PandoraPartyProject

ギルドスレッド

expiation

贖罪の場

燃え盛る火刑台を背にして、魔女は椅子に腰掛け脚をブラブラと揺らしている
退屈そうな顔で、何か愉しい事が無いか探している様だ

何時心変わりするかわからない魔女に業火の中に放り込まれてもいいならば、声を掛けてみるといい

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何だろうねえ、この世界は。消し炭になったかと思えば変な場所で目が覚めて、世界が滅亡するのどうのこうのって。死後の世界にしては、やけに意識もすっきりしている。…(頭をくしゃくしゃと掻くと)まぁいいさ、世界がどうのこうのなんてぼくの知った事じゃない。これまで通り、好きな様に生きるだけ…ははっ!(何が可笑しいのか、ケタケタと笑い声を上げて)。
何やら騒々しいし、焦げ臭いにおいがすると思ったら……何をそんなに楽しそうにしているんだ?(ふらりと、少し離れた場所で鎧姿の狼が魔女を見かけて声をかける)
そりゃあ、この世界で好きに色々やれると思ったら楽しいじゃないか!いや、楽しまないと損、の間違いか。
(一呼吸置くと、目を細めて鎧姿を見つめ)……ん?その姿、きみ、確かどこかで…(どうやら見覚えがあるようだが。離れた暗がりに立っているせいか、判別しかねているらしい)。
......まぁ、楽しまねば何事も成せない、か。
(かしゃん、と姿勢を崩した鎧の音が聞こえる)あぁいや顔見知りなどでは決してないんじゃないかましては殺しあったりなんてそんな疲れる事なんてしてないだろうきっと。(しれっと分かりやすい形で自分の顔と姿を晒しつついつでも離れられそうな位置に止まる)
(暫く、目を凝らしていたが)…あぁ、きみか!あっはははは覚えてるよぉ、ぼくの首を飛ばそうとした獣人!!嬉しいなあ、また殺しに来てくれたのかい?(騒々しい笑い声が、静かな森に響く)……で?本当に殺しに来たなら、喜んで相手をするけど?(ぴたりと、笑い声は収まった。低く抑えた声で、淡々と問い掛ける)
唐突に俺の住居に不法侵入してくるからだろう。いつでも殺してやりたい所だが、ヤり始めると疲れるからな。今日は、森火事でもしていないかと見に来ただけだ。
(ヘラヘラと笑うと、小さく肩を竦めてからかう様に)知らないよぅ、入って欲しくないなら「入ったら殺す、絶対に殺す」とか書いておけばいいんじゃない?(うーん、と背伸びして)まぁ、そっちにその気が無いならぼくも何もしないよ。疲れるっていうのは、同感だし。森火事、ねぇ…いいねぇ、中々面白そうだ!あーでも、ぼくの居場所も燃えカスになるのが辛いところかなあ。
書いていてもどうせウォーカーじゃ……ん?読めるようになっているのだったか?(顎に手を当ててうむうむしてる/今まで対して興味がなかったので詳しく把握できていない)まぁあとで調べればいいか。疲れるだけで得るものがないなんて何ともやる気の起きない行為だ……(面白そうだ!と動いたのをみて。)火は色々便利だろうが、意味なく燃やすだけなんて面白みもないだろう。(パキパキ、とそれとなく氷が大きな円を描くように地面を張っていって炎が広がりすぎてはいけないようなラインを作っていく)
崩れないなんとかとかいう法則が働いているらしいから、書いてある事は大体把握出来るんじゃないかなぁ(同じく、大して興味の無さそうな口調で)…まあ、それを読む気があるかどうかとは別問題だけど。(再び、脚をブラブラと動かす。巻かれた黒い呪布が、そのたびにヒラヒラと揺れ)意味?意味なんて必要無いよ。ぼくは、やりたい時にやりたい事をするのさ。それに…そもそも人生自体に、意味なんて無いでしょ?(地面を走る氷を見つつ、無邪気ともいえる口調でそう言った)。
