PandoraPartyProject

ギルドスレッド

月見亭

【1:1】月見る月はこの月の月

和を思わす広い邸宅。
一部は駄菓子屋として商いをしているらしいが、
今現在、深夜である。


有明の月は、まだまだ遠い

*****

特定の方とタイマンスレ。説明不要ッ

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(正直に言って眠い。今日も客は来なかった。店仕舞いするか悩んでもいないが、月を見ながらぼーっと煙管を傾ける)
夜は冷えるなぁ
(どこからともなく、烏の翼を生やした少女が歩いてきて)
……すっごく、V系だ……。こんばんは……。
(とりあえず、キチンと挨拶をした)
おう、こんばんは。

ぶいけい……? なんだそりゃ。
ああ、そういえばニンゲンがそういうのを作っていたなあ。この世界は知らんが。
……て、餓鬼かあ、迷い込むにしては時間帯が健全じゃねえから訳アリか?
V系は……そうだなぁ、なんて言えば……。
派手な髪と、メイクと服装で……楽器を、演奏する人……かな?

うーん……訳アリと言えば、訳アリ?
ちょっと、眠れなくて……散歩、してたの。
お兄さんは……ここの人?
派手な髪(赤い)、派手なメイク(刺青)、派手な服装(妖怪っぽい)。
……うむ、スリーアウトやわ。
でも楽器を演奏はしないから、ギリギリちゃうな。てか違うわい!

眠れない、か。そういう日もあるわな。
こっちへおいでよ、お嬢さん。今日の月は格別なんだぜ(満月を見上げ)

いかにも、俺はここの邸宅の主。
鏡月神威。ギャグみたいな名前だが、本名なんだぜ
そういえば……お兄さん、楽器持ってないもんね。
じゃあ、V系じゃないや。申し訳ない……。
(おっとりとした様子で、軽く頭を下げる)

……確かに。夜道が明るいと、思ったら……綺麗な月、だね。
うん。(ゆっくりと近づいていく)

鏡月神威……漫画で、出てきそうな名前だね。
カッコよくて、いいと思うよ……?
私は、黒紅あまね。よろしく、ね。
ぅお、ええねん、そんな間違いくらい。
ま、まあ、あんま言われたことない斜め上のものだったから、驚きはしたかな!

(違うとはわかってても愛の告白に聞こえて)きっ、綺麗……ああ!
そうだな、綺麗な月だ!酒よし、つまみよし!おい、酒は飲めるか?

そうか?かっこいいのは、嬉しいな素直に
あまねか、あまねな。あまねは、ウォーカー?
本当……とっても綺麗な、お月様。元の世界と、変わらない……。
(更に遠い場所を見るような眼差しで月を眺め)

……あっ。えっと、まだ18歳だから……お酒、飲めないの。
ジュースとか、お茶があれば……嬉しい、な。

うん。ウォーカー……旅人、だよ。ここじゃない、別の世界から来た……。
神威は……この世界の、人?(首をかしげ)
キミの元の世界にも、月があったんだな(感慨深く)
(聞くか聞くまいか迷いながら)……ふうむ、やっぱり元の世界が恋しいとか、あんのか?

18歳!? まぁじか……そうかあ、俺は59歳だ。
あ、59ていっても生前は25くらいで、30年くらいは黄泉の世界みたいなところで
社畜してたんだけど、ほいほい、茶ね
てかおあがりよ、俺の隣でよけりゃ座って(立ち上がりどこかへいき)

(戻ってきて、茶を淹れつつ)
そうか、俺もだ。うん、旅人。俺は来たばかり、だけどな
それは、やっぱり……戻りたいかな。
家族や友達が……心配、してるだろうし。
でも、まずは……この世界を何とかしなしゃいけない、って聞いたから……。

それじゃ……お邪魔、します(隣に座り)
59歳……?本当に?全然、若く見える……。
(じっ、と顔を見る)

元社畜の、旅人なんだね。解放されて、よかった……のかな?
わたしも、最近来た方だよ。ローレットも、行ったことないし……。
突然飛ばされたら、元の世界が混乱するのは仕方がない事……だ、
俺には誰かを喪ったりいなくなったりの、その辛さをあまり理解してやれないんだ。
いや……でも、その、難儀だな……!もっと気の利いたこといえりゃいいんだが

元々は人間だったが、生前の姿から歳とらんからなあ、若いのはそうかもだ!
って、顔近いな~!

