PandoraPartyProject

ギルドスレッド

C:Lost rain

【1:1】幸先の空とエキザカム

物静かな昼下がり。
うだるような暑さの外とは打って変わって、心地よい風が吹く室内。

……女性が住んでいるにしては、最低限の家具のみで生活感があまりない部屋。

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よう、邪魔するぜ。たまたま野暮用で近くを通る機会があってな。
今日は立ち寄ってみた訳だ。感謝される程の事でもねぇさ。(軽く汗を拭いながら)
つーか、マジで外暑いわ……本当に夏って感じがするぜ。アマリリスは元気だったか?
そうでしたか。
シュバルツは闇市や、空中庭園のざんげさまのところへ行っていらっしゃるのかなと、思い馳せておりました。
(汗を拭うのを見ながら、中に招き)
ここは風が通りますから、外よりは涼しいかと思います。
いらっしゃいませ、少々お待ちくださいね。(ぱたぱたと部屋を出て)
戻りました!
貴方に触れても良いか、許可を頂きたいです。
(両手に持ったフェイスタオルで、シュバルツの汗を拭おうと)

はい、元気ですよ。
普段は部屋にいることは少ないので、シュバルツは、運が良いですね。あ、上着、お預かり致します!
闇市も良いが、ギャンブルはやり過ぎると身を滅ぼすからな。程々にしてんだよ。
無駄に消費するよりかは上手い飯に金使った方がマシだ。装備も大体揃ってるし。
それじゃ入らせて貰うぜ。………って、何処に行くんだ?(部屋を出ていくアマリリスを横目に)
おかえり?あー、何処へ行ったかと思ったらそいつを持ってきた訳か。
……つーか、別に許可なんて要らねぇのに。ほら、良いぞ。(苦笑いして)

元気そうで何よりだな。普段は出掛けてる事が多いって事は、
来るタイミングはばっちりだった……っと、何から何までスマンな。
(コートを脱ぐと手渡しつつ)しかし、此処がアマリリスの部屋か。(ゆっくりと部屋内を見渡す)
流石でございますね!
シュバルツがギャンブルの引き際を間違えるとは思っておりませんから。
ふふ、美味い飯ですが、食に関心が、あるのですね……?
私は料理が出来ませんから、申し訳ない思いです。
異性に触れるのは、矢張り節度を持つべきかと思いまして!
では、失礼します(氷水で冷やしたのか、冷たいタオルで汗をぬぐい始め)
あとで冷たい飲み物、お持ちします。

はい!
日課の見回りや警備に行こうかと、こんな男装の格好で申し訳ございません!(コートを受け取り、ハンガーに掛けながら)

お恥ずかしながら、何もない部屋でしょう?
ここにはほぼ、寝に帰っているようなものですから。
食に関心があるっていうか、前の世界じゃ趣味なんて作る暇も無い毎日だったからな。
俺が真っ当な道を進んでいりゃスポーツだとかやってたかもしれんが。
知らない街をぶらり旅しながら上手い飯探す位しか今はやる事がねぇってのが正しい。
節度、ね。……ッ!(思ったよりも冷たかったらしい、一瞬身体がビクッっと反応する)

(平静を取り戻し)お前もマメだなぁ。その様子じゃ殆ど毎日出張ってんだろ?
つーか、別に格好について謝る事はねぇよ。突然来訪したのはむしろ俺の方だし。
しかしその格好、まるで一国の王子様みてぇだな?(まじまじと見つめて)

必要最低限の家具は揃ってるみたいだが、自宅というよりは宿に近いか。
適当なインテリアでも見繕って置いてみたらどうだ?
Σそ、そうですよね!?
失礼しました……ごめんなさい、昔の記憶を掘り返してしまって。
はい!幻想では、ゆったり生活していて良いと思います!!
……それこそ、もう、戦わなくてもいいくらいに(ぽそと呟くように零した)

