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幻想空想の庭園

庭園の庭 その8

庭園にある居住区エリアの庭。
多種多様な植物が生えている幻想的なエリア。
お昼頃に迷い込んでしまった女の子が1人。

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ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)
ヴィアベルト・ナズナ・ローネミネ(p3p007995)

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こんにちは……そう、あなたも、普通の人じゃない、のね……そうよね、人とは違う雰囲気、だものね(召喚されて日が浅い為に、見分けの自信は無い)
ごめんなさい、勝手に入ってしまって。
「人間では無いね。
ううん、気にして無いから平気だよ。
此処に迷い込む人って意外と結構いるからそれも気にしないでいいよ。
自己紹介が遅れたね。
私はティア・マヤ・ラグレン、君の名前は?」
(本当に気にした様子はなく小首を傾げながら女の子の方を見つめて。)
そうなの……ですか。
えっと、私……ヴィアベルト・ナズナ・ローネミネ、です。散策してたら、ここに来てしまいました。
(態度を改めて名乗る)
「ヴィアベルトって呼べばいいかな?改めてよろしくね。
幻想も広いから、散策して此処に迷い込んだなら仕方ないね」
呼びやすい呼び方で構いません。
ええ、とても広くて……とても、この世とは思えない場所ばかりです
「それならナズナの方がいいかな?
ナズナも旅人(ウォーカー)なんだね」
(なんとなくそんな気がした様で。)
はい、ナズナで。
ええ、そう呼ばれていますね。……も、ということは、あなたも、この世界では純種ではない、のでしょうか?
「じゃあナズナって呼ぶね、私の方はティアでいいよ。
私も旅人だよ、この混沌に召喚されたのは数年前だけど」
はい、ティアさん。
数年、ですか……あの、もとの世界に、帰れたり、しました……?(どこか期待するような表情で聞く)
「混沌から元の世界には戻れないよ。
ざんげから説明があったかもだけどナズナは戻りたいのかな?」
(期待してた回答じゃなくてごめんね、と付け足して。)
……そうですよね、戻れないですよね(わかっていた答えだけどやっぱり落胆は大きかった)
はい。私は、家に……逆に、帰りたいとは思わないんですか?
「誰でもそう思うのがきっと普通なんだろうね。
私の場合は多分、境遇が違いすぎるから元の世界に未練は無いよ」
そういうものでしょうか……私は、生まれて育った場所が大切だって、離れてやっと気付きました。
だから帰りたいなって思います。ティアさんは……未練は本当にないんですか?(出身を聞くのは失礼に当たるのだろうか。初めての邂逅ではそういった気配りがわからない)
「私は元の世界で言う人間とは違ったから。
私の様な天使は他には妹しか居なくて、
その世界の人間に殺されそうになったし。
そんな世界に未練も後悔も無いよ」
(昔を思い出す様にあっさりと。
今は妹もこちらに居るから尚更元の世界についてはどうでもいい様で。)
……(唖然とした。そんなにあっさりと命のやりとりを口に出来ることが信じられない様な顔をする)
そ、そう、なの……大変、だった、ですね
「一応付け加えておくけど、私は元の世界で人間は殺して無いよ。
人間の方から襲ってきたけど、1度も手を下す事はしてないよ。
私達を失ったあの世界はどう転がろうとも滅びるだけだから、
今となってはどうなってるかすら知らないし」
襲ってきた相手を、許したんですか?……いえ、違いますか、どうせ亡くなるからと……どうでもいいと、思ったのですか?
「頼ってきてたから助けてたけど人間が裏切った時点でどちらでも良かったよ。
元の世界の人間に興味なんて初めからなかったよ」
裏切った……?
でも、その前から興味は無くて……
じゃあ、今も、そうですか?(少し警戒の色を混ぜながら聞く)
「今というかこの混沌の世界の人間には興味はあるよ。
元の世界の人間は興味無いけど」
そう、ですか……(ちょっと怖い相手なんだなと勝手に心の警戒度を上げた)
……あ、質問ばかりでごめんなさい、ありがとうございます(とぺこりと頭を下げた)
「警戒しなくてもナズナに対しては攻撃したりしないよ。
ううん、気にしないで。
ナズナはこの後はどうするの?」
