PandoraPartyProject

ギルドスレッド

足女の居る宿

足女のいる部屋

板張りの部屋とカーテンの閉まった窓。
それから椅子と、ベッドが一つ。

眠って休む部屋というよりも職場。

その日の恋人との回顧録。


(一人RP用スレ)

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――その日来た方は紳士でした。
馬車から降りる際に道がぬかるんでいましたら、足が汚れては大変と渡し板になってくださいましたの。
オーダー・メイドのスーツが泥に汚れることも厭わず、私の脚で踏まれるために。
部屋まで我慢が出来なかったのかもしれませんけれど、男性っていくつになってもやんちゃですのね。
――「恋人」であろうとも酷く怒鳴られるのは嫌になってしまいます。
あの方は、何度も何度も私にがなり立てるのです。
その度に私は言われた通り、あの方の体を縛り上げ、蹴りつけ、踏みつぶし……。
まるで拷問吏の様でしたのよ。
体の機能を損なわない様に苦痛を与える、という所もそっくり。
ええ、ええ、ご満足はしていただけたようで、ちゃんと次のお約束も取り付けました。
……怒鳴りつける所以外は嫌いな方ではありませんの。
爪先で鼻を引っかけて差し上げるのがお気に入りの、大変可愛らしい方ですもの。
――疲れたので今日はもう誰もお通しにならないでくださいまし。
はい、いいえ。お代は頂きませんでした。私にも意地がございます。
……あの方は私が愛し(倒し)ます。私が愛せる(戦える)と証明する必要があるのでございます。
私は足ですが、「あちら」の歴史であり、文化であり、技術なのです。
私の「愛」が全く通用しないこと、それは「あちら」の敗北なのです。
――おばさま、「こちら」の海水浴のドレスコードを教えてくださりませんか?
いえ、いいえ、営業ではありません。可能なら引っ張ってきますが、可能性は低いかと。
はしたなく見えないものを。ええ、ええ、そうですね、足はあまり見えない方が良いです。
抜き身の刃を持ち歩くなど、はしたないにもほどがありますもの。
――昨日は「恋人」の家に招かれましたの。ご存知ですわね?
ええ、ええ、小さいけれど、細部まで拘られた素敵な御宅でした。
でも、わたくしをお部屋に招き入れるなり、あの方は直ぐに服を脱ぐようにお命じになって……。それからは、ずっと硝子の台の上で歩いたり寝そべったりしておりました。
下から見る女がお好きなのですって。
硝子に押し付けられた足の裏や、乳房とか……潰れた部分に「感じる」そうなのです。
後は、服を変えたりして一晩中。
画家を入れてもいいかとしつこく尋ねられましたので、次からはお断りしてくださいませ。
――はい、いいえ。今日も滞りなく。
おばさまには申し訳ないと思って居ます。
そうです、あの方、どれだけしゃぶってもご満足なさらないのです。
だから、私ははしたなくも喉の奥へと爪先をついて……。
……はい、吐瀉物に汚れても私は綺麗だと、そうおっしゃっていました。

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