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移動城ダイアナ

日常●ひびのわれわれ


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というわけでな。町々にチラシを張ってきたのだ。
ははあ。それはよく働いたね、立派なことだと思うよ。
できれば居住者が増えるのがいい。ヨナの世話をしてくれるような。健康で頑丈な者だ。
(しゃんしゃん!しゃんしゃん!)(いつの間にか二人の下にいた妖精が、大きく音を立ててぴょこんぴょこんと自己主張している)
(ジジジジジ)(翅を震わせながらヨナタンの方に逃げる)
こら、リカ。(追い回すその背を捕まえようとし)……どうやら、虫じゃあないみたいだ。ほら、よく見てごらん。リカは妖精を見たことがあるかな。(飛んできたあなたに、留り木のように人差し指を差し向け)
初めて見るが虫でないことあh見ればわかる。しかし虫と妖精にどのような違いがあるというのか。雑音を立てて飛び回るうるさい存在であることに変わりはない。(ぱんぱんとハエたたきで自分の手を軽く打つ)
(ぴょん、と指先――というよりは手の甲に降り立った。安全な場所を得て、ニコニコと笑う)!(『虫』との発言にジジッ、不満げに羽を揺らす)
僕らだって言葉を撒き散らしながら動き回る五月蝿い存在さ。……ああ、ほら。可愛らしいよ。リカも近くで見てみたまえ。どうも、お嬢さん。ようこそ移動城へ。(妖精が留まるその手を、リカの目線まで下ろし)
ははあ。これは「可愛らしい」のか。(生来悪い目つきで、眼前の妖精をじっと見る)
…待て。飼うつもりか?
(くるくる、シャラシャラ)(女の言葉に嬉しそうに踊りはじめた)――!(シャン! 音を立ててピタリと止まり、一礼)
(『飼う』の言葉に自らも首を傾げて、二人を見ている)
飼うなんてとんでもない。此処は君の城だし、妖精さんは僕のものではないよ。 ――…妖精さんは町のチラシを見て来てくれたわけではないのかな。
(首をかしげる。チリン、小さな音)……。(シャンシャン。出口の方を指さし、人さし指を口に当ててから、そーっと歩く真似)……!(シャン! ぴょん、と掌から飛び降りて元の位置。ドヤ顔)
別に城もピリカラのものではないのだがな。 おい、忍び込んだと言ってるぞ。盗人じゃあないか。
おや、リカは妖精さんの言いたいことがわかるのだね。 …君は盗人、それで合っているのかな。妖精さん。
??? !!(シャンシャンシャンシャン!けたたましく体を鳴らし、慌てた様子で首を横に振る)……(シャン、)……ン。ン。 タンケン?(甲高く、か細い声だ。チリン、と音が鳴る)
むっ こいつ、口が効けるぞ。言語を扱う……高度な知性がある!
(ジジジジ)(馬鹿にされている雰囲気が伝わってきたのか、不機嫌そうに羽を鳴らした。下からピリカラを見上げてふくれっ面)
そうだねリカ。そして、僕らの言っていることもわかるようだ。(一応、ピリカラが乱暴をしないように、その肩に掌を乗せ) 探検をしに、こんなところまでやってきたと言っている。知性もあるし、勇気もある。
むむ、違うぞ。馬鹿にしたのではないぞ。虫は言語を使わない。妖精は言語を使う。わかった。虫と妖精は違う。すまなかった。
(リン、リン。女のことばにコクコク頷いた。そのままフワフワと二人の頭の高さまで飛んでみせ、ピリカラの頭を撫でてやろうと) ! (シャンシャンシャンシャン!! 元気よく体を揺らしてガッツポーズ)
はは、――――…嗚呼、僕としたことが失礼を。ヨナタン・ヴェルレーヌと言うよ。妖精さんの声で言えるだろうか、難しければ好きに呼んでくれて構わない。シャンシャンでも、リンリンリンでも。
さわり心地がいいだろう。(大きな帽子はひんやりすべすべとしていて、やや湿気ている) うん、ピリカラは妖精を客人として迎える。ピリカラの名はピリカラだぞ。
(いつの間にか感触を楽しむように小さな掌で押し続けていたが、ピリカラの言葉に顔を輝かせて)……!!(万歳のように両手を広げると、シャラシャラと軽やかな音) ヨナ、ンン、ピリ!(指さしながら確認すると、自慢げに破顔した。ぺこんぺこんと二人に頭を下げる) ! (シャン、チリン!)
ピリか。うん、いいだろう。親しき者は愛称で呼び合うものだ。ピリカラは知っているぞ。
ピリ、ピーリ、ピリ、……(はしゃぎながら繰り返す名が、次第にリズムと音程を帯びはじめて)……PiLi、Pap、See、La-ra、pElEfA!(やがて軽やかな旋律を帯びた歌声、その完成と共に、空中でくるりと舞い、一度ステップを踏むと)!(シャン、と一際高らかな鈴の音を鳴らして、にっこりと明るい笑みを浮かべた。小さな手を差し出す)
―――― やあ、これは素敵な歌姫様がいらっしゃった。(パタパタと、控えめな拍手を贈り)歌姫さん、君の名前は?

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