わ!ごめんなさい!お嫌でしたでしょうか……(タオルを下げながら)
そ、それともどこかお怪我を!?あ、もしかして、体調が優れませんか!?(あわあわ)
はい!日々出張ですね!
もう日課ですから、少しでも早く異変に気付けるように、と。これも騎士の務めにございます!
そうですか? 王子様みたいですか、光栄にございます!
……。
………で、でもこの姿はいつもしているので、もっと、その、ね!こう!
女性らしい方が、貴方の好みではありませんか?
はい。素晴らしいお申し出ですが、不要です。
自分がいなくなった後、片付けがしやすいようにこの状態です。
あまり物が多くても大変ですし……あと侵入者がいた場合に気づきやすいようになっております。
ドアノブに小さな紙が挟まっていたと思いますが、誰かが来たら落ちて、すぐにわかるようになっています。
窓の端にも、カーテンをちょっとかけていて、侵入者の有無がわかるようにも。
あちらのロッカーはフェイクですね、武器等置いてある本命はこっちです(鏡を指さし)。
ベッドもあえて、シワひとつないようにしてあります。お気づきになりましたか、家具と家具の距離もすべて測り済みです(ドヤアア)
……?(何かボソっと聞こえた気がしたが、よく聞こえなかったらしい)
失礼も何も俺が勝手に言いだしただけだろ。お前が謝る必要なんてねぇさ。
ま、今はのんびり出来てるとは思うがな。

って、早とちりすんな。そいつ(タオルに目線を送り)が冷たかっただけだ。
嫌な訳ねぇだろう。(慌てる様子に苦笑して)
そりゃ精が出る。んだが、騎士としての務めを果たすのは良いが、体調悪い時は無理すんなよ。
特に最近炎天下が続いてるからな。
有事に備えるために自分の身体を万全にしとくのも、騎士の務めだと俺は思うぞ。

おう、勿論。男装の麗人も悪くはねぇが、俺はお前が女性らしく、綺麗に着飾った姿も見たいわ。
いっその事ドレスで着飾って今度はお姫様なんてのはどうだ?お前なら絶対似合うと思うぜ?
おー、凄ぇ。結構考えてるんだな。(言われてみれば、ともう一度各所を見渡しつつ)
ま、用心する事に越したことはねぇがな。
んで、いなくなった後って言うが、どっかに引っ越す予定でもあんのか?
はい! 概ね、幻想周辺は平和ですね!
暑いですから、きっと魔種の方々も、引きこもっているものと予想しております。
(麦茶を入れて、手渡そうと)
熱中症には、お気を付けください。太陽の熱を、吸収しまくる色ですから、貴方は。

はわっ。冷たくするのに、気合を入れすぎてしまいました……!!
まあこれも修行だと思って我慢して下さい(タオルで拭き拭き)
いえ警備は止めません!!
ご安心を!! 最も暑いときはそれなりの軽装になります。
主に布面積があんまりないやつになります!
はっ!!(頭の上に電球が灯り)
水着で警備するのもありですね。
水着はスーパー動きやすい設計かつ、水陸両用。突然のゲリラ豪雨でも傘要らず!!(ぐっ)

ドレスですか……畏れ多く感じます。お姫様なんて、そんな、身に余るというか。
私の正装、これですからね(遠慮気味に笑い)
はい。
幻想は、私が居るべき場所では、ありません(目を細め)
騎士はいつ死ぬかわかりませんから。後腐れが無いように、です。
お、スマンな。有り難く頂くぜ。(麦茶を受け取りながら)
真っ黒ってか、そりゃそうだ。「黒」を自称する位だからな?
精々日焼けして肌まで真っ黒にならんように気を付けるとするさ。
熱中症対策はバッチリだから任せとけ。

