宿希望者の貸し出し部屋。

ベッドやカーテン備え付けの風呂等。
必要最低限と思われる設備は整えられている。
飾り付けとかはご自由に。

あ、ただあんまり派手に壊したりはしないでね？

やったなのーっ、おねがいしますなのよっ

うむ、いい笑顔だー。後で美味しい茶葉も持ってこよう。
（よしよししようと

えへへ、下の方がいいかしら。(いつくるかしら、としながら大人しくよしよしされて、ふんにゃりして。)

お客さんか、新しいリピィの友達かな？
んー･･･此処でも下でもどっちでも大丈夫だと思う。

紅茶はお湯の温度と抽出時間が大事だ。
何回か淹れてみて好みの濃さを確認しておくといい。
時間は砂時計があると楽だぞ。

へいっ じゅてーむっ！　いまをトキメクじゅうななさいのエントリーだっ！
　（ババーンッ！ と扉を開け放ち現れるじゅうななさいがっ！）
　（閉める時は丁寧に扉を閉めるじゅうななさいがっ 現れたっ！）

そういうわけで前略ホスト様っ！
御呼ばれされて恐悦至極っ感謝感激火砕流なヨハナがっ！
お客様として到着しましたよーっ！ やったぜティーパーティーだーっ！

えへへー(てれてれ、としている内に扉が開いて)

みゅ！ヨハナさんなのー！いらっしゃいませ、なのっ
(ぱああと笑って、耳をぴくぴく尻尾も思わず揺らめいて)
ちょうどおちゃよういするところだったのよ。
(抱いた籠からふんわりとチェリーパイのいい匂いがした)

な、なんだってーっ！
ちょうどヨハナが来るタイミングでお茶の準備を始めるだなんてっ！
なんてタイミングがいいのでしょう････っ！ 圧倒的準備力････っ！
まさかあなたは未来人っ！？　推定数時間後くらいの未来からやってきたっ！

それはそれとしてなにかお手伝いできることございますか？

できるレディーはきちんとよういするものなのよっ(えへん！としながら)
でも、おちゃがしいただいたのはぐうぜんだったなの。
に…みらいじん？(ぽやんとハテナを浮かべる)

えと、お皿とおゆもらってくるなの。ゆっくりしていてほしいのよー
できれば、ぱい切るのおねがいしてもいいかしら…？

およよー？ やっぱり伝わりませんかこの手のジョーク？
そりゃまあこの地点では、概念すら知らない方のが多いですから、当然ですよねっ。
いやはや失礼しましたーっ！ さっきのはちょっと難しい冗談でしたっ！
今度はもっと優しくて一発ドカンとやってくるような最高の奴用意しますよっ！

おっけーっ！ 了解っ！ ミッション受諾っ！ 任せてくださいプリンセスっ！
お恥ずかしながらこのヨハナ・ゲールマン・ハラタじゅうななさいっ！
刃物の扱いに定評は一切ありませんがぁっ 気概だけは十分にありますっ！
大船に乗ったつもりでやってやるぜーぃっ！
（ピザを切るために使う刃がクルクル回るカッターを構える）

…みゅ？ジョークだったなの…！？
(びっくりあわあわ、概念ってなんだろう？というのは聞かないままに。最高の奴と聞いてもっとびっくり！)
ぼくもとかいのジョークもおぼえなきゃ、ヨハナさんやっぱりすごくてかわいいさいきょうなの！

(プリンセスなんて言われたら、照れてしまう！ほんのり頬を赤らめて…)
ぴ、ピザ、カッターなのー！？ぱりぱりのパイきじ、きれちゃう？
(ほああ、なんてなりながらごく一般的なサイズの机に背伸びで籠からパイを置いた)

ヨハナさんにパイおねがいして、ぼくはいそいでおちゃ入れてくるなの！
(聞いたばかりのお茶の入れ方を思い出しながら、急いで飛び出していった。ほんのちょっとドアは開けたままである。)

