バレンタイン………。
こっちの世界だとグラオクローネだっけ。
折角だから簡単な料理教室でも如何かな？

料理を作ったことない人。作る環境が欲しい人、誰でも歓迎だ。

※のんびり進行雑談スレッド。
カウンターでの挨拶等も不要、各々好きに思う料理を作る場所です。
（3月頭あたりまでの稼働スレッドとなります）

暇潰しに開いてはみたけど、さてさて誰が来るやら。
ある程度準備はしておかないとね。

（大型の机に機材やら色々準備しながら）

こんにちは！お料理教室に参加させていただきたく……
あっ、ルーキスさん！何か手伝いましょうか？
（準備の様子を見て、駆け寄る）

おや、ようこそポー。
大体の機材は揃えてあるから大丈夫、ありがとうね。（くすりと笑い）
さてさて何が作りたい？

はいっ！お邪魔しますっ（勢いよく一礼）

そうですね、簡単に沢山作れるものがいいのですが……
そのようなチョコのお菓子、ご存知でしょうか？

ただチョコレートを沢山作るだけだと味気ないし。
ナッツとかドライフルーツを使った、マンディアンなんかがおすすめかな？

混ぜて固めるか。
面倒なら型に流し込んだチョコレートの上に乗せるだけでもいい。
何より失敗しないって利点がある。

マンディアン！初めて聞きましたが、
材料を聞いただけでも美味しそうなのです……♪
加えて失敗しないのもいいですね。お菓子作り、得意とは言えないので！
（何故か得意げに胸を張る）

では、そのマンディアンをぜひ
教えていただけませんでしょうか？

んー………材料は大体あるから。
とりあえずまずはチョコレート溶かさないとね。

（ボウルやらヘラやら用意しつつ）

作る分だけ温めの湯煎で溶かして。
材料ごとざっくり混ぜたら隣のバットに固めて置く。
あとはチョコレートが固まるまで冷蔵。

工程としてはこれだけよ。
チョコレートの種類も色々あるから。必要な分はいくらでも使うと良い。
作り過ぎたり余ったら、売り出せば宣伝にもなるし。（商魂逞しい奴である

なるほど、まずはメインのチョコですねっ！
えーと、５〜６人分……いや、多めに10人分で！
ルーキスさんの余ったら売る作戦、いいですねっ♪
（大きなボウルに手でバキバキッと砕いたチョコを入れる）

湯煎、湯煎っと。ルーキスさん、お湯はありますでしょうか？
それにしても、本当にシンプルな工程ですね！
これならいつでも作りたくなっちゃいますっ。

ふーむ、今から沸かすと時間かかるし。
………いいや魔術使おう。

（小さな宝石の欠片を水に直接放り込み、一回り大きいボウルの縁を2～3叩く）

さあさあ手早くやろう。
キミが仕事してくれないと困っちゃうよ？

（一言二言語るや否や、すぐさま水は湯に変じた）

うん、この温度で大丈夫。
温いとはいえ跳ねさせないようにしっかり固定してね。

（汚れても良い分厚い布とヘラを手渡そうと）

……えっ。えぇっ！？
（お湯になったものとルーキスさんを交互に見る）

あ、あの、ルーキスさん今のは……！？
あっはい！跳ねさせないように、ですね！

（布とヘラを受け取り湯煎をセットしつつ、
目をキラキラと輝かせ、ルーキスさんを見つめる）

幻想でも魔術の類いって浸透してないのねぇ。
まあ人目のある場所で、おおっぴらに披露する人間も少ないか。
簡単に言うと放り込んだ石を起点にして熱を起こしたの。

錬達なら楽な設備もあるんだろうけど。
どうにも落ち着かなくて、つい自分の世界と似せた技を使ってしまうわ。（肩を竦め

石を起点に！なるほど、そういう魔術もあるのですね……！
いえ、幻想全体で言えば浸透はしていると思うのですが
わたし自身が、魔術とは縁のない生活をしていたもので……。
なのでその、ビックリしちゃいました。
（キチンと手を動かしつつ、照れ笑い）
自分の世界……ということは、旅人さんでしたか！

あっ、チョコが完全に溶けたようです！
型に入れて上からトッピングする形にしたいのですが、
どんな型がありますでしょうか？

混沌に魔術師が溢れ出したのもつい最近だろうしね。（くすくす
鳥類の特徴が多いから、最初は良く海洋の人間と間違えられたりしてたなぁ。＞旅人

一般的なものなら大体置いてあるよ、ハート型でも星型でもね。
型って言ってるけどちゃんとチョコレートで作られてるから。そのままでも食べられるよ。
（冷蔵用の箱からしっかり冷やされたチョコ型を引っ張り出し