世界の理とは、なんたるものなのかな。(少し遠い目をして思考にふけりそうになって……聞き咎める)お前自身が、書いておけと言ったのではないか。(ヒラヒラと動く布にチラリと視線を向けて、すっと戻してから、ふっと小さくため息をついて)やりたいだけやった所で、やりたい事なんてすぐに尽きてしまうだろう?意味なんてある人生などないのだからこそ、意味を見出すしかないじゃないか。(それはもう諦めきったような声で。氷を走らせ終わったら勢いそのまま自分の後ろに氷の椅子を作って浅く座り込む)
どこの誰が決めたか知らないけど、世界の理とか胸糞悪い話だよ。まぁ、死んだと思ったら生きてたし、命を救ってくれたって意味では感謝してるけどね、こっちの世界に。(顔に掛かる前髪をかき上げると)あぁ、そういえばぼくが言ったんだっけ。忘れてたよ!(しれっとした顔で)尽きたら尽きたで、その時だよ。一晩寝れば、何か思いついてるかもしれないしねぇ(そう言うと、すとんと椅子から降り。ぶらぶらと歩き出す。燃え盛る炎の近くに歩み寄ると)意味を見出す、か……。見出せたなら、ぼくはこんな場所にはいないよ(小声でぼそりと呟くと、転がっていた骨を炎の中にコツンと蹴り飛ばした)。
まぁこの世界も、誰かがどうにかしてくれないと困るから形振り構っていないような動きをしたからな。(椅子に肘を付き顎に手をあてて)寝たら思い付くのではなく、昨日やった事を忘れるだけだろう。今のように。(小声でも大きな狼耳にはきちんと届いた)なんだ、つまりはここに来るような意味があったのか。
ぼくを呼ぶなんて、人選ミス、ってヤツだと思うけどなあ…まぁいいや。昨日やった事?そう言うきみは、全部覚えてるのかい?(口を尖らせ、不満げな物言いで)…元の世界にも戻れないし、する事も無い。だから、ここで適当に過ごしてるだけだよ。もっとも、戻れたとしても何も良い事なんか無いけど(あ~ぁ退屈だぁ、とぼやいて立ち上がり。小さく欠伸をした)。
好きに生きろと言うには、適任そうじゃないか。昨日もまた、意義を考えていた、な。(子供のような仕草をしているのを見て)ホームシックか?いい思い出はなさそうな言い草だったが、やはり故郷を離れるのはさみしいか。(くつくつと喉の奥で笑い声を発生している)
平然と悪い事が出来る依頼もあるみたいだし、そういうのは嬉しいよね。…まぁ、ローレットに来てる人数が凄いから、依頼を選り好み出来る状況じゃあないけどさ。(へー、と気の無い相槌を打って)そんな事考えてたら眠くならない?ぼくは眠い(と言いつつ、また欠伸を一つ)。
良い思い出がある様に見える?もしそう見えるなら、その目玉を抉り出して石でも詰めてあげるよ(へらりと笑うと、身体に巻かれた包帯をグイッと引き下げる。斬り傷や爛れた傷跡の残る身体に、軽く指先で触れると)寂しい、さみしい……うーん、少し違うかな。どうせならもっと殺してからこっちに来たかった、って感じ。不完全燃焼。
善悪よりも、生存こそが重要であるというのは、まさに正しいのだろうな。……正直、あれは喧噪が好きなものが今いるだけだとは思うがな。(あくびされたのを見てさも心外そうに)……何を考えていても眠くなるような顔をしているぞ。
(引き下げあらわになった肌と、その傷跡に目を向けて)うらみつらみを吐き捨てるだけの期待はあったのだな。……燃え尽きたい程に殺していきたかったのか。果たしてそれではこちらの世界に呼ばれたのか、わからんがな。
まぁ、ぼくでも受けたくないような胸糞悪い依頼もあるだろうから、そういうのは避けるかなー。それ以外なら、仕事は選ばないけどさ。しっつれいだなぁ、こんな可愛い子にそんな事を言うなんて。やっぱり、目玉を刳り貫いて石詰めた方がいいんじゃない?ねぇ?(軽く首を傾げつつ)
やられっぱなしが気にくわなかっただけさ。満足出来るまで、それこそ完全燃焼出来るまで仕返し出来たなら、その後本当に死んでも文句は無かったよ。
