PandoraPartyProject

ギルドスレッド

行商船メアリアン号

アカネの個室

一般的には操舵室と呼ばれる場所。
この部屋の窓から見える景色はどこまでも、何処までも蒼く澄んで輝いている。

「アタシに何か用かい?いきたい場所があるなら遠慮なく言いな!」

※オーナーであるアカネに個人的な話がある場合はこちらへ。
※基本的にマンツーマンを推奨していますが、両者の許可を得れば二人目、三人目の入室も可です。

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ここか?噂に聞く『破天荒だが気前のいいレディ』が商ってるっつー商船は。
(テナント募集のビラを片手に、船内へゆっくりと入って来るのはカサゴのヒレを耳代わりに持つ成人男性。
操舵室の前まで辿り着けば、まずはノックをしてみよう)
御機嫌よう、ミス。少しお時間を戴けませんか?
(室内に転がり込んできたノックの音にそれまで読んでいた本をめくる手をピタリと止めた。)
(扉の向こうから聞こえるのは成人男性の声だ。口調から察するにそこそこイイトコの出だろうか。)
……少しでもたくさんでも構わんさ。お入りよ。
失礼致します。
(扉が開かれた瞬間、ふわりと甘ったるいバニラの香りが辺りを漂う。部屋に入ると一礼し)
アポなしで突然押しかけてすみません。
街中で空きのテナントを探していまして。街中でこちらの商船の話を耳にしたのです。
詳しい話をお伺い出来ますか?
アポ?(聞きなれない言葉に不思議そうにオウム返ししてはたと気づく)
……あぁ、会う約束のことか!そんなもの気にするような連中を今まで相手したことがなくてね。
(豪快に、それでいて品良く笑う)
もしかしなくても、アンタ、良いとこの出だね?ちょっとした小金持ちのとこの次男坊ってとこかな。

(テナントの話題を出され、「あぁ」と声を漏らす。その声は嬉しそうに弾んでおり)
ともかく椅子にお掛けよ。茶の一杯くらい淹れてやるさ。
ここが商船だからというのもあるかもしれませんね。
船での渡航は時間が読めませんから。
(それでは失礼致します、と促されれば席に着くだろう。ハッタリか場慣れかは定かではないが、落ち着いた様子だ)
商船だから、ねぇ。
(この男はこの船の前身を知らないのだろうか。
いや、知らない方がいい。カタギの人間にはあまり知られたくないかもしれない。)

落ち着いてるね。人様の懐に入り込んだら普通は緊張するだろうに。
(白いティーカップにバラの形の砂糖菓子を添えて相手に差し出し)
で、アンタはここで何をしたいんだい?
まさかアンタの体を使って女どもを魅了するような怪しい商売とか?
えぇ。……どうかしましたか?
(てっきり、話題になるのは航海の厳しさや船旅の話だと思っていた。ややズレた部分を挙げられて違和感を少し覚える)

これが貴女のような淑女とのデートなら緊張のひとつもしたでしょうね。ですが此度は残念ながら商談だ。商いは対等に接する事で、お互いを信頼しより良い結果を結べると私は信じておりますので。
(何より自分の直属の上司は化け物じみてる。
それに比べて相手は人の姿であるだけまだ商談かまやりやすい、などと思っていた。変なところで度胸がついたのである。
添えられた砂糖菓子を小さく齧り、口あたりのなめらかさに上唇を舐める)
買い被りですミス・アカネ。私にそれほどの甲斐性はありませんよ。代わりに香水の調香師としては一日の長があります。
ですので、こちらの船で香水販売と調香のスペースをお借りしたいのです。
いや、なんでもないさ。
(知らないならばそれがいいし、知られても些細な問題か。
自分の分のカップを満たす紅茶の水面をみつめてぼんやりそんな思考に至る。)

対等。なるほど、そりゃそうだ。
借りたいものと貸したい者。互いの利害が一致してるならその関係を長く続けたいと思うものだね。
(尤も、今までの自分にはない考え方だと苦笑いして茶を一口。)
……へぇ、香水。
いいね。この味気ない船がいい香りに満たされるのは悪くない。
で、何部屋必要だい?3?5?
それなら詮索はなしにしましょう。
ミステリアスな女性は嫌いじゃない。

無論、ミスのお誘いならいつでも喜んでお供致しますよ。
手前味噌ながら、よくできたパートナーがいるもので、貴方だけの……とはいきませんがね。
(爽やかな笑顔で甘い誘いと共にガードを張る周到さ。これが天然タラシと言われる所以だと本人は気づいていない)
潮風にのせて、四季折々の香りをお届け致しましょう。
部屋は2つほど。調香室と店舗用をお借りしたい。
はぁん?だんだんあんたっていう人間がわかってきた気がするよ。
その上で益々気に入った。
(いたずらをしでかす前の妖精のようににやり、と笑った。)
二部屋ね、わかったよ。料金は……んー、これくらいでどうだい?
(提示した額は幻想国内のまぁまぁ小綺麗とされるホテル一泊分位の値段だ。)
光栄ですミス。……なるほど。
(提示の金額を見ると、少し顔が引きつってから営業スマイルに戻す)
お恥ずかしい話、工面に少しお時間がかかりそうです。
お恥ずかしい話、今回は初めての起業でして。
(相手の顔色の一瞬変わった様子を見てクスクスと笑って)
おやまぁ、金欠かい兄さん。難儀だねぇ。
なら用意できるまでツケといてやるよ。出世払いでもいいよ。
……それはありがたい。感謝しますよ、ミス。
(内心「流石に人情で割引はねぇか〜」なんて考えていた。紅茶に口をつけて一息つく)
それでは今後ともよろしくお願い致します。
飲み終わったらすぐ準備にとりかか利ましょう。
んー、これ以上の割引はちょっと厳しいかもだ。
(まるで考えていることがわかったかのような口ぶりでクスリと笑いながら答えたあと、頬杖をついて)
でも二部屋で月の家賃がホテル一泊分はお手頃だと思うよ。アタシが言うのもおかしな話だけども。

一先ず仮契約ってとこかね。これからよろしく頼むよ兄さん。
(手を差し出そうとしてはた、と気づいた)
そういえば兄さんはアタシの名前を知ってるようだけどアタシは兄さんの名前を知らんね。
兄さん、あんたの名前は?

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