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ギルドスレッド

Blood's castle

【対談】応接間4

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


**********

1:1の対談スレッドです。
どなたでもご自由にどうぞ。

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(箒がひとりでに床を履いていて)
(こつ、こつ、と。ヒールを控えめに鳴らして階段をゆっくりと降りて行く。道に迷った…正確には迷った先でこの城を見つけてしまった。せめて、帰る道を家主に訪ねようと勝手に脚を踏み入れた訳なのだが……箒で地面を掃く音が聞こえる。誰か居るのかも……)……こんばんはー…ごめんくださーい………(恐る恐る、扉を開けた)
え。(ひとりでに地面を掃くほうきが1本。予想外の光景に彼女は目を丸くする)
……?
(目を丸くして箒を見つめる彼女を見つめる視線が、一つ。
……誰だろう。会ったことはないはずだ。
面識の無い者が此処に来るというのも、珍しくはないのだけれど)
どうやって動いてるんだろう…やっぱり、魔法?(小さく首を傾げてから興味津々で箒を眺め、忙しなく箒の周りをうろちょろと歩き回る。床を掃く箒をたまにつつく、しかしこれと言った反応はない。それでも彼女は箒を覗き込んだ)
(箒がコツンと覗き込む額を突こうと)
あいたっ…お掃除の邪魔だった…? ごめんなさい…(小突かれた額をおさえ、よたよたと後ずさった。眼から大粒の涙をぽろぽろと流して、一歩二歩と部屋の隅へ座り込んでしまった)
…………。
(掃除用具に怒られたようだ。
 悪戯好きな子たちではあるけれど、
 初対面であそこまで近づいたのならまあ、そうもなる、か。。)

………大丈夫?
ぴぃっ!? ごめんなさい!迷子になって道を聞こうとしただけなの…(掛けられた小さな声にさらにびっくりして、頭を抱えて隅で震えている。長身を小さく折り畳んでぽろぽろぽろ、と涙を流しながら目を合わせようともしない)
…………(そんな様子をじーっと見ていた)
………んむ……(感情というものは、よく分からないものだ。とりあえず、落ち着くまではゆっくり待ってみようかと。椅子に腰かけて)
ううぅ…(ゆっくりと顔を上げ、椅子に腰掛けた少女を見る。まだ蒼い眼からはぽろぽろと涙が止めどなく溢れるが、先程までとは違い少しだけ落ち着いたようだ。理由は…少女の頭の上の耳に興味が行ったからかもしれない)………猫さん?
……………私は猫じゃない。吸血鬼。
(ペタリ、と耳を寝かせた。説得力はあまりない)
……ええっと……(真っ赤に腫れた目元を袖で拭って、立ち上がる。長身のスタイルに黒いゴシックファッションの彼女は少しだけ困った顔で続けた)…でも、猫さんの耳、だと思うんだけど…すごく可愛い猫さんの。(それでも泣き顔では無くなり、話も通じる状態になった)
…………違う。違わないけど……私は、猫じゃない。
(むぅ、と。尻尾が不機嫌そうに地面を叩く)
ふふふ…そっか。猫さんじゃ無いんだ…残念だなぁ。(気分で揺れ動く尻尾を眺めつつ、少し可笑しそうに微笑む)改めまして、こんばんわ。お騒がせしてごめんなさい。(ぺこり、と素直に頭を下げた)

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