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ギルドスレッド

Blood's castle

寝室

地下の底にある彼女の寝室。もし階段を下りる者がベッドに用があるのなら、ここに辿り着くだろう。
ここは彼女のお昼寝用の場所。鏡の反射によって取り入れた日光を自由に浴びることができる。

お昼寝は最優先事項だ。

*********

中央には大きな天蓋付きのベッド。彼女がころころ転がっても大丈夫なだけの広さがある。

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(ぽふっ。もそもそ。毛布に潜り込んで)
………?……?…(とととと…ってチワワの姿で迷い込む。ちょっと怖いのか尻尾は丸まってる)

……クゥン……(ソルムの潜ってる毛布に入り込んで丸くなって寝ちゃう)
……(気配には気づいていたのか起き上がって。潜り込もうとした犬(?)と少し距離を取る)
……わぅ…っ(距離を取られて、ちょっと寂しそうに近寄ろうとする。ふさふさの尻尾がちょっとぱたぱたする)
………(近寄られた分後ろに下がると、尻尾を膨らませながらフーッ!と威嚇音を出して)
…くぅーんっ……(ぽふ、と人型になってうるうるしながらソルムを見つめる。四つん這いで尻尾も丸まっちゃう)
……わぅ…メイはね、メイだよ……(ちょっとびくびくしてる)
…………此処は、私のベッド。何か用?
えっとね、えっとね………何だろうなぁってね、迷ったらね、ここに着いて……

……わぅ…出て行った方が良いかなぁ……?(完全に萎縮してお耳が下がる。心なしか涙目)
…………(暫く眠たそうな目でじーっと見つめていた。いつの間にかベッドから降りて)……着いて来て。迷い込んだ者を拒んだりはしない……お茶くらいなら出そう。(そういって部屋を出ようとする)
……?…わぅ……っ(お茶と聞いてお耳がぴんと立つ。ソルムの後ろを人型のままついて行く)

(尻尾が軽くぱたぱたし始める)
(そのままエントランスホールへ移動)
魔剣:(……、この城広いなァ……此処何処)
ニア:ベッドみたいなのが置いてあるぞ(少し様子を伺おうと)
(中央のベッドが小さく上下している。誰か寝ているらしい)
ニア:フィーかな?(ベッドで寝ている主をチラ見)
魔剣:広いし、別の奴が部屋借りてるって可能性も……?
ニア&ティル:「フィー「フィーだなァ」だぞ」

魔剣:お目覚めまで、暫く待つとするか……夕刻にはきっと起きるだろう
ニア:フィーといっぱいお話ししたいな
(部屋の隅っこで、すやすや……魔剣は起きて留守番中)
………………(体を起こしてぼんやりとしている)
魔剣:おはようさん、ぐっすり眠れたヵい?
ニア:(すやぁ)
…………おはよ。(目を擦るとベッドの淵に腰掛ける)
……それなりには。
魔剣:ニア、フィーの嬢ちゃん起きたぜ(ゆさゆさ)
ニア:………おはようだよ(同じく目を擦り)

魔剣:以前の質問の件やらの前にちっとばかし、頼みたい事あるんだが
ニア:フィーが良ければ、何処か一室で良いから貸して欲しいなって……
   フィーと居ると、何か居心地良いのだ(地べたであぐら描いている)
…………こんな地下の場所でよければ、部屋はいくらでもある。(どうぞ、と)
ニア:ありがと!(満面の笑みを向ける)

魔剣:ぐっばい野宿、それじゃ遠慮なく使わせて貰うぜ、と……
(ニアに聞かせるか否かを考え)質問についてだが一方的なのもアレだ
フィーが興味あるなら、こっちにも問いかけて構わないぜェ。

別にってなら、狩った食材のお裾分けって感じで
…………インテリジェンスソードについては、私の世界にもあった。だから……あまり問いたいことは無い。
魔剣:俺ちゃんみたいなのも、居たわけかァ
んじゃ質問してくか、フィーの世界は人と魔族は争ってたか?
魔剣:………………。
ニア:ティル?(黙り込んでしまう魔剣を心配そうに覗き込む)
魔剣:共存、……か…、そうか。
   フィーの世界、もっと知りたくなっちまったな

ニア:それじゃ次はニアから!
   フィーのパパとママはどんな人だったのかな?
………差別はあったし、区別は存在していた。でも「制度と形だけは」共存していたと言ってもいい。

…………私の世界では、吸血鬼にヒトの言うところの「親」というものはいない。
魔剣:制度と形ヵ、俺ちゃんとアイツが目指してた道半ばってとこだな
   眷属とかそういう奴か?>親というものはいない

ニア:フィーも居ないのか?ニアと同じだな!
…………違う。もちろん眷属は存在するけれど、私はオリジナル。
……オリジナルの吸血鬼は、自然発生するの。ある日突然にそこに現れる。

………吸血鬼は、他の吸血鬼が残した何らかの残滓が、その場所の色んな要因が重なって纏まった結果に生まれる。私もその一人。
ニア:おりじなる?とにかく凄いって事だな!

魔剣:オリジナルの吸血鬼か……ほほう
   家族とか、欲しいって思ったりしたことは、あったりするのヵ?
   吸血鬼ともなると、永い時をすごす事になるこたァ思うが
……思ったことは無い。私の周りの吸血鬼もそんなものはいなかったし、私も同じ。
魔剣:取りあえず質問は次で最後にしとくヵ
   フィーが前の世界を面白いと語っていたのは、どういった部分ダ?

ニア:フィー、これ良かったら受け取って欲しいんだぞ
   (以前見せたオルゴールとは別のものを取り出し、ソフィーさんに差し出そうとする)
   眠る時に流すと、安眠出来る(気がする)のだ!  
………未完成で、誰もが証拠もない形もないものを信じていた。全員が愚か者で、全員が家畜。面白いと表現しても不思議はない。

…………いいの?(じー)
魔剣:……、そうか。
   疑う者が居るなれば、一人でも正しき道を選べる者が居ればそんな
   フィーの元の世界も違ってたんだろうな。

ニア:いいよ!(にこにこと微笑みかけ)
………一人の意見なんて押し潰されて終わり。あれは、そういう世界。

………ありがと。(そっとベッドの側に置く)
ニア:ニア、また遊びに来るね~
(手を振って部屋を探しに向かった、フィーの所から近い場所を選んだかもしれない)

魔剣:こっちの世界は、一人の異端なる願いから始まり……ハハッ結局こっちも
   "面白い"世界だったな………。

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