ひゃーぁっ！ 楽しーぃっ！ サイの目切りすごく楽しーぃっ！
なんかピザとか切るためのコレをぐるんぐるんさせるの滅茶苦茶楽しーぃっ！
じょりじょりしょりしょりする感触気持ちいーぃっ！
　（ティーパーティー以前に、ピザカッターひとつでこの様である）

等分ずつ切っていくのもいいんですけどねー。
八等分は一部が細くなりすぎて、お皿によそう時に崩れちゃいますし―。
六等分なんて器用な真似できませんしー。
お勧めですよサイの目切りっ！ 切りやすいうえに取りやすいですしっ！
パイカッターニュービーのみんなもサイの目切りにレッツチャレンジっ！

･･････リピィさーん？ まだですー？
ヨハナ、そろそろ独り言も言いつくしちゃいそうな頃合いなんですけどー。
ツッコみ不在のままネタを出し尽くしちゃうのはいかがなものなのでー。
　（開いたドアの合間からそんな事をのたまう）（ピザカッター片手に）

(ぴょこぴょこぱたぱた！)
(お湯を注いだティーポットにシュガーポットとミルクポット、そしてティーカップとお皿とフォークがふたつづつ。砂時計もばっちりだ)
おまたせなのっ！わわ、こんなパイの切り方はじめて…たべやすそうね。
(美味しそうな香りにじゅるりと涎が出そうになった)

やややー！ なんか急かして申し訳ないですねーっ！
それではっそれではっっそれではっっっ！
本日の主役となるお茶を呼んでやろうじゃあありませんかねぇリピィさんっ！
女子会めいたトークを背景に、お茶とお菓子の織りなすめくるめくをっ！

いえいえ、お客さまはおまたせするのはわるいのよー
(ふにゃりと微笑んでお茶をこぽぽ、ふんわりいい香りが漂って)
こうちゃなのー、どうぞなのよ
じょしかい…！ぼ、ぼく、じょしかいってはじめてなの。
(はうう、と嬉しい悲鳴をあげて！)

奇遇ですねっ ヨハナも初めてですっ！
なーになに案ずることはないでしょうっ！
修学旅行先の宿舎で隣り合った布団で寝そべる友達同士の他愛もないお話みたいなものですたぶんっ！

それではっっかぐわしい香りのお茶が到着したところでレッツテーパーテーっ！
ひゃっふー！（ぱたぱたーんと席に着く）

ふふ、はじめてどうしのなかよしなのよ！(くすくす楽しそうに笑ってから首を傾げる)
しゅーがくりょこう？どんなりょこうなの？

ティーパーティなのよ！(きゃっきゃと自分の分も注いで、凄くすてきな感じ！)
ヨハナさんもおちゃすきなのかしら？きらいなものないっていってたけれど、すきなものはあるなの？
(お砂糖をみっついれて、ちょっとかきまわして聞いてみた。次の時はすきなものも用意できたらな、なんて考えながら)

好きなものはと尋ねられるとちょっとなんなんですけどもねっ！
実はヨハナそーゆーのもあんまりなかったりしますねっ！
なにぶんこの地点における食事にたいする見聞は広くありませんのでっ！
それと頭の中身がアッパラパーなおかげで過去の記憶もアッパラパーなのでっ！
強いて挙げるのでしたら甘い物は分け隔てなく大好物と呼んでいいと思いますっ！
そりゃーもう食べると味覚が爆発からの頭パンクでギャン泣きするレベルでっ！

あ、ヨハナはお砂糖１つ頂きますねっ！

なかったなの…！みゅぅ、ぼくもとかい来てあまりたってないから、すこししかしらないのよ。
あっぱ…？(くてりと首を傾げて)きおくそうしつ、っていうやつなのかしら。たいへんなのに、きがつけなくてごめんなさいなのよ(しょんもりと耳をぺたーっとさせて)

みゅ！ぼくといっしょなの…！！あまいものはぼくもすきなのーっっ
ここのきっさてんのマスターさんのスイーツはぜっぴんなのよ(もちろんこのパイ作ってくれたひとのも！切り分けてくれたのを同じ分お皿にのせて)
ミルクはへいきかしら？