まぁ必要とされれば俺もいくさ。それが依頼というものだ。自分で可愛いと宣言するなら、もう少し女を磨く努力を怠らないようにしたらどうだ?(しっしっと手を振りながら)
燃え尽きるまで満足しない復讐の劫火か。むしろ今のこの世界の情勢を見るに、不満があるからこそ呼ばれたのではないかとは思えるな。いいか悪いかは別にして、やらかしそうではある。
磨きすぎてツルツルだよ、これ以上磨いたらひび割れちゃうくらいにね?それとも、もう割れてるかも?(本気か冗談かわかりにくい口調で言うと、けらけらと笑い)
正直、この世界の行く末なんて興味無いんだけどね。まぁ、なるようになるんじゃない?そういえばさ、きみはこの世界でどんな風に生きてきたの?なんか高そうな鎧着てるしさ、良い値で売れそうだよね…それ(口の端を釣り上げて笑う顔を、揺れる炎が照らしている)。
表面ばっかり磨いていてどうする。内側も磨いてこそだろう。(皮肉そうな笑みを狼顔で深めて)
……まぁ、世界は、広すぎるからな。ここで生まれ生きている俺も、正直そこまで興味があるわけではないな。
俺は、一族の悲願があるのでな。それを守ってきていた。どうにも、この世界の行く末の変動の時期にこそ、チャンスはあるのかもしれん。(照らされる表情に嫌そうな顔を返して)残念ながら、これは俺の家のしっかりついていてしまっていてな。俺の家以外ではただの鉄としての価値しかない。
やーだよ、内側なんて磨いたって報われないっていうのは身に染みてわかってるし。所詮、人は第一印象…外側でしか判断しないんだよ。この世界でも、似たようなモノじゃないの?
広すぎて把握し辛いってのはありそうだよね(ブラブラと椅子の方へと歩み寄り、ストンを腰を落とす)。
…(すっと目を細め。含みのある言い方で)一族、ねぇ…へー、いいとこ育ちなんだ?それなら余計に値が張る…って思ったけど、鉄の塊になるなら別にいいや。(はぁ、と溜息を吐いて椅子に身体を鎮め)騎士、なんでしょ?その恰好からして。特権階級ってヤツ?(何やら騎士に対して良い感情が無いらしい。吐き捨てる様な口調だった)
外見ですらない。噂と勝手なイメージが、主な物事だよ。
今は特に、様変わりしている様子だからな(ん?と腰を落とした姿を氷の椅子に座ったまま見つめる)
いいとこ、ね。俺は既に納得はしているが、縛られる人生がいいとこなのかは、人それぞれだとは思うぞ。
(頬をついていた両手を前で組み、足を組みなおし態勢を崩して深く座る)
氷獄騎士、だ。特に利潤も権力もないが、誇りは得られるぞ。
(口調によい感情が見えないのははっきり感じ取りながらも、あえて笑みを深めて言う)
言いたい放題言った方の勝ち、ってね。はぁ、うんざりするほど素晴らしい世界だよ(大袈裟に溜息をつき、大袈裟な仕草で肩を竦める)。
ふーん、そっちにはそっちなりの苦労があるって事か。(少し考えこむ様な表情になり)ひょうごくきし。夏には涼しそうな職業だねぇ、ちょっと羨ましいかも?(誇り、という言葉を聞けば、鼻で笑い)……誇りなんかあったって、何にもならないよ。飢えが満たされる訳でも無い、暖かい住居が作れる訳でも無い。そんな物より大事なのは、お金だよ。これさえあれば、不可能なんて殆ど無い。(言葉を切ると、自嘲気味な笑みを浮かべ)俗物的だと思うかい?まぁ思われてもいいよ、自分でもわかってるから。
呼び出せる人が、ほぼ同じようなものなのだから、世界も大体同じだろう。
(何を当たり前の事を。という風に)
涼しみたいならいつでも、凍えさせてやるぞ。なんならゆったり永眠できるよう氷で封じてやろう。
(話を聞いてゆったり考えてから)それは、落ちぶれる前の貴族の発想だな。金はその場で立ち消えるが、栄誉は後の金を産む。金は万能だが、万能だからこそ、何もない所から生み出せなければ失うだけだ。俗物的ともいえん。