(……一体何の修行だよ、と心の中でツッコミを入れつつも口には出さなかった)
(サムズアップに対して、右手で額を抑えてると苦笑を浮かべ)
……鎧じゃ暑いし動きづらいからな、軽装はまぁ分かる。
俺も拠点の近場を探索する時はたまに半袖のシャツで動くしな。
だが、百歩譲って、下着として水着を着るならまだしも、
水着のまま警備するってのはやべぇと思うぞ?通りがかりの子供に
「あの人水着で何してるのー?」って指差されても知らんからな。
つーか、お前クラスの女だったら男共の視線釘付けで警備所じゃなくなるだろ。
遠慮しなくたって良いんだぞ?別にずっと着る訳じゃねぇんだし、
記念に着るってのも手だぜ?
ま、選ぶ権利はお前にあるんだ。そのうち見せてくれる事を期待して待ってるさ。

(むぅ、と握り拳で口元を抑えながら)
いつだってお前の心は天義に有り……ってか。
随分悲観的だな?いつ死ぬか分からねぇなら、
逆に生き残る可能性だってあるじゃねぇか。(問を投げるように)
……ぁ、そのお話、もっと聞かせてください!
黒が貴方さまなれば、もっと、他の色を称した方が、いらっしゃるのですよね。
以前、お手紙でいただいた、白とは? どのような、ご関係であったのですか?
興味が、あります!
それはそれとし、小麦肌の貴方も、素敵だと思いますよ。ふふ。

(拭いていて、じぃ……とシュバルツの左目を裂くような傷を見つめ)
………(冷えた指先でなぞろうと)
そ、それはいけませんね!
純粋な少年たちの心を荒ませては、なりませんから!
水着は仕舞っておきます! 来年まで、サヨナラです!!
…………嗚呼、でもまた海行きたいなあ。
(顔を振り)だめだめ! 遊びすぎですこの夏は!
気持ちも項垂れております!不正義です! そろそろ戦闘モードに切り替えなければ(独言)

私の身体なんてみて、何があるのです。
精々十字の痕に、傷があるくらいです。見ても、楽しくありません、よ!
……そういえば、この傷を隠すため、髪を長く伸ばしておりました。
ですが、貴方が大丈夫だというのなら、伸ばす必要がないなって今、思いました。
だめでぇぇす!
ぜったいにきませぇぇん!
ぜったいにぜったいにきませえええん!!
―――――ちなみに。
何色がいいですかぜったいに、きませんけど!
あ、勘違いしないでください。自分は騎士です。ドレスなどと。
こう、あ、えと、ご参考までに! そう!!!!!!!
参考までに、聞いているだけですからね!!絶対ないですから、本当ないですから(めもめも)
生まれ育った場所をそう簡単には、捨てられないのです。
守るべきであった天義の村で、父の業火に焼かれた命たちが、私を許してくれるはずありませんから。
私の耳だけに響く救済の声に応えるべく、ある意味、罪滅ぼしであります。

生き残ったら………もしもの話、ですか?

……貴方は、私のつまらない願いを覚えていて下さる。
海も、愛も。
きっと、世界の果てだって、連れて行って下さる。海洋のその先、終焉の奥だって。
明日より、その先。
夢ではない、幸福な時間を紡げると、思います。
黒である俺と白を含めて10人………いや、人と呼んで良いか分からん化物揃いだったが。
実を言うと、俺も白の事はあんまよく分からねぇんだよな。あいつ自分の事何も語らねぇし。
組織の長として白が君臨し、直属の部下が9人、俺がその内の一人だったって訳だ。

この傷跡が気になるのか?(伸びた指先に合わせるように傷跡側の目を閉じて)
暑いからって街角で水着を着たらそうなっちまうって話だ!
別に川辺や海とかだったら問題ねぇよ!
ま、一夏の思い出にはなったろう。まだまだ満足してねぇみたいだが、来年もまた遊べるように頑張ろうぜ。
それとも夏の終わりに何処か遊びに行くか?

