公務員ルート
親愛省で思考犯罪者の相手をしよう
【※※号室】
重度な思考犯罪者を『教育』するのには『個室』が最適だ。政府の為に彼等を処理するならば、嗚呼、白い壁に囲まれた、何も無い場所が望ましい
異厭――道具(ごうもん)を忘れてはいけない。愛しい彼(ジョセフ)から学んだ諸々、此処で発揮せねば如何様に嘲笑(わら)うのか。失礼――同時に私は『思考犯罪者』でも有るのだろう。決して面を晒してはならない
Yuggoth――科学的にも魔術的にも私は記録されない。つまり。この※※号室では何も起きていないのだよ。それは『今から教育される貴様』にも理解出来るよな？
Nyahaha!!
見ろ。観ろ。視続けるが良い――今、貴様が凝視(み)ているのは『同一奇譚(ギフト)』で在る。覗き込んだ魔眼(め)から視線(め)を逸らさず。【答えを言うが良い】

この世界は狂っている
貴様は考えなければならない
それと同時に考えてはならない
二重思考が可能ならば、容易な事だろう
つまり『考えている』事こそがヴェールの裏なのだ。たとえば、ハンバーグにホイップクリームを添えるのは当たり前だろう――そら、顔色に出さず想像(考)えている。バケツの中身を反芻しろ、次の思考に移るが好い
莫迦め――監視(きかい)には一人、マトモな人間だけが映る筈だ。潜在する『脳味噌』は何れ爆発し、倫敦を破壊するだろう。詩にもそう記されている

落ちた
「二度と貴様『私』に遭うなよ」



パンドラによる強制復活：使用する

【EX】

万が一の話だが、この『思考犯罪』が露見した場合。私は親愛省の奥に『送られる』だろうか。その為の過酷耐性（弱）
しかし拷問――受けてみたいとは思わないか。私は『そういう』のを愉しめる性質なのだよ
無窮にして無敵と血意変換を繰り返せば『幾等でも味わう』事が出来る。相手が隙を見せたらぽこちゃかカーニバル

脳は考える為の臓ではない
貴様等はその程度も理解出来ないのか
設立者とリュグナーを導く手に成れれば僥倖だがな！