……まぁまずは住居と食い物というのは正しいがな。
夏はいいけど、他の季節ではお断りだね。寒さで苦労したから、余計そう思うよ。飲み物冷やす時に頼るかも。
(気怠げに髪をかき上げると)その貴族様に虐げられてきたんだよ、ぼくの様な貧民達は。今日一日を生きるのに必死な人間が、栄誉の事まで考えが回ると思うかい?後の金を拝む前に餓死しちゃうよ。ある程度生活や心にゆとりのある地位じゃないと、そこまで気にする事なんて出来ないよ。
炎と違って、氷は壁にすれば冷気も防げるぞ。
(ハン、と笑い飛ばして)それは随分と頭の弱い貴族様の元に生まれたな。
早々に見限ってやらなかったとは温情のある平民だな。
(氷の壁と聞いて、ぶるっと身体を震わせ)ぼく、冷え性なんだよ。氷の壁とか想像するだけで寒気がするよ。
頭の良い貴族の方が珍しいんじゃない?馬鹿の癖に、どいつもこいつも良い物食べて偉そうに太っちゃってさ…見限ろうにも、お腹が空きすぎてまともに力が出ないんだよね。だからぼくも、身長の伸びが止まっちゃったんだろうねぇ。
薄着の癖に何を言っているのか。
堕落を覚えると、すぐに慣れてしまうのは人の性なのだろうな。
今の時勢なら、幾らでも甘いものくらいなら食べれるぞ。
それに女はそれほど背の高さは必要ないだろう。
(面白そうに笑いながら)そりゃあ、きみに比べれば薄着だろうさ。むしろ、よく暑くないなあって思うよ。
まーねー、堕落は心地良いからね。どこまでも沈んでいきたくなるってのは、理解は出来るけど。もう子供じゃないしね、甘いものからは卒業したよ。(ひょいっと肩を竦め)背が低いと、単純に物に手が届かなかったりして不便だからね。そこまで大きくなりたいわけじゃないけど、せめて背伸びを頑張らなくていい程度になりたかったなって。
これでも季節に合わせて生え変わるのでね。こっちとしては、寒くはないかと思ってしまうな。
堕落し続けていられるのなら、それはそれでよいとは思うが、次につながらないのはやはり無為になってしまうな。
酸いも甘いも嚙み分けるのが、大人じゃないかね。
小さくても、椅子でも置けばいいだろう。デカいと小さくなることはできないからな
素朴な疑問なんだけど、抜け毛とか大変じゃない?人間の髪の抜け毛と比較にならないだろうしさ。寒くなったら、燃やしちゃえばいいんだよ(自身の後ろで燃え盛る炎を、親指を立ててクイクイと示し)燃えそうなモノなら、そこら中にあるしね!
クソったれ貴族じゃないけど、楽してお金が入って苦労の無い生活をしてみたいよ。そろそろ人生で良い目を引きたいんだけどなぁー(舌打ちすると、不貞腐れた顔で)。
そもそも、どのあたりからが大人って言うのさ?揚げ足取る訳じゃないけど、結構難しい問題じゃない?これ。ぼくも子供じゃないけど、大人って言えるほど成熟してる気もしないし。
(自分と対照的な、大柄な身体を眺めつつ)…それだけ図体大きいと苦労はするだろうねえ。
抜け毛は慣れだ。人種族も別に全く抜けない訳じゃないだろう。程度の差だ。
(業々と燃える炎を見て目を少し細くさせて)燃費の悪そうな女だな。
需要は多い、楽が出来るかは知らんが、やらなくていい苦労はしなくてもいい生活は出来る時勢だ。それこそ今なら自分次第じゃないか。
庇護を離れてから、大人になろうとしなくなったらじゃないか。……まぁお前はもう少し成熟した方がいいとは思うがな。
ブルーブラッドはまぁ面倒になったら変身できる身ではあるがな。
ま、確かに毛玉になるほどぼく達は抜けないかな。そこまで抜けたら悲惨な事になるし。燃費ねえ…そりゃまあ、凄い威力の魔術を使うならそれなりに消費するモノじゃない?って言っても、魔術とか使える様になったのはこっちに来てからだけどね!
