PandoraPartyProject

ギルドスレッド

【微睡む白猫亭】

【雑談スレ】物静かな店内で

これはいわゆる雑談の場だ。
マナーとかその辺をちゃんと守って、色々な人と交流できればと思うよ。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
……おや、こんなところに猫さんの看板が。
もしかして看板猫さんとかいるんですかね…?

お邪魔しまーす、どなたかいませんかー
むむ、人の気配が…。
(ソファーに横たわっているミノムシ状態の毛布の塊がもごもご動いて、暫くして顔だけ出す)

おお、本当に人が来たじゃないか。
よく来たね。どうぞどうぞ、ずずいっと奥へ。
あーはい、どうもこんにちはー……?
(促されるまま店内へ、声のした方を見ればそこにはミノムシ状態の女性が)

えー…と、もしかして看板猫さんだったりします?
(毛布のミノを取り払い、ソファーの上に体を起こす)
はい、こんにちは!
看板猫と言われると照れてしまうね。
僕はサフィール。ここで適当に過ごしているしがない魔法使いさ。
働いているわけじゃなくてね。あっ、あそこのカウンターに居る初老の紳士がここのマスターさ。
寡黙で観葉植物のようだけど、仕事はしっかりこなすし、僕に対して文句も何も言わない。素晴らしい人さ。
(入店してきたお客さんに向かって、嬉しそうに、そして捲し立てるように一気にしゃべり)

…っと、これは失礼。
えーと、お名前をお聞きしても?
はい、サフィールさんですね。マスターさんもお邪魔してますー

あぁ、名乗ってなかったですね
私は那木口・葵っていいます。
外で猫の看板を見かけて、こちらに猫がいるのかと思って来たんですけど……
看板猫じゃなくて看板娘さんでしたかねー
あはは、猫に釣られてきたのなら、ご期待に沿えず申し訳ない。
ともあれよろしくね…葵さん、とお呼びしてもいいかな?
はいはい、呼び方はお任せしますよー

そういえばお店に近づいたときいい匂いがしてたんですけど、こちらで何か作ってました?
む、良い香りがしたかな?
まー仮にもここはご飯を食べるところだからね。
おーい、マスター、お客様に何か美味しいものを出すといいよ!お願いします!
(寡黙なマスターに注文を頼めば、かしゃかしゃと調理をしだし)

彼の料理の腕前は見事なものさ、期待して待っていると良いよ。
では、葵さんと呼ばせてもらおうかな?
葵という名前は珍しいね。
東方かその辺りの出身なのかな!
だとしたら、その辺りのお話とか凄く興味あるのだけれど!
あぁ、ありがとうございます
期待してますね

珍しい名前ってのはよく言われるんですけど……
ええと、出身が東方って訳ではないんです
私が生まれたばかりの時に、他の世界から来た旅人さんに貰った名前なんですよ
折角興味もってもらったのに残念ですけど……
あはは、いやいや何々。
ぶっちゃけ地方の話とかその辺りは葵さんの事を聞くための口実だよ。
色々な地方の話にも興味がないわけじゃないけどね?
僕は人の描く物語、人の歩んだ軌跡、そういったものが何より大好きでね!
なんだいなんだい!人から貰った名だって?
色々なものが詰まっていそうな、なんとも夢のある話じゃないか!
(両手を合わせ、瞳をキラキラさせている)
おおぅ食いつきがすごい
そんな大層な話でもないんですけど…

ええと、どこから話しますか……。
まず私の親が行き倒れてる旅人さんを助けまして、
以降仲良くなったらしいんですけど
私が生まれる時に名前付けてって無茶ぶりしたそうで…。

まぁ後から聞いた話ですし、
その旅人さんには会ったことないんですけどねー
名前を付けると言う事は、命を吹き込むという事に等しい。
その旅人さんはご両親にとって、そんな大事なことを任せられるだけの人だったんだね。

はぁぁ~…なんとも素敵な話だ。
そっか、葵さんも会った事がないのかぁ。
その旅人さんはどんな人だったんだろうなぁ。
あー、一応両親から貰った名前もあるんですけど
名乗る時はこっち使えって言われてるんです。
そういえば、子供のころはよく間違えてましたねー

えーと、旅人さんがどんな人だったかは…
明るい人とか楽しい人とか聞いたぐらいですねー
詳しく聞くと大体はぐらかされちゃうんで。
ほほー、親から貰った名もあるんだね!
でも、名乗る時は、葵ちゃんという名前を名乗るように言われているのかー。
いったい、そこにはどんな理由や想いがあったんだろうね!
はぁ~、色々な可能性が見えてきていいねぇ…。
(未知へと想いを馳せるように、うっとりとため息を漏らし)
(その後、コホンと小さく咳払い)

そっかー、はぐらかされちゃうのか。
なんかそれ、ますます気になっちゃうね!
いつか、どこかでその人に会えるのかなぁ。
世界は広いようで狭いとも言いますし
どこかで会えるかもしれないですねー