いえいえまったくなんのそのですよーっ！
そもそも無くなって悲しむ様なことも今のところ見つかりませんしーっ！
記憶なくたってですね、お腹いっぱいでぐっすりすやすやで楽しくおしゃべりできればっ
な――の問題もないってもんですからねーっ！

ミルクはですね････ふふふ････ティーカップが溢れるくらいたっぷり頂きましょうっ！
贅沢････ 圧倒的リッチ気分････っ！ お母さんに怒られかねない邪悪の所業っ！
ここに絶品スイーツが加わればっ もはや世界はヨハナのものとなったも同然っ！

そう…？
(ちょっと不安そうに見つめてから、ヨハナさんがいいならとばかりにミルクポットをずずいと押して)
でも、でも、おてつだいできそうなことあったらおしえてほしいのよ？
(ちいちゃな手をぎゅっとして)
でもまずはおいしいきおくでいっぱいにするのも手なのよ！
(いつの間にやら目の前には二人分の山盛りのチェリーパイである。)

ふふ！たっぷりもすてきなの。ぼくは2はいめにしよぉっと…
(お砂糖たっぷりの紅茶を口にすれば、あまくて心も体もぽかぽかだ)
おいしいパイもあるし、もうてきもめじゃないかも？(くすくすと笑って)

お気遣いが恐悦至極過ぎていたみいるぅーっ！
ええ、ええ、ええっ！ その時は是非ともお願いしますねーっ！
（たぱたぱたぱたぱーっと ティーカップで表面張力起こすくらいミルクを入れて
　「はっはーっ！ これがヨハナスペシャルっ！」と宣いながら）

とまぁヨハナのことは一旦脇に置いといてですねっ！
今度はヨハナからリピィさんのことをお伺いしてもよろしいですかねっ？

えへへ、だっておともだちなら少しくらいおてつだいしたいもの。
(いつもたすけらちゃうなの、なんて言おうと思ったのだがなみなみと注がれたカップをみて、そおっとチェリーパイを一口。ソーサーがあるから少しくらいは平気だけれど！)

みゅ？ぼく？(首を傾げる)
ぼくでわかることなら、なんでもなのよー(はぐはぐ、チェリーパイが甘酸っぱくておいしい)

わぁい質問権ゲットっ！
　（なみなみとしたヨハナスペシャルを口先から迎えて一息ついてから）

それじゃあまずはリピィさんの好きなものについて伺ってみましょうかっ！

うー…あまいものとか、おやさいとか、チーズとか…おにくもすきなのよ。
きらいなものはあまりないかしら、いろいろたべれるのよー！
(とかいのたべものはまだまだしらないことが多いけれど)

チーズですかーなるほどー。
らしいといえば大変に「らしい」好みですねー。
そーするとチーズケーキなるものをご用意した方が良かったでしょうかー？
ヨハナも食べたことないんですけどもっ。
それともお茶に合うらしいカッテージチーズやマスカルポーネチーズとかっ。

(はてなと頭に浮かべて)
チーズケーキ…！ぼく、まだいっかいしかたべたことないのよっ
えっとね、いっぱいおなまえあるけれどぼくがおうちでたべてたの、とくになまえのないチーズだったなの。(いわゆる山のチーズ、というものである)
みゅぅ…っチーズもすきだけど、おいしいものはとってもすてきなのよ！たべてばかりはレディーらしくないかしら。

食べてばかりでは････ となると

･････････作る、ですか？ 作るご予定が？

お、おりょうりすこーしだけなら…！(ぷるぷるとして)
まえはいっぱい、おうちのごはんつくっていたのよ

ヨハナもあんまり得意じゃあないんですよねー。
作るもの全て皆々様からドン引きされるようなものですしおすしー。
いっぱい作ってらした、というのは？

そうなの？(きょとりとして、紅茶を飲み干した。)
ぼくのすんでたところ、いどうするしゅうらくだったのだけど…
かぞくがおおいおうちがおおいのよ。ぼくのいえもじいちゃまとぼくと、おとうとが3人いたの。