一応努力はしてるんだよ、お金稼がないと生きていけないからね。人が多い場所は嫌いなのに、ローレットに通って依頼を受けたりさ。
(ハッと鼻で笑い)庇護?そんなの、片手で数えられる程度の年数しか受けてないよ。(逸らした視線を、再度合わせると)こうならざるを得ない環境だったのさ。…もう少し色々と満たされてたらこうはなってないって、自分でもわかってるしね。
ふぅん、じゃあ人型にもなれるんだ?なってみせてよ、面白そうだし(数瞬前は不機嫌そうな表情だったのに、今はニヤニヤと笑みを浮かべ)。
燃費も悪そうだが、堪え性もなさそうな女だ。魔術は便利だがそればかりに頼っては脆くなるぞ
ローレットか。時には出会いを探しにいくのもありなのかな。
庇護の終わりなんてそれこそ人それぞれだ。......なんだったら囲ってやろうか?城暮らし程度なら提供してやるぞ?勿論相応に働いて貰わんといけないがな。
俺の一族はブルーブラッドの血統だ。
ブルーブラッドはその気になれば人と見分けはつかない。
だから、血統を現すには常に獣である必要があるんだよ。
あははっご明察!堪えるのなんて大っ嫌いだよ!ムカつくヤツはぜーんぶ吹き飛ばせってね!(手を打ち合わせ、楽しそうに笑いながら)でも生憎、武器の扱いは専門外なんだよ。まあ、殺られる前に殺れば何とかなるんじゃない?
もしかしたらいつか一緒に働く事になる人もいるかもしれないし、顔出してみるのもいいんじゃない?適当に人に合わせるのも、処世術の一つってヤツだろうし。
(城、と聞いて顔をしかめ)ありがたい申し出だけど、遠慮しとくよ。働くのが嫌じゃなくて、どうにも城って建物に良いイメージが無くてさ。
ふぅん…なんでブルーブラッドって言うんだろ?血が青いとか?…(良い事思い付いた!という様な笑顔になると)ねぇねぇ、血の色見せてよ!少しで良いからさ!(血統云々よりも、そちらの方が気になるらしく)
ふん、まぁ気に入らないなら正面から吹き飛ばせばいいというスタンスは、悪くはないな。
幾らでもやり直しの利く人生ならそれもいいだろうが、一通り何でもこなせないと生き長らえるのは……いや生き苦しくなっていくぞ。その内な。
ローレットは、働くのであればよい場所ではあるな。何より名声が溢れている。金では買えない評価だ。
ふむ。まぁ好みは人それぞれか。己の城を持てるのはいいぞ。小さな家でもな。
血が大事だと言ってるのに無駄に流す訳がないだろう。この身に流れる一滴すらも、証の一つなんだ。
(でしょ?と得意げに言うと)ふーん、それは忠告…或いは、人生の先輩からの助言、ってヤツ?もし先輩面してるだけなら燃やすけど、…(目を細め、真意を確かめるかのように暫く顔を見つめ)……まぁいいや、聞くだけは聞いとくよ(ひらひらと適当に片手を振った)。
現状、やりたくない仕事でもやらないといけないのが辛いけどねー。人多すぎて仕事選べないもん。
ぼくは掘っ立て小屋とかでも気にせず住めるからねぇ。大地を床とし、空を屋根とする。こう言い換えたら、中々素敵じゃない?(相変わらずへらへらしているが、目は笑ってはいなかった)
ちぇっ、ケチくさい男だなあ。そんなのじゃモテないよ?さてはきみ、彼女とかいないでしょ?
先人たちのありがたい知恵というものだ。そういうものは霞め取っていくのがいいぞ。どうせ取られるつもりの知識なのだから。(気のなさそうな仕草に目を細めながら)
何かをやりたいなら、それ相応の対価は付き物だな。少しでもやってやる気があるならいいのではないか。
……ふん、確かに、住めば都とは言うがな。まずは家を持つのを目的としてみたらどうなんだ。何か目標があると、また違う視点が持てるかもしれんぞ。(生気をなくした眼を見て、思う所はあったようだ)
誇りを持って大切にする男は、ケチじゃないさ。それで生活が破綻もしてないしな。彼女な……子孫は確かに残さなくてはいけないな。
知恵よかお金の方が欲しいよ、ぼくは(小声でぶつくさ言いつつも)…っていうかきみ、何歳?その姿だと年齢わかんないしさ。20半ばとかそのくらい?雰囲気的に。
ある程度貯金出来たら、めんどくさい事とおさらばして適当に暮らしたいものだね。それこそ、誰もいない山奥とかで。
目標、かぁ……生憎、それを考えられる様な素直さとか純真さは失っちゃったんだよ。(と、そこで少し真面目な顔になり)きみの言ってる事、頭で理解は出来るんだけど、ね。
ふぅん、そういうものなんだ。まーあれだよね、価値観の違い?ってヤツ。子孫云々って話聞いても、へー真面目だなーって感じだし。
ん?そんなに老けてみえるか?こんなにも若毛でフサフサだというのに。
まだそんなに長くは生きてはいないな。まあ成人はしているが。
畑でも耕すか?どれこれも燃やしそうだが。
素直さや純粋さというよりも、野心で行く方が、野生的だとは思うがな。
なんだ、もっと低俗的な話をした方がよかったか……あー結婚してーとか。
そりゃぁね、ぼくから見たらただの毛むくじゃらだよ。歳なんてわかんないや。とりあえず、ぼくとそう歳は離れてなさそうってのはわかったよ。
肥料になりそうなものは燃やして灰にしちゃえばいいんだよ、気分もスッキリするしね!
野心、野心…(繰り返し呟くと、暫く考え込み)…ムカつく特権階級の連中を纏めて消し炭に出来たら、割とそれで満足しちゃいそうな気もするなあ。あーでもわかんないや、その時になったら足りないって思うかもしれないし!(あはは、と楽しそうに笑った)
いやー言葉通りの意味だよ。割と真面目に考えてるなって思っただけさ。ぼくはそういう事、考えた事無いしねぇ。
毛並みや立ち振る舞いに若さがあふれているだろう。というかお前はそんなに離れていないって事は成人してるのか?若そうに見えているんだが。
育てるものの事を考えて灰にしないと肥料にはならんぞ。
ふん、まぁ野心なんていうのは自己満足ではあるからな。満足できるまでやろうという気持ちが野性的なのかもしれんな。
血があるって事は、考えなくてはいけないのが俺の家系だったからな。所詮は血以外に何も意味を見出せなくなってしまっているのさ・。
そんな細かなところまで確認してないよー、さっきまで殺そうとしてた相手だし。確認したけりゃ、動かなくなってからでも十分だしねぇ…あははっ!んー、たしかー(指折り数え)18か19だった気がするよ、ぼく。20だったかな?まぁいいや、多分その辺り!
うーん、何を育てればいいんだろうねぇ。小麦とかがいいのかなぁ。何か良さそうなのあったら教えて?
(難しい話はわかんないや、と口を尖らせ)まー、好きな様に生きて好きな様に死ぬのが一番なんじゃない?その最中に、それこそ彼女だとか子孫だとか作ってさ。でもま、家系がしっかりしてると血統云々が重くのしかかるよねぇ。ぼくみたいな身分の人間は、どこで野垂れ死んだって別に問題無いから気が楽だけど。
殺す相手には敬意を払うのは必要な事だろう。……なんだと。むしろ近いなんてものじゃなくてほぼ同じなんじゃないか。
芋はいいな。身体の中で熱になる。
(あ、飽きたなとまたこの話は飽きらせてしまったなという顔(けむくじゃら)をして)好きに生きるには、やはり多少は縛られている方が生きやすいものではあるのだな、とは思う。
血を残さねばならないというのも、使命感で子孫を残すのはあまり気が進む事ではないがな。
それこそ、自由な身分な方が、好きに恋愛も出来るだろう。

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