(アマリリスの頭にポン、と手を置こうとして)周りからじゃないと気づけない事が色々あるんだよ。
自分じゃそうは思ってないかもしれねぇがな?って、あぁ、髪を伸ばしてたのはそういう理由もあったのか。
個人的に今の髪型も愛おしく思うぞ?ショートにしたのも見てみたいってのは勿論あるがな。
(着る気満々じゃねぇか、とまたもや苦笑して)
んー、そうだな。青や赤も似合いそうだが………此処はやっぱり白とかか?
参考になるか分からねぇが、俺の個人的な意見としてはそんな感じだな。

罪滅ぼし、か。(これは根が深いな、と思いつつも)
あんましみったれた話にはしたくねぇが、死んだ奴らの墓とかは建てたのか?

つまらなくなんてねぇよ。お前という一人の人間が抱いた大切な願いだろ。
だから、アマリリス。簡単に死ぬなんて言うんじゃねぇ。(額をつん、と指で突こうと)
……例えば、俺が死ぬ可能性が非常に高い依頼に出向く事になったらお前はどうする?
化け物だなんて、そんな事……。
白さんのほかにピンクさんオレンジさんとかいらっしゃったのですね。
是非お会いしてみたいものです……いえ、私が会ったら即討伐対象ですね!なーんちゃって!
シュバルツは何故、黒なのですか。黒衣だから――なんてまさか、そんな単純な理由では無いのでしょう?

はい。痛みますか?
何があってこの傷が出来たのかは、わかりませんが、目が無事でよかったです。
(傷をなぞりながら)
心得ました! き、気を付けます。
そろそろ薄着では寒い時期になりますし、ご心配には及びません、よ!
駄目です、今年はもう十分過ぎるくらい遊びました!?
ハッ、夏の終わり? ああ! 護衛のご所望ですね!? いつでも是非!!(ぐっ)

(頭に手を置かれ、
 思う事があったようでシュバルツの胸元に顔を埋めるように身体を寄せようと)
そう……ですね。人間の感情、気持ちはむつかしい。
(シュバルツの逆十字を見ないように目を閉じ)

ショートですか? 効率的ですね、短い髪は管理は楽かつ、敵に捕まれたりしませんから!
考えておきます!
白、ですか。普段とあまり変わらないことになりそうです。
って……着ませんよ?!! ちょっと、何笑っているんですか!!(あわあわ)

いえ、その辺りは、弟からあまり話を聞けなかったもので。
弟……ヨシュアはしっかりしてますから、心配していません。
「それを話して、探しに行かれても困るんで」って突っぱねられて。

私のお願いなんて、神様とお父様くらいしか、聞いて下さらなかったので、恥ずかしいです。
死にたいとは、思ってな――んぁっ(額を突かれ)

何を仰いますか、依頼は自己推薦です、シュバルツ。
相応の覚悟があっての参加でしたら、私に何ができるというのです。
同じように、死戦を望んで潜る私に心配なんて必要ありません。
お優しいのですね、でもその優しさは貴方にとって枷ではありませんか。
………辞めといた方が良いぜ?(遠い目をしながら)
俺はまだあの中じゃ一般人だったが、赤の奴とかそもそも人間ですら無かったし。

俺が黒な理由?白に選ばれたから俺自身も理由はよく知らねぇんだが……
知ってる事と言えば本来「黒」の枠には女性が収まること、
後はそうだな……白の奴が何故か俺の事を「良き理解者」だって言ってた事くらいか。

(パチリと目を開くと意味深に)……本当だったら無事じゃ済まなかった筈なんだがな。
もう何年も前の傷跡だ。今更痛みは感じねぇさ。
お前にそう言われると逆に心配になるのはなんでなんだろうな……?
(何かを思案する様子で)いつでも、か。
……ふむ、もしかしたら世話になるかもしれん。

(胸元に顔を埋めた彼女を見ながら規則的にポン、ポン、と彼女の頭に掌をのせ)
………あぁ、そうだな。人の感情ってやつは、難しい。(深くは語らず)
やっぱりな、お前なら絶対そう言うと思ったわ。……でも良いのか?
その傷隠すために髪を伸ばしてたんだろ?俺は大丈夫と言ったが、他の奴らにも見られるかもしれんぞ。
さぁて?なんでだろうな?(ニヤニヤ)

