ここは城のエントランスである。
内装は高級ホテルと空港を混ぜたような感じで、置いてある物も
ソファー、テーブル、カーペット、壁掛けTV、受付カウンターなどはいいとして、
甲冑、ドリンクバー、古いアーケードゲーム、食品自販機、振り子時計etc…
とあまりまとまりのない印象を受ける。

自由を求める民の声によって、自宅警備員保護結社はこの世界に再臨することができました。
我々はどんな者も拒みません。
皆を受け入れましょう。
ようこそわが社へ

くくく・・・ここがあの炬燵のハウス・・・！
え、なんか凄くない？立派過ぎない？
ああ、これは新築祝いである。（ＸＸＸ印のタオル等の日用品ギフトセット

おぉ～総統ではないか…ですぅ
これは有難い、感謝する…ですぅ～
お…この城はな、吾輩の祖国にある実家を隅々まで再現したものなのだ…ですぅ（ドヤ顔で）

ふふ、初めましてエレスチャルよ、ギルド承認ありがとう。
なんだかとても珍しい物がいっぱいで楽しい所、これからよろしくね。
（ドリンクバーで早速色んなものを混ぜたジュースを作り始め）

およぉ～よく来た使用人第1号エレスチャル。
長いな…エレスでいいか？
あ～そうだ…吾輩も名乗るべきであるな…
吾輩がこの城の主であり、自宅警備員保護結社『ネオパサライツ』の会長でもある…オウルニィト＝パサライト13世である。
これからよろしく頼む…

ええ、私はエレスでいいわ。
貴方の名前も長いから……ニィトって呼んでも大丈夫かしら
それとも会長もつけてニィト会長の方がいい？（小首を傾げ）

いいだろう…ニィト会長と呼ぶことを許す
それと、エレス…少し喉が乾いた
そこのドリンクバーでなんか入れてきて…

ふふ、じゃあニィト会長ね♪
はぁーい、ではエレス特製のミックスジュースをどうぞー♡

（と、さっき作ってたジュースをこたつの上に置く
　ドリンクバーコンプリートジュースである、味はわからないが色はやばい）

ありがと…
いただきます…(一気飲み)

……どう？美味しい？
（反応を伺うように顔を覗き込み）

……す……すごく…おいしい……(顔真っ青にしてガクガク震えながら)

うふふ、美味しいならよかったー♪
あれ？ニィト会長顔青いけど、まだ足りない？おかわりいる？？

いらない…大丈夫、うん大丈夫……
マジで大丈夫だから…うん……(ブルーフェイス)

あがっ………(レッドフェイスでダウン)

大変！！ニィト会長！！
ああ…こんなに真っ赤になってしまって……誰こんなひどい事をしたのは！！
（大袈裟に演技をかましながら）

おぅ誰か居るかい⁉︎ちぃと不思議な建物を見かけて来てみた…ん…だが…(ドカドカ入って来たが目の前の光景で止まり)

およぉ……こ…れは…らい…きゃく…ですかぁ？
まぁ、くつろぐがいい…ですぅ…
吾輩、この城の主のオウルニィト＝パサライト13世である…ですぅ～

エレス、貴様あとで覚えてろよ（エレスに向かって小声で）

（小声は聞こえているのか聞こえていないのか小さく笑いながら）
ふふ、いらっしゃいませ
そんなにビックリしなくても女の子同士で楽しく遊んでいただけだから大丈夫。
私はエレスチャルよ、よろしくね。

…あーいや、随分平和な場所だと気ィ抜いてたアタイが悪かったわ、うん。

まぁいいさ！アタイはアーバレスタ・グラナイトってモンだよ！宜しくな‼︎

グラナイト…よろしく…ですぅ～
貴様、ギルド入団申請をしたということは、ここで働きたいととっていいのだな？…ですぅ

よろしくね、グラナイト！
あれ？ここって働く所だったの、遊ぶところだと思ってた。

むぅ…吾輩に認められる働きをするのであれば、多少の娯楽は許してやろう