あ、はい……いえ、あなたは、そういう意味の無く行動することはないと思ってますから、その心配はしていません。
……そう、ですね、最終的には帰り道を探す、に行き着きますけれど(迷って来たわけですし)
「無益な殺生は好まないからね。
依頼の場合は仕方ないと割り切るけど。
どこかに居を構えてるの?
それなら庭園から出る時に案内できればするけど」
依頼、ですか。聞きました、ローレットの組織は、受ける依頼に善悪は関係ないって。
あ、はい、ローレット近くの所に部屋を借りて……案内してもらえるなら、助かります。
「ローレットは依頼であれば悪人からでも依頼を受けるからね。
復讐による暗殺、殺戮依頼も請け負った事もあるよ。
そうなんだ、それなら案内するけど休むなら部屋貸すよ」
そんな所に所属してるというなら、私達は、どちら側なのでしょうね……復讐みたいな理由があってもなくても、命を奪うのは、気が引けます。
……部屋をですか?思ってたのですけど、ここって広いですよね。お一人で管理してるんですか?
「どちらでも無いと思うよ。
依頼を必ず受けなければならない訳でも無いし。
受けたなら依頼人を裏切らない様にしないとローレット側で監視対象になるけど。
うん、少し広いかな。
私と神様で管理してるよ」
どちらでもない……中立ということでしょうか。
いえ、しかし、知ったのに何もしない傍観は、見ようによって悪になるのではないかとも…………考えすぎですね。
ん?かみ、さま……?この世界には神様すら顕現するのですか。
「この世に絶対的な正義なんて存在し無いと思うよ。
決めるのはその後に残る歴史だから。
依頼人にとっては正義でも、周りから見たら悪に見える事もあるよ。
元いた世界から跳躍する為に契約した私の世界での神様だよ。
旅人にはもっと色んな人が居るから神様の1人や2人は居ると思うよ」
……そうですか。そう、ですね。
私の世界では、神様は信仰する対象であって実在しないもの、というのが一般的ですので。そういうの、少し、びっくりしますね。
身近に居ないのが普通でしたので。
「まあ依頼を受けないならそこまで気にしなくてもいいと思うよ。
魔種絡みの依頼なら討伐するのがこの世界において正義だと思うけど。
普通はそうだよね。
私の元の世界でも本来はそうであったみたいだし」
いえ、ここにいるからには、仕事はします。帰りたいですし。
では……ティアさんが、特別だった、ということですか?
「元の世界には何があっても帰れないよ?
私達が特別、だったかな。
妹も視認できてたみたいだし」
それでも、帰ります。パンドラ、というのを集めて、世界を救って、帰ります。
なるほど、それは凄い、才能……?ですね。
「……帰れるといいね。
才能というよりは人間とは違ってたからかもね」
はい、ありがとうございます。
なるほど……人間とは違う種族自体、珍しかったんですか?
「人間以外は私と妹の天翼種のみかな。
珍しいどころか2人しかいなかったし」
絶滅危惧のレベル、ですね。
ご両親とか、いらっしゃらなかったんですか?
「居ないよ。
気が付いたらそこに居たし、親なんて居ない」
なんだか、寂しいですね。私だったら、困り果ててしまいそうです。
「種族の違いだから。
妹が居たから特には気にして無かったかな」
ティアさんは冷静ですね。達観している、というか。
妹さんは、どんな方なんですか?
「神様とずっと一緒だったからね。
達観してる様に見えるならそれが要因かも。
妹?
純粋で、健気で、一生懸命で、放っておけない感じかな」
影響を少なからず受けているのですね。神様というので、厳かというか、高圧的なのかと思いました。
なるほど……妹さんは、手が掛かる感じですか?
「私以上に人間に興味無いよ。
あと傲慢かな?」
『ティア程では無いぞ?』
「私傲慢なつもりあんまりないんだけど。
一緒に住んでた時は私の方がお世話されてたかもね。
手の掛かる妹であった事は確かだけど。
今は私よりも立派かな」
……つまり、似ているんですね、姉妹。考え方とか、神様?の評価とか。
でも、立派になっているというなら、それは良いことですね。
「根本は似てるかもね。
うん、放っておけない心配な妹が立派になったのは姉としても誇らしいかな」
家族の事はやっぱり、どんな人でも大事なんですね。
関係も良好そうで、羨ましいです。
「唯一の家族だから。
他に身寄りがいるわけじゃなかったし」

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