しっかり者の弟に任せた訳か。
お前を突っぱねた気持ちも分からなくはねぇが…(複雑そうな表情を浮かべ)

無論、枷になり得るだろうな。でも、この枷を捨てちまったら、次は二度と戻れなくなる。
そんな気がするんだよ。
つーか、大切だって思うからこそ心配なんだろうが。
何が出来るか、じゃねぇ。何を思うか、だ。アマリリス。
いえ!! 最近思うのです、話し合えばわかりあえると!!
シュバルツが一緒にいた方々ですっ、悪い人たちではありません
いえむしろいい人たちです!!
故にお話してみたいものですが、
世界の壁という強大は障壁は越えられないのがギミックです!! not人類もウェルカムです!!

(雷が落ちてショックを受けたような顔をし)
しゅ、シュバルツは……も、元の世界では、じょ、女性でありましたか……!!???
(胸元をペタペタ触ろうとし)
違うんですどんなシュバルツでもきっと愛してみせますがなぜそんな大事なことを隠していたのですか……!!

良き理解者、ですか。そ、そうです、か……。
随分、思い入れがある傷なのですね。

はッ! それは命令ですね!!!!!?
このアマリリス、物のようにお使いください!
貴方様のためなれば、火にも毒にも幻惑にも耐えて見せましょう――!
(騎士が王に膝まづくように片膝をつき、心底嬉しそうな微笑を浮かべ)

(なんの感情も籠っていない瞳で逆十字のシンボルを映し、歯奥を噛みしめ)
そうですね、暫くは……伸ばしておきます。
……幻想にいる間は。
おお、弟の気持ちがわかるのです? 恥ずかしながら、自分は全くわからないです。

!!
こんな私を、まだ、大切に思ってくださるのですか!?
………う、うう嘘です、ご冗談を。私、信徒です、貴方の嫌いな……(申し訳なさそうに俯きながら、顔が赤いのを隠し)
何を思うかですか……。
むつかしい事を言いますね、個人の感情なんてないと再三申し上げていたでは、ありませんか……。

解りました、次は、もう少し気持ちに正直になってみます。
そろそろ夜も遅くなりそうです、孤児院は山道もありますから暗くなりすぎる前に送りましょう。
………
ま、やってみなくちゃ分からない事もあるしな。
試す前から無理無理言ってちゃしょうがねぇし。
お前が言う通り世界を超えないと紹介出来ねぇのが難点だが。

詳しい理由は白の奴に直接聞いてみねぇと分から……
って違ぇから!?本来って言ったろ!俺は男だ!
……簡潔に説明すると前任者の「黒」が組織を離脱したらしい。
丁度開いた枠に俺がおさまったって訳だ。
思い入れって言うか、例の組織の歓迎祝いに貰った傷だからな。よーく覚えてる。

分かった分かった、もう一つ命令だ。とりあえず落ち着け。(びしっ)
夏の終わり頃に祭りがあるらしくてな。
暇潰しに出歩こうと思ったんだが、一人で行くのもつまらんし
お前も遊びに……いや、護衛してくれたら助かると思ったんだ。

……あぁ。(複雑そうな表情を浮かべながらも相槌を打ち)
俺も姉が居たし、立場上では弟だったからな。多少は分かる。

冗談も何も、嘘だったらそもそもこの場にいねぇよ。
因みに一つ言っとくが、俺は神を信じないとは言ったが
神が嫌いとは一言も言ってねぇぞ。俺が真に嫌いなのは、
神を理由に自身の非道や過ちを正当化するような人間だ。

っと、もうこんな時間か。
お言葉に甘えて送って貰う事にするわ。
次の機会を楽しみにしてるぜ。今日は有難うな。
なんですか今の間は……!! 会遇を許されないやつですか!?
やっぱり駄目なやつでしたかーー!?

よかったです、男で。あ、いえ、女性でも、別に……いいのよ!