なるほど！確かにルーキスさん、もふもふされてますので
わたしもスカイウェザーの方だと思っておりました……！
ルーキスさんのいた世界は、どんなところだったのですか？

わぁっ、チョコでできた型！
とても便利で素敵なアイディアですね♪
では、いろんな型を使わせていただきたいですっ！
（ハートや星、丸や四角などシンプルな型を選び取る）

混沌より物騒な所だよ。
ちょっと人里から離れれば、すぐ悪霊やら人外の化け物とお目見えだ。（くすくす
それと対抗する為に私の世界は魔術が発達してるのさ。

ん、いいよ。
好きに持って行きなさいな。（作業工程を眺めながら

混沌よりも物騒なんですか！？
ひぇええ……それは凄いです……！
（物凄い化け物を想像し、ぶるりと身震い）
ルーキスさんは、その化け物達と戦ったりされたのですか？

ありがとうございます！
では、チョコを流していきます……！
（慎重に型にチョコを流していき、何とか均等に入れ終えた）

あー………結構な回数はやりあってるねぇ。
三つ首の魔犬とか、落雷起こして回る雷鳥とか、災害レベルの連中ばっかり。
混沌じゃメインの召喚術は使えないから、仕方なく錬金術で後衛に甘んじてるよ。

後はトッピングして終わりだ。
完全に冷えるまで暫く冷蔵だね。
（さまざまなドライフルーツとナッツの袋を机に広げ）

三つ首の魔犬……ケルベロス、ですか！？
ひゃああ、わたしは生きていける気がしませんっ（ぷるぷる震える）
そうでした、召喚されると混沌肯定を受けるんでしたね……。

了解です！えーと、ドライフルーツも入れて……
歯応え欲しいですから、ナッツも沢山……っと！
（ランダムにドライフルーツとナッツをチョコに乗せていく。
チョコがほとんど見えないくらいに具沢山な仕上がりになった）

喚べれば楽なんだけどねえ。
混沌に居るとそうもいかないから。
そういう意味では元の世界に帰りたくはあるなぁ。

うん、贅沢なチョコレートだなあ。
ここまで出来れば後は固まるまで冷蔵庫行きだ。
待ってる間は紅茶でも飲むかい？
必要なら淹れてくるよ。

ルーキスさんがナニカを呼ぶところ、とっても見てみたいですっ！
（先程の魔術を思い出し、ワクワク）
ローレットの依頼で、いつかそんな依頼が出てきそうな気がするのですよ。
一時的なものかもしれませんが、いつか帰れるといいですね！

ふふー、自分が食べたい感じに仕上げてみました！
あ、はいっ！お邪魔でなければ、ぜひいただきたいです♪
温かい紅茶と、お砂糖……は、いっぱいありそうですね？

そうねぇ。
まあ帰ったら帰ったで混沌より平穏じゃなくなるけど。
それでも契約してる連中が使えるのが、なんだかんだやっぱり強いね。（くすくす

料理教室なんかやってるけど本命は喫茶店だから備蓄は相応に。
とはいえ入れすぎは身体に悪いから要注意だ。
（硝子のポットに茶葉を淹れながら

そうでした、混沌よりも凄いところだったんですよね……！
その世界のモノが呼び出されたら、
この幻想は平和になるのか、より混沌になるのか……（ふるふる）

そうだったのですね？
こちらに直行してしまったので、気付きませんでした。
いつか喫茶店の方にも、お邪魔させていただきたいです♪
（どんなお店なのかな、とワクワク）

ちゃんと手綱握ってれば好き勝手に暴れることはないけどね。
その辺りは術者の腕次第かな。

少人数で切り盛りしてるけど。
まあそれなりに味は良いんじゃないかなあ。
はい、これ。（紅茶の入ったカップを差し出し）

手綱を握る……。
（ケルベロスに３つの手綱をつけて騎乗する彼女を想像する）
どの手綱を操ればいいのか、分からなくなりそうですね？

少人数の喫茶店！ゆっくりできそうで素敵ですねっ。
あっ、ありがとうございます！いい香りです〜♪
（カップを受け取り、紅茶の香りにほっこり）

（なんか愉快な想像してそうだなあ、と思いながらも何も言わず）
用途によって変わるからね。
契約する魔物も一体一体、能力は全然違うし。

この世界に流れ着いたのはたまたまだったけど。
種族といい文明といい国ごとに色々あって面白いねぇ。
ポーは獣人種……ブルーブラッドだっけ。

用途によって！（前進、右旋回、左旋回かな？と更に想像しつつ）
ちなみに、一度に何体も呼べたりしたのですか？

わたしもそう思います！国ごとに特徴があって面白いですよね♪
他の国での仕事も増えて欲しいですねっ。
はいっ！わたしはシマエナガのブルーブラッドです。
鳥の因子を持ちながらも、変化しなければ飛べないのです。
（紅茶にお砂糖をひと匙入れ、一口飲む）

