PandoraPartyProject

ギルドスレッド

人形の座る軒先

≪霧のかかる夜に≫

≪視界の悪い霧の夜≫
≪辺りが闇に包まれる中、やはり彼女は軒先に座り続けている≫
≪傍らにはここに至る誰かが寒さを凌げるようにブランケットが≫
≪どこかを見つめながら彼女はただ其処に在る≫

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(ぼう、と霧のなかに白い光が灯る。
瞬くそれがただの火によるものでないことは直ぐに解る)

流石に夜に霧だと視界が効かないね。
彼が喚べれば………っとと。

(杖の灯りはそのままに、座る少女に気づいた女は小さく笑みを浮かべた)

夜分遅くに突然ごめんなさい。
少しここで休ませて貰ってもいいかしら?

(しゃがみこみ、目を合わせて笑う。
女には獣種にしては奇妙な位置に翼や羽毛が生えていた。)
(ぱち、ぱちと数度瞬きしてから頷いて場所を空け)
はい、良ければこちらにどうぞ。
私にはあまり、昼夜は関係無いものですから、お気遣いなく。

もし寒ければ、こちらもどうぞ。
(そっとブランケットを差し出して)
うん、それじゃお言葉に甘えて。
この霧じゃ視界が悪くておちおち薬草探しも出来やしない。

(受け取ったブランケットを膝に敷いて。
手で支えずとも直立している杖の灯りをやや強める。お互いの顔が丁度見えるように)

さてまずは……折角会ったんだから自己紹介からかな?
つい先日他の世界から喚ばれた旅人だ。

魔法も機械もあるこの世界じゃ然程珍しくもないだろうけど。
この杖から見ても解る通り、魔術師なんてものをしてる。
私はルーキス・グリムゲルデ、よろしく頼むよ。

(名乗った後、徐に周りを見回し)

キミは、こんな時間に外に出て大丈夫なのかな?
昼夜問わずと言うからには気温差には強いんだろうけど。
(数度瞬きをしてから、自分の胸元にそっと手を当て)
魔術師…。…グリムゲルデ様ですね。
私はIN/AS型Ia機Ⅱ型。機体名はとても長くなりますので、どうぞ“アイナシア”とお呼び下さい。
(軽く一礼して)
はい、ご心配には及びません。
私は鉄騎種ですから、暑い寒いなどあまり関係ないのです。
…さすがにこれだけ霧が出ていると、少し動きも鈍くはなりますが、問題ない範囲です。
(少し首を傾げて杖を見て)不思議な…杖ですね…?
あぁ、ならお言葉に甘えてアイナシアと。
なるほど鉄騎種。ほとんど人に近い容貌の子は初めてだから判らなかった。
私も此処に来て日は浅いし勉強不足だね。

(杖を見る少女を見て微笑み、光る杖を手にとって)

そうか魔術を目にするのは初めてかな?
この杖は一般的に出回っているモノよりちょっと特殊でね。

(指先で宝石の部分を軽く弾く。
キン、と澄んだガラスのような音が響いた。震える宝石から細い光が零れ出る)

お、出てきた出てきた。
自分の使い魔を、こうやって杖に宿してるんだ。
こうすればある程度なら自立して行動も取ってくれるからね。

(先程と同じ白色に輝く鳥を指に止まらせて見せた)

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