PandoraPartyProject

ギルドスレッド

梔色特別編纂室

雑談・雑然とした部屋の中で

――部屋の扉は開け放たれて、風が時折床の紙切れを攫っていく。
――コーヒーとインクの香りが混じる。
――女は手帳を捲りながら、蜜色の髪を掻き回す。

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トピックスとしては……そうね、ギフト。これは外せないわね。ちょっと目を見張るようなものから、持ち主の生活が透ける様なものまで……
敢えて分類するなら、私は後者かしら。
……誰かに使ってみる機会もあるかしらね、少し、楽しみ。
あら、記者さん。こんにちは。素敵な「色」の情報は集まっているのかしら?
情報屋として気になるところよ。
あら、いらっしゃい。(漏れた呟きを隠すように、唇に指を押し当てる)生憎、情報屋に買って貰えそうなネタは、まだね。イレギュラーズはまだ手探り中、ローレットだって忙しいのではない?
「色」ね……とっても色彩豊かね、イレギュラーズって。
そうね、レオンやユリーカは忙しそうよ。ショウは酒場とかに居るんじゃないかしら?
……ふふ、私は情報屋だけれど、「色」を集めるのが趣味なのよ。
あなた達が織りなす色合いに興味があるの。
そうね、まず名前を教えてくれるかしら?
私は……もう知っているかもしれないけど一応、情報屋のプルー・ビビットカラーよ。
趣味(オフ)で来てくれるなんて嬉しいわ、プルー。ふふ、知ってたわ。貴方とっても目立つもの……良い意味でね?
私はカタリヤ・梔。クチナシ色は貴方の好みだと良いけれど。
カタリヤ。良い名前ね。もちろんクチナシ色も大好きよ。
よろしくお願いするわね。
クチナシの花は最初白いけれど、少し黄色くなるそうよ。
まぁ、あなたなら既に知って居そうだけれど。
(肯定するように、くすりと笑う)
散りゆく前に一層色付く。そういう女も素敵よね。
こちらこそよろしく、プルー。
(お知らせを確認)
あの日何をしていたか、ね……
ふふ、あなたとお話してると楽しいわ。
カタリヤの事もっと知りたいのだけど、話してくれるかしら?
それとも、情報料が必要? 生憎お金はそんなに持ち合わせていないのだけれど。
私のこと? 別に大した素性じゃないわよ……ああ、でも(ぴ、と指を立てて)
情報料がわりにローレットの美人情報屋さんに独占インタビュー、なんてさせて貰えたら嬉しいわ。時間がある時でいいから、ね?

生まれは海洋よ。小さな島で……でも子供の頃に出て、あとは色々。
幻想に来るのは今回が初めてなの。
……まさかこんな形で来ることになるとは思っていなかったけれど。
仕事は知っての通り、記者よ。大衆向けの、ね。
(薄く微笑みながら、報告書を読む)
なぁるほど……パンドラっていうのは、こうやって増えるのね?
(楽し気に、傍線を引いていく。「旅人」の名をピックアップするように)
そろそろオリエンテーションも終わりか……
(様々な筆跡で残されたアンケートを一枚一枚捲る)
……結構偏ったわね。面白い記事になりそう。
ああ、そこに出るの!?
じゃあ乱数は?
76
何と言うかその……シンプルね?
何か面白い事に使えないかしら、コレ。

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