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ギルドスレッド

狼王の森

【雑談】陽の差す森その2

広間のように円形にぽっかりと拓いた森の一角。
青々とした木々の屋根から光が差し込む、明るく暖かい空間。

人里のような利便性は無いが、草木で出来た天然のクッションや腰かけられる切り株などはあるようだ。

(一般小動物もやってくることがあります。危害を加えるような行動はご遠慮願います。危害を加えるような行動でないのなら、存分に戯れて構いません。)

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……ふん、客人の去った後の空気というのは、中々どうして、慣れはしないな。

我は今しばらく休むとしよう……。
(空気の熱が薄れていくような、ささやかな寂しさを覚えながら、心地良い陽の光の下、体を丸めるようにして目を閉じ)
(温かな陽射し、春の気配を感じながら久しぶりに小さな姿で探検を。
 その途中──…黄色い蝶を追っているうちに、森へと辿り着き)

…この姿でお散歩は久しぶりです。
人の姿のときと、目線の高さのせいか世界が違ってみえる…不思議…

!……お、大きな狼さん。

(恐る恐る近づいて、くんくんと匂いを嗅ぎ……起こさないように、静かに寝顔をじっと観察。少しだけ…と、自分のギフトで数時間前の景色を遡る──…)

……ふふ、色んな方とお喋りされていたのですね。
このまま、寝かせてあげた方が良いでしょうか…。
……む……?
(些か深い眠りの中、鼻の頭に黄色い蝶が止まり。ようやく敵意は感じない知らない気配に目を開け、顔を上げる。同時に蝶は飛び立って、視線を下せば映る姿を見下ろし)

客人か……。すまぬな、来訪に気付くことが出来なかった。
(まだ微かに微睡んでいるせいか、上げた顔を下し丸まるようにしながら、視線の高さを合わせるような体勢で語り掛け)
!……お、おはようございます。
(森の主の目覚めに大きな瞳をぱちくりさせ、小さな身体が少しだけ強張る。飛び立った蝶を目で追いかけながら、空を仰ぎ─…再び視線を戻した)

ゆっくりお眠りだったのに、起こしてしまいました、こちらこそごめんなさい。
このまま私も…お隣で昼寝させて頂こうかと思っていました、ふふ。
私は、ブルーブラッドのセレネと言います。
蝶々さん、行ってしまいました…でも、私をここまで連れて来てくれました。
(頭を地面近くまで下げ、ゆっくりと顔をあげた後、小さく微笑んで)

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