うん、自分で社畜といったから何も異議はないが、随分曲がった解釈で認識されたな。

解放はされたが、関係ない道ずれたちを、元の世界から連れてきてしまってね。
返さないといけないんだ輪廻に。(周囲を飛んでる蝶々を指さし)

ローレットね。
今は物騒だからあまり外に出なくても、いいかもしれないな。
ううん……(ゆっくりと首を横に振り)気にしてくれただけでも、嬉しいよ。
ありがと、ね……。

生前の姿から、歳を取らない……。つまり……その姿の頃に、死んじゃったの?
あれ……?でも、今は生きてる……?
(温かいのかな、と神威の頬に手を伸ばす)

(周囲の蝶に気付き、ぼんやりと目で追う)
……そういれば、これ……綺麗だね。輪廻に、返す……?特別な蝶、なの?

変な事件が、いっぱい起きたって……近所の人も、言ってたよ。
もう、落ち着いてきたみたいだから……大丈夫だよ。多分。
そ、そうか……?感謝されんのも久々だな。
ム、こそばゆい。俺にもまだこんな感情が、残ってたか(照れたように後頭部を掻きながら)

そうそう、その頃に。んでもって、妖怪になった。
(ああ、これってもしかしてあまね嬢の世界じゃ普通じゃないやつなんだな)
えーとなんだ、その、つまり、生き返った、妖怪として(頬はひんやりと死人のようだ)
妖怪は知ってる?

ウム、人の魂は蝶々の形になって輪廻に戻るんだが、たまに迷子になる子たちがいて
俺がそれを輪廻に返すのが、仕事で
……あれ、なんで俺そんなことアンタに話しちゃうかね。まあ、そんな感じ。

そうか?なら、いいんだが。
変な事件じゃなくて楽しい事件が起きればいいな。こう、飴が降ってくるとか、さ。
妖、怪……。神威は……妖怪、なんだ?
(頬の冷たさに、自分とは違う存在であることを改めて認識する)
うん……知ってる。河童とか、一つ目小僧とか……だよね?
実際には、見たことないけど……本とか、テレビで聞いた。
妖怪って……生き返って、なるモノなんだ……。

(人の魂、という言葉に目をぱちくりさせ)
そう、なんだ。蝶の形の……人魂、ってことなのかな。
そっか……それじゃあ、返してあげないとね。神威の、大事なお仕事だ。

飴が降ってくるのは……楽しいよりも、変な事件じゃないかな?
(可笑しそうに、くすりと笑い)
事件じゃ、ないけど……ローレットで、楽しそうなお誘いがきてるみたい。
たしか……シトリンクォーツ、だったかな……?
妖怪の年齢じゃあ若いほうかもやけど。妖怪が通じるのは嬉しいもんだな。

妖怪は、アレだ……ヒトの想像の数だけ、いる気がするなあ。
別に博識でもなんでもねぇが、形がないものに形を与えると妖怪が生まれるって故人が言っていた。
絶対条件として生き返って成るものかは知らんが、
死者に形を与えると妖怪になる場合も霊になる場合もあるなぁ。

直訳では人魂出会っているとおもうでな。
返すにも、きみと同じく帰り方がいまいちわからないうえに、自堕落ができる生活って結構幸せな気もするんだ。

シトリンクォーツは、ゴールデンウィークなんだろうかね。
東方世界がキメた行事が上位世界の混沌でも発生するのは不思議な気分でさ。
人の想像の、数だけ……。何となく、わかるかも。
有名なのから、そうじゃないのまで……いっぱい、いるような気がする。
妖怪の、生まれ方も……様々なんだね。知らなかった……。

そっか。帰り方が、わからないのなら……仕方ないね。のんびり、するしかない。
これって……触っても、平気なの?それとも……乗っ取られたり、しちゃう?
(ふよふよと舞う蝶を指差しながら)

ゴールデンウィークは、心躍るね。そっか、なるほど……同じこと、なんだね。
でも……シトリンクォーツって名前の方が、とっても綺麗。好きだな……。
(お茶を啜り、ほぅ、と息を漏らし)
そうそう、物分かりがいいな。聡いものは、好印象だ。俺は頭が悪いからな。
発信した知識もこの混沌の世界じゃ通じるかどうか。数多の世界があるからな、アンタの世界はどんな世界だった?

