。つまりは総じて星々なのだ。嗚呼、彼等は我々の汚さを愉悦して綴（すす）る。明解な四番目よ」

「我々は気持ち悪さと同時に心地良さを咀嚼・嘔吐可能なのだ。たとえ嘘でも真でも【真実】だと思えば咽喉も圧せる。貴様、工作した思い出と交錯した思い出を如何に活かすのだ。そうとも『ひと』は奴隷（わたし）に、奴隷（わたしたち）に運命（かせ）を与える」

はえー目ん玉ないんすかー。それでどうやって見えているかはちょいと気になるっすけど、あの時の話を考えるとそういうモノなんすかね。そう考えると神様も虫も同一に変換する混沌ってすげーっすけどねー。
んで、言葉については確かにっすねー？契約だとか何とかで文面にされるとつい面倒臭くなっ読み飛ばしちゃったり勝手な都合で理解しちゃうと後がおそろっしいっすし。そういう所は気を付けないとなんすけど―――！？（顔を近づけられ目を白黒させながら）
……え、えーっと。都市は見えるってのは正常に判断できているか、籠城と飢えってのは待ち続ける事での損は決してイコールで繋がらず、星々への繋がりはある種運命のようなもの、要は何かしらの物事は何かしらの影響がありそれは既定路線を進んでいるからこそ、という事なのっす？
まぁ感情については確かにそうっすね、快不快も同時に感じてしまい吐き出してしまう事は決して悪い事ではないっすからねー。好きな人と一緒に居てもそれで不満な事が生じてしまうのは事実っすし。んで虚構の記憶、というのもそれが己のアイデンティティとなっているならいいんじゃないっすかね？別に真だろうが嘘だろうが、それで今の自分として動いているんならそう悪くないかとっす。
……という感じでいいんすかね？ごめんなさいっす。理解しようにもちょいと分からなかったりで申し訳ないっすね……まぁそれは兎も角、注文とかどうするっす？
（言われたことを咀嚼し口を動かそうとしつつも、それはそれとして席に座って注文しようと）