上位種だと3体までだったかな？
同時召喚なんて滅多にやらないけどね、疲れるし動けなくなっちゃうから。

ブルーブラッドも色々だからねえ。
動物姿固定の子もいれば、あえて人型で居続ける子もいるし。
見ていて飽きないのは間違いない。

グラオクローネが落ち着いたら色々増えるかな？
………天儀だけはたぶん根本的に合わないだろうから、増えても行かないかもしれないけど。（肩を竦め

なるほど、同時召喚は疲れてしまうのですね……。
ルーキスさんが動かなくなってしまっては、あとが大変です！！
（四方に散る魔物を想像している）

ですね！動物だと思って接したら獣種の方だった、とかもあります。
わたしも、変化すると小さくなっちゃうので基本は人型ですねっ。

今はチョコまみれの時期ですもんね〜♪
（幸せそうに好物の甘いものを思い浮かべる）
天儀……確か、宗教国家と呼ばれているのでしたっけ？
何やら頭のカタい人が多いイメージなので、
わたし、依頼主とケンカしちゃいそうな気がします！

まあ実際の斡旋そのものは、ユーリカとかがやるんだろうけどね。
宗教国家な上に頭の硬い正義の押し付けとか………合わないんだよなあ。
喧嘩で済むなら良いんじゃないかな？
私は四の五の言う前に殴りそうで怖い。（いい笑顔

さてさて、そろそろ固まったと思うけど。
どんなもんかな、と。（冷蔵庫から箱を引っ張りだし）

ルーキスさんもいい笑顔で凄いこと仰られますね……！？
わたしとルーキスさんがそんな依頼に参加したら
依頼人はタダでは済まないですね？（ふふっと可笑しそうに笑う）

あっ、固まりましたか！？
（わくわくとルーキスさんの手元に注目している）

必要に応じて着いた嘘すら、一方的に悪として断じるとか。
頭硬いにも程があると思うの。（にこにこ
あの手の宗教国家はそう変わるものじゃないからこれからが不安だわ。

あー、大丈夫そうだね。
後は各々でラッピングしてしまえば完成だ。
（しっかりと冷えたチョコレートを箱ごと机に置いた）

笑顔なのに、何だか怖く思えてしまうのは何故でしょう……？
でも、わたしもそう思いますっ！
そうですね……
何か大きなトラブルとか、起きなければいいのですが……。

よかった！わっ、いい感じに冷え固まってますね♪
了解です、ラッピングしていきますね！
（いそいそと、可愛い小袋とリボンで包み始める）

国同士の云々ってなると。
たぶん一番面倒くさいのはこの幻想だ。
貴族の権力が相当強いみたいだしね。
気に障ったから孤児院を焼けやら、歯向かった反乱分子を潰せやら。
此処も中々の混沌ぶりだ。（肩を竦め

手際いいねぇ。
その調子でいけば直ぐ片付きそう。

そういえば、そのような依頼もローレットに来てましたね……。
うぅ、わたしならそんな依頼お断りしたいですけど、
それはきっと、難しいことなのでしょうね……。
（目を伏せ、しょんぼり）

……よし、できましたー！
どうでしょう？いい感じですかね？
（口の部分を赤色のリボンで結んだ、クラフト紙の小袋がいくつも並んでいる）

受けるか蹴るか、選ぶ権利は私達にもあるからね。
これはと思った依頼に行くのが望ましいでしょう。
変に意地張ってハイルールに引っかかるよりマシさ。

シンプルで良いと思うよ？
お疲れ様だ。（くすくす

そうですね……今は、そうするのが良さそうですね！
また後で依頼見に行ってみます！

はいっ！ルーキスさんのお陰で、いい感じに仕上がりました♪
教えていただき、ありがとうございました！
……それで、これを受け取っていただきたいのですがっ。
（一番綺麗にリボンが結べた袋を差し出す）
お礼の、グラオ・クローネです♪

おや？
貰っちゃって良いのかな。
それなら戴いておこう、ありがとうね。
（袋を受け取り）

（受け取ってもらえ、嬉しそうに微笑みながら）
はいっ！だって、ルーキスさんのお陰で作ることができたのですから。
それに、いろいろお話しできたのも楽しかったです♪

（ラッピングした小袋を大きな紙袋に入れ）
それでは、わたしはこれを渡しに行ってきますね！
お邪魔しましたっ。また、遊びに来ますねー！
（ぺこりと頭を下げると、パタパタと走り去る）