のんびり、そう、のんびり。時間の感覚、忘れそうになるな。
触っても平気だし、手ェだしときゃそのうち止まるンじゃねえかな。
たまに俺の煙管の先に止まったりするが、焼けたりもしねえな。

みやびっつーか、オシャレな名前の世界だよな。横文字は苦手だ、覚えられねえ。
嗚呼、駄菓子なら勝手に食っていいぞ。夜中じゃ客もこねェわ、かといって昼にやると俺がしんどい。
そういえば……違う世界なら、妖怪が通じないことも……あるよね。
私の世界は、そうだなぁ……何て言ったら、いいのかな。
「練達」って国と、似てるかな……?
便利な機械が、いっぱいあるの。あそこまで、メカメカしくないけど……。

そうなんだ……。じゃあ、早速……。
(人差し指を蝶に向けたまま動きを止める)
傷つくことも……傷つけられることも、ないのかな?不思議だね……。

ちょっと、分かるかも。私も……英語は、そんなに得意じゃない。
でも、不思議と……この世界の言葉は、分かるね。崩れないバベル、って言うんだっけ。
駄菓子、貰っていいの?ありがと……。じゃあ、これがいいな。
(ちくわのような形をした、サクサクとした食感のスナック菓子を手に取り)
妖怪がいない世界ってどんなんだろうなあ……って心配になったが、
此処混沌にゃ元から妖怪いなかったわ。燈台下暗しやなァ。
閑話休題、練達かあ……?
俺も、人間として生きていたときはそんな世界に近かったかもしれないような、そうでもなかったような。
飯が食いたいっていったら、飯だしてくれる機械とかありそうだな、それ。

(一匹の蝶があまねの指にとまり、翅を休め)
好かれてンなあ……。
煙管にはとまるくせに、俺の身体には全く止まらないぞ、そいつら。
守られるべき魂だからかね、傷つくことも傷つけられることもないか、言い得て妙やね。

言語強制適応のやつか。実際にどっちの世界の言語に合わせられているんだかな。それにしもてこの世界の神サンは親切やな。
まるでこの世界に収まれと言われているようで。

10円な(金は取るかまえ)
…そういえば!
シトリンクォーツは楽しかったぜ、ありがとうな!(にこっと笑い)
故郷たる世界を離れてしまったきみが、少しでも……心に幸福が芽生えるよう。
俺はきみを助けたいと思った。
言われてみれば……ここは、ファンタジーの世界だもんね……。
妖怪よりは、モンスターとか魔法とか……そっち方向、って感じ?
神威が、生きていた世界は……実は、私の世界と一緒だったりして……。
そうだなぁ……。お金を入れれば、出してくれたかな?自分で、取り出すけど……。
(自動販売機を思い浮かべつつ)

わぁ……すごいね。
(蝶が指先にとまった様子に、嬉しそうに笑みが零れ)
これって、好かれてるの……?何だかちょっと、嬉しいね……。
キミ、私のところにくる?……なーんてね。

この世界に収まれ、かぁ……。そんな風には……考えたこと、なかったなぁ。
ん、10円ね……。えーと、これでいいのかな……?
(ポケットから10Gを取り出し、差し出す)

ん。こっちこそ……一緒に行ってくれて、ありがとう。とっても、綺麗だった。
(神威の言葉を聞き、微笑み返し)
ありがとう、神威。出会ったばっかり、なのに……そう言ってもらえて、嬉しいよ。
また、よかったら……どこか、遊びに行こうね。
現実からみりゃあ、完全にファンタジーだな。
そうかもなあ、そうだったらオモシロいんだが、確認する手立てがねえなあ。
まあ、なんやろ、アンタの腰にはえているもの、それは俺の認識のうちでは不思議で仕方ねえわ。
金やるのに、自分で取るのか。めんどくせぇな。まあでも、美味しいよな、そういうの(無人の野菜直売所を思い出し)

……まあ、ペットになるかもわからんけども。欲しいならやるけども、魂だけどもそれ。

色々解決したら、元の世界に解放されるかもわからん。
そのときに居残れるのか、帰らされるのかは、わからんが。
帰りたいヒトか? あまねは。
ああ、この世界の娯楽や風俗には詳しくねえけど、変わんなさそうだな
元の世界との娯楽やなにまで。

まあ、色々終わってたもんだ。一匹魔種ってのを取り逃がしたもんだが
そのうち出てくるだろう。

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