なーるほどなーるほどっ？ 所謂ひとつの遊牧民ですねっ！
それにそれに集落などは世帯数が少ないほど助け合いが肝要になりますので
女全員で集落全員分の家事を賄うなんて言うのもざらですからねー。
そりゃー量も規模も段違いってなもんです。
それとは別に弟の面倒を見るのもまた大変だったでしょうね。

みゅ！たすけあいはだいじなのよ。あっ、おかわりはへいきかしら？
(こぽこぽと自分と相手のカップに紅茶を注ぎ足した)
むかしはにいさまもいもうともいたし、かあさまもとうさまもいたけど…
いなくなってからは、ぼくとじいちゃまと、里のみんなにてつだってもらってたから、へっちゃらだったのよ！
でも、みんな味つけにもんくいうのだもの。それだけはたいへんだったのよ。
(みんな、げんきしているかしら…なんて窓をみる。ここ暫くぶりの雲ひとつないお天気だ。)

んぁーっ！ わかりますわかりますっ！
文句言うんだったら自分で作れっていうアレですよねっ！
全員の舌に合わせて作れたら苦労しませんっていうっ！
あ、お茶頂きます。今度は砂糖とミルクなしで。
香りを味わいたいので。

今その集落はどちらの方に向かっておられる頃合いでしょう？
（首を傾いで）（同じように窓を見やる）

そうなのよ…。じいちゃまえんぶんひかえめにしないとだし、おとうとはちいちゃいし(ぷんすぷんす)
ぼくはこんどはミルクいれるのっ

ぅ…と、ぼくもわからないのよ…ルートとかきまってないものだから。
げんそうのどこかなのはたしかなのだけれど。でもどこかのはずなのよ。
(ちょっとだけ耳がぺたりと下がって)

なぁんだぁーっ！ 意外と近くにいらっしゃるんじゃあないですかぁーっ！
じゃあ、じゃあ、今のうちに探せば会えますねっ！
大人数で野営できる場所とか、水場とかって、案外限られてますしっ！
地域さえ特定できれば案外見つけられそうですねっ！
それにどうやっても商人に頼る事にはなりそうだから聞き込む価値もありっ！
ヨハナ、リピィさんの家族並びにご近所さんに会ってみたいですねっ！
だって一回りも二回りも小さい遊牧キャンプって可愛すぎて見てみたくないですっ？？？

みゅー、近いのよ。かくれているから、みつかるといいのだけれど…
でもあえたなら、ぶじってわかればぼくはうれしいのよ。(へにゃっとして)
めずらしい、のかしら？いつもあまり気にしてなかった、わからないのよ。

うふふー女の子はミニマムなものに弱いですからー。
いやリピィさんにとってはそれが普通なんでしょうけどもヨハナにとってはです。
でしたらばでしたらば、今度探しに行ってみます？みます？

ぼくたち、みんなちっちゃいなの。年をとってもぼくよりもうあたまひとつくらいの差なのよ。(片手をぐぐーっと上に伸ばす、150cmくらいだろうか。)
ヨハナさんにふしぎなら、ほかの人にもふしぎかもなの。
ネズミのすがたでかくれながらうつりすんでいるのよ。つかまっちゃうのはこわいから。

みゅ、いいなの…？(ぱあ、と表情を綻ばせてカップを置いた)
みゅう…みゅうう、こんなすてきなことってないのよ…！(両手のひらを頬にやり、ふるふる尻尾を震わせた)
とっても、とってもすてきなの！
ええ、ええ行きたいなのよ！せめてみんなのぶじがわかればそれだけでもうれしいの

うぃやっひーっ！ そりゃもちろん構わないに決まってるぜだってヨハナ基本暇（
それにそれにヨハナも異文化交流できて大変嬉しいなwinwinの関係ですのでっ！
よし来たそれじゃあ日を合せて幻想近辺を粗探ししてやりましょうぐへへー

