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ギルドスレッド

キャリー喫茶店

【個別】桔梗と黒猫

▼種々様々な衣装が打ち掛けられ、吊るされた衣装室。
 カンテラでほのかに照らされた薄暗いそこは、いつになくふわりと茶の匂いが漂っている。
 今日は、旧知が遊びに来る日。

※キティと桔梗の個別スレ

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はて、さて……。
(薄暗がりの中で蠢く影たちに一通りの準備を済ませて、あとは待ち人を待つばかり)
いつもはほんの一瞬なのに、待つ時だけは不思議と長い……。
解せないものでありんすけれど、ただ待つというのも悪くないものでござりんす。
(テーブルの上に頬杖し、上機嫌に椅子の下で足と尻尾を揺らして待つ)
(カランコロン。下駄を響かせ少女が現れる。)
むう……すまぬ、遅れたかの?
どうにもこっちは同じような造りで迷ってしまうのう。
未だにすむぅずに着けんで困っとるよ。
(「老いたくはないもんじゃの」そう言ってことこと笑い、旧知の友を見やる)
(ドアベルが鳴った。下駄の音が聞こえた。2つの音を聞いて、心地良さそうに耳を揺らす)
いいえ、今準備が整ったところでありんす。
ようこそ、衣装の間へ。はて、さて、ここにぬしさまを招いたのはいつ以来やら。
とにもかくにも、まずは座ってくりゃんせ。その様子だと、立ちん坊は辛くありんしょうえ?
(つい、と手で対面の席を指し示す)
今日は伝手を辿ってぬしさまの世界の茶葉を試しに買って来んした。いかがでござりんしょう?
(嗅げば、この衣装の部屋にほのかに香るその匂いが、昔嗅ぎ慣れた日本茶のそれだとわかるだろう)

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