此処は俺がこの世界の様々に関して「主観」だけで勝手に考察している、謂わば自己満足と自分用の資料だ。
わざわざ見るような内容も価値も無いが、明らかな間違いは兎も角、わざわざ君の主観や考えと違うからという理由で何か言われても対処しないのでそのつもりで頼む。

【幻想】
先ずはここについてだ。
ローレットの本拠地やこの館があるのもこの国だ。
嘗ては世界的な強国だったようだが上の腐敗で実情はボロボロらしい。
自分本位は結構な事だが尻に火がついてもまだ改めない貴族達は滑稽な事だ。
また、信仰心が高い反面、俺のような余所者が迂闊に研究しようと深部に踏み入れば相応の反発を受けるかも知れない。
一番興味深いのは「果ての迷宮」だろう。
どんな遺物があるのか、俺も早く探索にいきたい物だ。
国としては赤点だが興味深い研究対象が多いので当分は此処に腰を落ち着けようか。

【幻想2】
纏めると門閥貴族縄張りだな。
身内にして敵に回すと厄介だが取り入るなら楽な方だろう。
何せでしゃばらずに利を見せれば良いだけなのだからな。
ま、俺は研究出来れば構わぬから彼らと必要以上に関わる事もあるまい。

【鉄帝】
脳筋、以上。

【鉄帝2】
脳筋で済ませたら怒られそうなのでちゃんと書くぞ。
所謂修羅の国、よく言えば実力主義、悪く言えば暴力以外の力を認めていない狭量な印象を今のところ受ける、とは言え皇帝の経歴見る限り、必ずしもそうではないのかも知れないな。
実力主義は俺と気が合いそうだが力に対する考えが魔術士で学士でもある俺とは合わぬと思う。
しかしここの国民全員「脳筋」を活性化させてるんじゃないかと疑いたくなるな。

【錬達】気が合いそうであるが、元の世界に於いて科学に見切りを付けた俺と科学を信奉する彼等とは根っこが相性悪い気がするな。そもそも俺は元の世界に帰りたいと考えていないしな。
身を寄せるにしても俺は異物と言うことを忘れないようにせねば何をされるか解らんな。
相性的には△といったところか。