おひま…(ちょっとだけ、ぽかんとしてから笑って)
なら、ぜひおねがいしちゃおうかしら。おべんとうもよういしていかなきゃなのよっ
ゆびきりげんまん、うそついたらおそうじばんなーのよっ(きゅっきゅと指きりをして)
えへへ、あえるといいなぁ…
(ポットを傾けたら、とっても軽い覗き込めば丁度一杯分程だった。半分こでお互いのカップに注いだ)

ゆーびちょーんぱーっ！ ふーっ！
あってみせましょうっ！ それで向こうでもティーパーティーとかやってやるんですっ！
その時はヨハナ持参の菓子折り（虫料理）持参でっ！

えぇーそれではーっ！ 我々の拳闘を祈りましてーっ！
かんぱーいっ！（半分このお茶の入ったティーカップを差し出す）

ちょん…っいたいのはこわいのよー！(耳と尻尾をピーン！とさせて)
たんぽぽのおちゃとか、あまりごうかなものはないけれど…でもきっとちゃあんとおでむかえ、できるとおもうなの。(えっへん)

かんぱぁい！なのっ(うんと腕を伸ばしてカップを掲げて、きっと明日も明後日もすてきなひなの)

ぐびっ　ぐびっ
　ぐびっ　ぐびっ
　　....っぷひゃー！
（色気もへったくれもない飲みっぷりであった）

ややや！ 大変結構なお手前でしたっ １００点満点中の２０００点ぐらいのっ！
お茶が尽きることが大変惜しい素晴らしい一時とでもいいましょうかっ！

(こきゅこきゅ、はふぅ…と飲み干して)
えへへ、てれちゃうのよ。
みゅうぅ…
ちょっとおちゃがきれちゃうのはざんねんだけど、でもとってもたのしいしうれしいなの。
おいしくいただいてくれるのは、やっぱりうれしいわ！

なぁになに、惜しんだところで仕方がありませんっ！
なにせヨハナ達は望めばこれからなんどでもお茶会に臨めるのですからっ！
つまり楽しい嬉しいがこれから飲み放題食べ放題の暴飲暴食コースってことですよっ！

それではそれでは集落探しの件は頃合いを見計らって相談を致しましょうっ！
ヨハナ、やると言ったらやる子ですからねっ！

みゅ…そうね、いつでもできるなんて、すてきなの(こくこく、と頷きながらカップをおぼんにのせて行く)
でも、たべすぎたらふとっちゃうかしら？
(ちょっぴりは考えてしまうのだ、想像の中でビー玉みたいにまんまるで、手足だけぴょこんと飛び出す自分を考えて、ふるふると首を振った)

みゅ！おでかけもセットなのよ、えへへとてもたのしみ。
おでかけも、もちろんみんなに会って、ヨハナさんをしょうかいするのも！

お泊りセットも忘れずにですよっ！
最高級のサプライズをリピィさんファミリーにプレゼントして差し上げましょうっ！

それではそれでは善は急げ、悪はゆっくり慎重に。
そうでないことはほどほどのマイペースにという諺がございますのでっ！
ヨハナはそろそろ失礼させていただきましょうっ！

みゅ、みゅ。しっかりよういしておくのよ…！
(椅子からてろり、と伸びた尻尾を密かにゆらして。)

はう…もうそんなじかんなの…！！
(いつの間にか、陽はゆっくり傾いている。ふた切れほどのチェリーパイを包むと、そっとそれを差し出した。)
おみやげなの、せっかくだからどうぞなのよ。

ひょあああああっ！
おやつっ！ おみやげにおやつがついてくるとはなんてことだっ！
多幸感と脳内麻薬で脂肪糖分が溜まりに溜まり幸福太りの生活習慣病になってしまうっ！
おのれリピィさんありがとうございますっ！ 次会う時はたぶん１キロくらい増えてますっ！
この埋め合わせはいつかしますので覚悟なさってくださいひゃっほーぅっ！
それでは今度こその今度こそごきげんようっ！

よっほほーぃっ！（扉を出て、軽やかに全力疾走スキップしながら階段へ）

（なにかが勢いよく転がり落ちる音と、悲鳴とも歓声ともつかない叫びが響く）