歓迎で瞳を切られるのです? 辻切ですか、危ないですね。ほんと目が無事でよかった……。
ハッ! シュバルツさまの護衛の任、お受けしま………え!? お祭り!?
ぁ、ぁぁ、ぁぁぁぁっと……ご、ごめんなさい。
シュバルツ……そ、それは。それは、ええぅ、やっぱり貴方さまの女として、行きたいです……。
神様が嫌いじゃない……やだ、なんだか自分、勘違いをしていたような、気がします。
そ、そうですか、えとその話はでは、また、今度。

はい! お送りいたします。宜しければお外で夕飯でも一緒しますか?
いや、悪ぃ悪ぃ。別に駄目って訳じゃねぇよ。
前の世界じゃ俺らは世間から恐れられすぎて、誰一人として近づいて来なかったからな。
今まであいつらと会話しようとするなんて前例が無かったから少々面食らっただけだ。
その胆力見習いたいぜ。

なんだその意味ありげな発言は、お前アレか。同性もいけるタチか。

無事……?無事ねぇ……?まぁ、今が無事なら無事か。(意味有りげに)
ははっ、素直でよろしい。(頭をぽんぽん、と撫でてようとして)
これでも護衛するとか言ってたら目の前で娯楽お預けタイムが待ってたところだぞ。
返事は勿論YESだ。夏の終わり、楽しんでいこうぜ?

お、それ良いな。折角だし夕飯も食べて帰るか。アマリリスは知ってる店とかあるか?
行く宛が無いなら、俺いきつけの酒場に案内するが。
お褒め頂き光栄ですが、なんだか複雑です!
シュバルツは……ううん。リヒトは、こんなにも素敵な方なのに、誰も近づかないなんて。

ふえ!?
あ、違うのです!
シュバルツを愛しておりますから例え今更女性でも………(顔がボッと赤くなり)うひゃぁい!?
閑話休題!!
女性ですか、命令でしたら愛してみせますが種としては繁栄しませんからね。

目は無事では、ないのですか?
ちゃんと、見えておりますか……?
ううー(撫でられ)
こんなに楽しんでしまっていいのでしょうか、些か心配です……。

いえ、外出先のご飯は疎くて。
あまりそういった所に行きませんから……。
はい、ではそちらの要望に添います。
さ、酒場……初めてかも?
素敵?誰も近づかなくたって別に構わねぇさ。今はお前が居るし。

(訝しげに様子を眺めながら)
お、おう。何を想像したかは知らねぇが……まぁ、見なかった事にしとく。
むしろ命令だったら愛せるのかよ、俺だったら……いや、ねぇな。

今は全く問題ねぇよ。よーく見えてる。
只、この目は一回潰された事があるってだけだ。
どうやって再生したから俺も知らねぇけど。白の奴が手を下したのは確かだがな。
俺はやらないで後悔する位ならやって後悔しろってタイプだからよ。
今まで頑張ってきた分って考えりゃ良いんだ。何も心配する必要はねぇさ。
それに、俺がお前と一緒に行きたいんだ。な?

お、酒場は初めてか。
少々周りが喧しい場所だが、飯も美味いし悪い所じゃねぇ。
そうと決まればさっさと行こうぜ。
あんまり日が落ちると酔っぱらい共が集まって席が埋まっちまうぞ。
(一旦いなくなったかと思えば、着替えてきて)
うぬぬ、喜んでしまいましたが、悲しむべきところでしょうか
いささか、貴方が心配になりました。
私がいなくなったらどうするのです。人との縁は結んでおいた方がよいですよ。

……むむ、なんだか危険な組織のような気もしてきました。
シュバルツを……いえ、そうじゃなう、仲間を傷つけるなんて。

頑張るですか、そう見えておりますか。
貴方は子供を生かす事ができるのに、私は殺すことしかできないわ。(目を伏せながら)
……ぁ、はい、貴方がそう望むのなら。

それは大変ですね! ではサクっと参りましょう。

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