……さて、ある程度話しましたし
次は私が聞く番ですよー
さっきは看板娘さんって呼びましたけど
働いてるわけじゃないとは言ってましたし…
サフィールさんはお客さんなんですか?
おっと、僕の話か。
うん、働いているわけじゃないよ?
働く気がないからね!
(胸を張って、偉そうに言い切る)

かといって、僕がお客さんなのか…と言われてもそれはイエスとは言い切れない。
何故なら僕はお金を払っているからではないからね!
ふふふ、さてはて、僕はいったい何者なのだろうか…。
(謎めかすかのように、怪しく笑いながら葵さんを見つめ)
(直ぐに飽きたのか、肩をすくめて笑いかけ)
なーんて、浪漫も何も無いというか。
いやー、あれです。
僕、この辺で体力尽きてぶっ倒れててね。
其処をあのマスターに拾ってもらったというか。
サフィールさんはもしや
噂に聞く職業自宅警備員というやつでは?
いや、この場合は他宅警備員でしょうか

て、サフィールさん倒れてたんですか。
倒れるまでの紆余曲折とか、
拾われてからの紆余曲折とかが、
気になります、はい
あはは、多宅警備員か。いいねそれ。
居候とかごく潰しとかよりも、まだ可愛げがある呼称だ。

(楽しそうに笑った後、一息ついて)
うん、文字通り倒れてました。
いやね、僕体力ないんだ。純粋にバテてましてね。
意味合いは同じようなものですけどねー
まぁ人がいるのは警備になりますし
嘘は言ってないですよーと

おや、そうなんですか
そういえばお店に来た時もミノムシ状態でしたし、
元々あまり動けないんですかねー
……で、体力切れて倒れてたとこを拾われたと
他卓警備員である僕は、その責務を全うしなければならない。
故に、僕は今日もここでごろごろしているのだった。

まーあれです。ごろごろしているのにもちゃんと理由があってね?
僕は生まれつき身体が弱くてさー、そのおかげで元の世界では塔に籠りっきりで外に出たことなくて…。
あ、そうそう、僕も旅人なんだぜ?
病弱で可哀そうな僕だったわけだけど、突然召喚されて外に放り出されて…そりゃぶっ倒れもするさ。
ほう、旅人さん
風変わりな方とは思いましたけどね

しかし家どころか塔に籠りきりとは…
過保護なのかそれほど弱いのか

確か伸ばした髪で塔を降りるーみたいなお伽噺があるって聞きましたけど
途中で外に出たいーって思いませんでした?
あぁ、そんな御伽噺、僕の世界にもあったね!
元の世界にいた時は外に出てみたい、知らないものを色々と知りたいという欲求はそりゃ強かったさ!
ただ、僕はそりゃもう弱っちくてなー。
出たくても出られないんじゃ、究極の出不精になるってものだ。

不幸中の幸いか、僕には夢に干渉する力がある。
だから、一日の大半を眠って過ごし、誰かを想って誰かの夢を見る。
そうやって、俯瞰視点で外の世界を覗いてたんだ。
(そういったところで、マスターがするりと二人が居るテーブルへとやってくる)

(まずは二人の前にホットココアを置き、続けてチーズタルトを並べていく)
夢…、というと寝てる時に見るやつですかね?
確か夢の内容は自身の記憶が関係してるとか聞きますし、
それなら外のこともわかる…かな

あ、マスターさん
ありがとうございます、頂きますねー
(置かれたカップを両手で包み、一口二口啜る)
ふー…暖まるぜ…。
あ、僕は夢にちょこっと干渉する力があってね。
誰かを想いながら眠る事で、その誰かが描く光景を俯瞰的に覗き見ることができるのだ。
眠り続けて、塔の中から誰かの物語を覗き見る…自分の知らない世界を知っていく…。
そんな感じに300年くらい過ごしてきたんだ。

この世界に来てからは僕の本来の力は殆ど失われちゃって…ギフトとして少し力が変性したんだけど、もしかしたらこの世界でも夢に干渉する力があるのかもしれないなー。
そしたら、またその道を歩んでみようかな。
(そう言って、再びカップに口を付ける)
おおぅ300ですか
見た目じゃ分かりませんねー
あ、チーズタルトおいしい…

なるほど、元々あった能力がギフトになったりするんですね
こちらの方の夢ともなるとやっぱり混沌としてたりとか…?
んー、でも俯瞰的に見るのと実際に見るのじゃ
得られるものも違うんじゃないですかねー
ささ、お外があなたを待っているーなんて
ふふふ、マスターは無口で強面だけど、作ってくれるお菓子が美味しいんだこれが!

まーそう言うこったー。
実は僕は結構年上なのです。
その割には、さっき言った通り外の事知らないからねー。
嘗ての力を取り戻しながら、色々と挑戦してみようと思うよ。
さぁ、じゃあ次はまた葵さんの番だ!
貴女の特異な事とか、好きな事とか…あとはどんなお仕事してるのかとかも聞いてみたいな!
おっと私のターンですか

んー、得意なこと好きなこと仕事、
全部纏めてこれですかねー
(よいしょ、と呟きながら手製の肩掛け鞄を机の上に)

えー……お、いたいた
(しばらく鞄を漁り、取り出したのは熊を模した、手のひらほどのぬいぐるみ)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM