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ギルドスレッド

ささめ堂

煌めき探し

ここはささめ堂。
煌めく諸々を集めた雑貨屋さん。

なにかを指定すれば、あなたに似合いの煌めくなにかを店主が探します。
しかし何分雑多な店内。見つかるかどうかは運次第。
もしも見つからなかった場合、忘れた頃にでももう一度。
店主がもっと頑張って探します。

(見つかったか否かは店主がクローズドダイスで判定します。ご了承ください)
(いわゆる、お遊びスレッド)

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さぁて、開店開店ーっと!
……って、あれ? 【いつも使ってる万年筆】がない! えぇっと、どこにやったかな〜。(ぶつぶつとひとりで呟きつつ手元をがさごそと漁る。探すものは明確だから、きっとすぐに見つかるだろうと踏んで)
【いつも使ってる万年筆】【在庫:有】
(透明なガラスの軸に、細かなラメが踊る紫色のインクが詰められた万年筆。金色のニブはよく使い込まれている)
ン、あったあった!これがなきゃ仕事にならないからね〜。(ペンを片手に鼻歌交じえて。仕入れと書かれたノートになにかしらをさらさらと書き付ける)
ほーい、ちっとのぞかせてもらうよ。
おら好みのキラキラがたくさんあってワクワクする店だべ。
【安価だがキラキラ度は高い小物入れ】かなんかがあれば、買いてえな。
はあい、いらっしゃいませ!(書き物をしていた手を止めて来客におっ、と目を見張り)お客さん、旅人なんだね! はじめて見る種族の人だよ〜。(自身と同じく異世界からやって来たであろう旅人を興味深そうに眺め。好みだと聞けばにこにこと破顔)えっへへ、そう言ってもらえると嬉しいなあ! ふむふむ、お探しのものは【安価だがキラキラ度は高い小物入れ】、ね! よーし、気合入れて探しちゃうよ!
【安価だがキラキラ度は高い小物入れ】【在庫:有】
(宝石に似せた小さなガラス製の石がランダムに埋め込まれた、片手に乗るほどの小物入れ。ツマミを押すとバネ式の蓋が開く)
この辺りに〜、少し前に仕入れたものが〜……(がさごそがさごそ)あった! へへ、お待たせしました!
これ、キラキラしててすごーく綺麗だけど、素材は磨かれたガラスだから、お値段的にもご希望に添えるかなって! 色違いもいくつかあるから、好きな色合いのものを選んでね!(同じような大きさの色合いが似たそれをカウンターに数個並べてみせ。私はこれがオススメかなあ、と深いオレンジ色ベースの小物入れを差して)
おらもおめえのようにキラキラした種族に会うのははじめてだ。
飾りでなくて体の一部なのけ? キレイなもんだな。
宝物好きなドラゴンや盗賊にさらわれてしまわねえように気をつけろよー。

(カウンターに並んだ色違いの【安価だがキラキラ度は高い小物入れ】を見比べて迷う)
ブドウ酒みてえなこの紫も良いし、秋晴れみてえなこっちの青も良かんべな。緑色も好きだよ。

(咲々目がオススメしてくれた深いオレンジの小物入れに目を止めて)
おお。夕日を閉じ込めたみてえな深い色じゃん。これをおらの宝物に加えるべ!
ステキなもんを選んでくれて、ありがとうよー!

(懐から財布代わりの革袋を取り出して、小物入れの代金を支払う)
そう、体の一部だよ。髪の毛とかと一緒!(本物だよ〜と言うように腕の辺りを撫でて。キレイと言われれば照れ笑いを浮かべ)おおお、ありがとう……ふふふ、実は自分でもなかなか気に入ってるんだよね〜。
あはは、ありがとう、充分気をつけるよ! そちらもどうぞ気をつけて。見た所長い時を生きているようだし、不届き者に狙われたら大変だ。

(並べた小物入れを見比べて迷う様をにこにこと眺めつつ、薦めた色を選び取られればぱっと笑顔になって)
わあ、お買い上げありがとーございます!(支払われた代金を丁寧に受け取って、小さな手提げ袋に小物入れを包んでから手渡す)
オススメしたものを気に入ってもらえて嬉しいよ! 夕日色の小物入れ、きっとあなたに選ばれるためにここにあったんだ。どうぞ大切にしてね!
不行き届き者けー?
ああ、そういやちっと聞いたな。
都会には老人を狙って荷物を強奪したり、詐欺で金を騙し盗る悪党もいるとかいないとか……。
用心すべえ!

(買った品物が入った手提げ袋を受け取り、にまぁ……と笑う)
へっへ、おらに選ばれるため、か。なかなかロマンチックなことを言うじゃん。
もちろん大切にするだよ。ほんじゃーなー。

(満足そうに笑いながら、軽く手を振って店を出る)
えへへ、人もモノも出会いに物語は付き物だからね!
はあい、どうもありがとう! また遊びに来てね!(満足そうな笑みを見せた客に、またこちらも笑みを浮かべ。立ち去る後ろ姿にぶんぶんと手を振り)
(ただの通りすがりだとしても、キラキラした物が視界の端に入れば足を止めるというもの。
おや何の店だろうと覗き込み)
……雑貨屋、なのかな。まぁ丁度いい、少し探しているものがあるんだがいいか?

【大きめのブローチ】のようなものは無いだろうか。
服の裾や外套なんかを留めるのに、ひとつあればと思っているんだ。
デザインは余程奇抜でなければ問わないし、長く使えそうなら少し値が張っても構わない。
そういうものはあるだろうか。
はあい、いらっしゃいませ!(勢いよく振っていた腕を下ろし、新たな来客を出迎えて)
もちろんもちろん! ここは雑貨屋だし、探し物のお手伝いは喜んで!
【大きめのブローチ】で、デザイン問わず、品質よければ値段は張っても構わない、と。
ふむふむ……ふふふ、探し甲斐があるなあ! ちょっと待っててね!(言うや、無造作にその辺にある木箱に手を突っ込んでごそごそ探り出す。あれでもないこれでもないと幾つかの箱詰めになった何かを暫し吟味)
【大きめのブローチ】【在庫:有】
(燻した銀色のブローチ。意匠のところどころに、やや無骨なカットの石が嵌っている。ぼんやりと淡い燐光を湛えた青い石だ)
あったー! ンー、と、大きめっていうとこれくらいでいーい?(尋ねつつ、片手で親指と中指で丸を作ってみせながら、もう片方の手に探し当てた木製の箱を乗せて。ぱかりと開けば、示した程度の大きさのブローチが光る)
聞く限り、装飾品としてだけじゃなくて、割としっかり使ってくれるみたいだからなるだけ造りがしっかりしたものを選ばせてもらったよ!
このちょっとくすんだ銀色も、青い石もきっとあなたの綺麗な髪と肌の色に似合うと思うんだ〜。どうかな?(着用した姿を想像し、ほうと溜息をつかんばかりにキラキラした瞳を向ける)
え、そんな所から見つかるのか?
(予想以上にワイルドな捜索方法に思わず面食らって言葉が漏れる。
 しかし同時に捜索の垣間見える幾つもの雑貨類を、横から面白そうに覗き込み)

大きさは丁度良いな。大判の布地でもしっかり留めてくれそうだ。
ちょっと手に取ってみても?
(許されれば裏のピンの具合も見て、ふむと納得したように頷いた)

……うん、これは良い。
デザインや色の好みは言ってなかったが、好みのものを出して貰えるとは思わなかった。
ついでにそんな風に言われると少し照れるな。
十分だ、これを頂こう。どれくらいだい?
あっ! いや! いつもここから商品が出てくるわけじゃないよ! ほんとだよ! 信じて!
(たまたま仕入れたばっかりだったから! と慌てて弁解。お客さんに大雑把なところを見られてしまったかと焦りつつ木箱に再度蓋をして)

(勿論、とブローチを手渡し、好みだったと聞けば顔いっぱいに喜びを湛え)
ああ良かった! 気に入ってもらえたならなによりだよ!
うん! 絶対絶対あなたに似合う! んふふ、私の見立て、なかなか良いとこついてると思うんだよね〜。

お買い上げありがとーございます! 値段は……っと、ええとね、
(ブローチの入っていた小箱の裏を確認し、価格を見せる。ブローチにしてはやや高価な、しかしこの造りのものにしては十分安価に感じるような、そんな数字が刻まれていた)
そういう目利きも含めての商売といった所なんだろうな。見習いたい所だ。
(釣られるように少々表情を崩して)

……少々値が張ってもいい言ったのは私だったな。(価格を除きこみ少し考え)
値段の分使い倒すのだし、それにこの品なら釣りが来るか。
うん。それじゃ、こいつで頼むよ。
(納得してちょうどの金額を渡してから、少し考え試しに胸元につけてみる)

さて折角だ。早速働いてもらうとしよう。
――では店主、良い品をありがとう。また機会があったら覗かせてもらうよ。
(ひらりと手を振ると、そのまま店の外へ消えて行った)
うんうん、是非是非使い倒しちゃってあげてね。このブローチも、あなたに選ばれてきっと幸せだよ。
(ありがとう、と渡される金額を受け取り、ブローチを包もうかと手を伸ばしかけたがやめて。それを早速胸元へと着ける所作を目を細めて眺め)
わああ……! 想像通りとっても素敵! まるで湖畔に浮かぶ月みたいだ!
(きゃあ、と両手を頬に添えておどけるように笑い声をこぼして。流れるような薄い色の髪の毛と、居住を移したブローチとを指しては自信満々に笑んで)

とんでもない! また気楽に遊びに来てよ。待ってるからさっ!
(ありがとねー、とこちらも手を振って)
(先ほどまでの客と入れ替わるように、店内へ)

どうも、お邪魔します。――雑貨屋、ですか。
(物珍しげに店内を暫く見回して、店主の方を向き)

……店主、お勧めの筆記具はありますか?
長く使えるものが好ましいのですが。
はあい、いらっしゃいませ!
ご明察! ささめ堂は雑貨屋さんです!(入れ替わりに現れた来客を、例に漏れず明るい声で出迎えて)
なるほど、お客さんの探し物は【お勧めの筆記具】! しかも長く使えるもの、ね!
勿論あるよー! 確か、多分、きっとあの辺りに!
(ビシッと棚のひとつを指をさしてから、雑多なものが無数に並ぶそれに挑むように腕まくりのポーズ。捜索するのは、小さなガラスケースや、長細い紙製の箱や、ブリキのバケツの中のようだ)
【お勧めの筆記具】【在庫:有】
(銀色のニブが光るベスト型の万年筆。深みのあるフォレストグリーンの軸に、冬の星空めいた密やかな煌めきと紫の遊色が踊る)
んーと、長く使えるもの、っていうと、ベタなところで万年筆かなあって思うんだけどどうかな?
簡単なメンテナンスは必要だけど、その分の働きはしてくれると思うよ! あ、なんだったらうちに持ってきてくれれば、その辺りは任せてくれても良いし!
(筆記具の並ぶ一角から選びとった万年筆を差し出しつつ、同じようなの使ってるからさ、と言葉を続けて自身の懐から同型らしきペンを取り出して振ってみせて)
(ふと思い至ったように)
……あ、つけペンっていうのかな。持ち歩かずに使うもの? が良かったならそういうのも……ウン、確か勧められるもの、あったはずだから! ご希望とあらばそちらも探しましょう!
…まあ、そうですね。最近は、良い筆記具があると聞いたので。

(懐から羽根ペンを取り出し、これより良いものなら何でも、と。
 これまで使い続けてきたが、そろそろ限界だった。)

――なるほど、良いもののようです。その辺りの知識はまるで分からないので
メンテナンスとペン先を調整してもらえるなら有難いですが……
一先ずそのつけペン、と万年筆の試し書きをさせて貰えると助かります。

(店主に若干気圧されつつも、礼を言いながら差し出された万年筆を受け取り
 その精巧さと意匠に見惚れ。男はこういったものにあまり縁はない様子だった)

しかし……他に店員が見当たりませんが。この店は、貴女一人で切り盛りを?
ははあ、これはなかなか年季の入った代物だねえ!
……とはいえここまでペンひとつ使い込んでるってことは、お客さん実は結構物持ちいいタイプなの? だったら今回も良いもの選ばないとね!
(取り出した羽根ペンをしげしげ眺め。目の前の客人の探し物、俄然やる気が出たとばかりに瞳を煌めかせた)

もちろん、勿論! 調整もバッチリやっちゃうし試し書きも大歓迎! やっぱ書かないと分かんないよね〜。書き手と筆の相性もあるし。
ふふ、つけペンも是非試して欲しかったものだから、そう言って貰えて良かったよ!
(明るい笑い声。先ほどとは異なる一本のペンをガラスケースの中から取り出して、白い便箋と共に差し出した。ブルーブラックのインクが満たされた瓶も傍に添え、万年筆とともに試し書きを促すように)

(つけペン:筆先が螺旋を描く鉱石質のペン。独特のとろみのある造形に、不純物の輝きが混ざった原石のグラデーションが美しい)
あ、それ面白い模様でしょ? 外側のとこだけ他の世界から来た旅人から買い付けたものでさ、どんな原理で光ってるのか不思議でステキだよね〜!
(眺める様に嬉しくなったのかそこまで話しかけて、気圧され気味な様子にはたりと気づけばぱっと口元を押さえた。申し訳なさそうに苦笑)
あっ、と、ごめんね! 私声も大きいし、なんせ人と話すのが好きだから……びっくりさせちゃったかな。

ん? ああ、そうだね。ここは私ひとりでやってるお店だよ! 見ての通り私は旅人だから、こっちで知り合い作って誰かと一緒に働くってよりもひとりの方が気楽なんだよね〜。
(ほんの少しの間口元に当てた手をごにょごにょとやっていたが、客人の問う声には表情を崩してあっけらかんと答え。開ける時間も好きに出来るし、と続けながら、にっと悪巧みをちらつかせるような笑みひとつ)
初めて真っ当な仕事をした後に貰った金で買ったものがそれでした。
どうにも貧乏性で、勿体ないと思いながら使い続けたのですが、大分長くなりましたね。

次も同じくらいかそれ以上使えるものを――と思いまして。
万年筆、というからには、物持ちはよさそうですが。

(ありがとう、と短く感謝を伝えて、便箋に自分の名前を記した。青みを帯びた黒色の、細い字。
 多少書き味に引っかかりを覚えたが、使い込むうちに慣れるものなのだろうと思い
 つけペンの方も試してみると、より引っかかるような、引っ掻くような感覚だった。)

なるほど。多少引っかかりは覚えますが、これは調整して貰えば大丈夫そうですね。
文章を多く書くにも、これなら疲れずに済みそうです。
(しかしどちらを買うかはまだ悩み。どちらも面白いものであり、決め難かった)

なるほど、道理で。珍しい意匠だとは思いましたが。
旅人は多くの珍しいものを持ち込んできますが、これも良いものですね。
……ああ、いいえ、若干驚きはしましたが、特に不快というわけではありません。
ひとつひとつ、丁寧な説明は有難い。どうにも疎いもので。

(店主の様子が何か面白かったのか、相好を崩して)

なるほど。知り合いの旅人は、冒険者として活躍する、と意気込んでましたが。
貴女はここで店を開くことを選んだ、と。こだわりもあるようですから――
単なる仕事というよりは、趣味の一環ですか?
ウンウン、勿論! そのご希望にバッチリ添えちゃうものを選ばせて貰ってるからその辺りは安心してくれておっけー! だよ!
……ていうか、お兄さん実はアウトローな人だったりしたんだ? なんとなく……そんな雰囲気には見えないけど。
(言葉を捉えてから、虚をつかれたような瞳で瞬きひとつと首を傾げて。話し方や物腰のギャップを感じたからか、何の気なしに問い掛け)

ら、ばん……? これ、もしかしてあなたの名前?
(どうぞと促した後、紙の上を走るペン先をじっと眺めて。綴られた文字を口に出してから、面白い響き! と楽しげに声を続けた)
なるほどなるほど! ちょっと引っかかる、と。大丈夫、気になるとこ教えてくれれば手を加えてお渡しさせて貰うから! 任せて!(ぐっと親指を立て)
そうだね、書く時に余分な力が必要ないからさ、文字を書く職業の人とかそういう習慣がある人にはおすすめ出来るかな〜って思うよ!
色んな世界から人が来てるって聞いて最初はびっくりしたけど、今は毎日珍しいものが見られて楽しいよ!
(決めかねている様子を急かすでもなく、寧ろ嬉しげに声を弾ませる。珍しいよね面白いよねと同調して、不意にぱっと笑顔を零し、)
ほんとに? それなら良かった!
ふっふっふ、私の分かることならじゃんじゃん説明しちゃうぞ!

へええ、冒険者! いいねえ、ロマンがある生き方だ! 見たことのない世界なら尚更冒険のしがいもあるもんね!
(和らいだ表情につられるようにこちらもニコニコと笑顔。まだ見ぬ旅人の冒険だのロマンだのに思いを馳せるように一層瞳を輝かせた)
(趣味の一環という言葉には、んー、と顎に指を添えて考える仕草を見せて)
まあ、言っちゃえばそんなところかな! 元の世界でも似たような仕事をやってたし、こういうものとか事が好きなんだよねー。
アウトローといえるほど大層な事を仕出かした事はありませんね。精々物乞いです。
より悪質だとしても、この店のものをこっそりと盗んでいく――というような真似はしません。
値打ちあるものにはそれ相応の代価を支払うつもりです。
……まあ、そういう雰囲気に見えないということは、僕も真っ当になったということでしょう。恐らく。
(ペンをくるりくるりと指先で回しながら眺めて)

ああ、そうですね。ラバン、ラバン・ロイシュナーです。職業は役者です。
貴女は? 差し支えなければですが。

(店主の名を尋ねつつ、気になる箇所を大雑把に挙げていき。最終的には店主に丸投げすることにした。)
まあ、細かい調整はお任せします。僕はよくわかりませんので。
文字を書く職――とはいえませんが、適度に書いてはいますので、助かります。
数千、数万文字を書くのも、これで苦にならなければいいのですが。
僕にとっては見慣れた街なので特段新鮮さも何もありませんが
外から来る人は大抵そう言いますね。
ああ――とはいっても、この世界には存在しない種族も外からは来ますから。
旅人たちが目新しくはあります。

(店主の肌に点在する鉱石を不躾に映らないように見つつ。)

折角ですから他のおすすめも聞いておこうかと思いましたが。
あれもこれもと買っていると破産しそうです。
金が貯まったら、これ以外にも買いにきますので。その時にでも。

(財布を覗かせて。あまり膨らんでいない――大して入っていない。)
なるほど。元の世界でも、ですか。慣れているのも納得しました。
天職、かはわかりませんがそれに似たといったところですか。

そのうちギルドから仕事の斡旋もありそうですが。冒険や、人助け、あるいは裏仕事まで。
貴女もなろうと思えば冒険者になれそうですが、興味は、あまり?
あはは、勿論あなたがそんなことをするなんて思ってもないよ! なんとなーくだけど、価値をちゃんと測ってくれるひとっていうのは分かるしさ。
……それに、盗みをしでかしてやろうなんて思ってる輩はそもそもこうして私と話なんてしないだろうし!

はーい、私は咲々目・藤! ささめ堂の店主です! どうぞお見知りおきを!
(軽やかに挙手をして、言葉尻を真似つつ名前を告げて。大雑把に挙げられる修正箇所には小さく相槌を打ちつつ、その場で次々調整していく)
(先ほど試し書きをした際の書き方の癖なんかも思い出して。投げられた部分には任せて! と声を返し、手元を動かしながら、ふと)
……ていうか、ラバンって役者さんだったんだ! すごいなあ、てっきり文筆家とか、その辺りなのかなって思ってたよ!
役者さんってことは、舞台の公演とかもやってるの?
と、言うことは、あなたは純種のひとなんだね。ふふふ、私からすれば、元からここの世界にいたあなた達でさえ珍しいんだよねえ。
(お邪魔してますー、なんておどけて笑いつつ手首辺りの鉱石を撫でて)

いやー、大切なお客さんを破産させちゃうのはちょっとばかり心苦しいからそうしてくれると有難いな!
あ、なにもなくても遊びに来てくれるのは歓迎だよ!
天職……だと嬉しいんだけど、一所に留まるのってやっぱり退屈な日もあるしさ。人が来てくれるに越したことはないってね!
(それこそ仕事の斡旋が始まれば忙しくなるかもしれないけれど。それらに興味があるかとの問いには一層熱っぽく。ぐっと拳を握らんばかりの勢いで)
興味? 勿論あるある! だって知らない世界だよ!
ああでも、食べる為でもない切った張ったはあまり好きじゃないからなあ……向いてるかは別の話かもね。
ラバンはどう? 武勲を上げたりとかー、トレジャーハントしたりとか!
(毒気を抜かれたような感覚。肩を軽く竦めるようにして)

なるほど。尤もです。
しかし店主は些か人が良すぎるような気もしますが――ああ、いや。
賛辞は素直に受け取るべきですね。ありがとうございます。

(以前とある人物に言われたことが、脳裏に過ぎった。
 謙遜は過ぎると嫌味、だと。身に染み付いた悪癖かもしれない。)

ササメ・フジですか。
僕には聞きなれない響きですが、旅人には貴女と似た響きの名を
持つ人が多い気がします。良い名ですね。こちらこそ、よろしくお願いします。

(調整の様子――職人芸とも呼べるかもしれない動作に見入り。)

物書きではありますが、食べられるほどの稼ぎはありませんね。
所詮は娯楽のひとつ――趣味のようなものです。
役者は端役が多いですが、食うには困らない程度には稼げていますね。
公演は一応やっています。まあ、興味があれば覗いて下さい。

(劇場入場券を差し出し。一回限り有効、と書かれていた。)
珍しいですか。まあ、僕はこの世界の純種でも最も特徴のない種ではありますが。
かえってそれが珍しい、ということもあるのかもしれませんね。
店主の――咲々目さんの元いた世界では、皆が皆、そのように鉱石を持って?

(この世界の純種のどの特徴にも当てはまらない珍しさ。お互い様ではあるようだ)

それは、どうも。さすがに何も買わずに帰るのは気がとがめるので
消耗品のひとつふたつは買いますが。僕で良いのなら手隙の時にでも訪れましょう。

(様々な色のインクを見比べ、購入リストに付け足しておき)
ローレットの斡旋する仕事は綺麗なものばかりでも無いと聞きますが
仕事を選ぶ権利くらいはある筈です。その中で性に合うものを選ぶと良いでしょう。
人助けでも、未知の土地に訪れる冒険でも。思わぬ拾い物をするかもしれません。
店の陳列棚に何か増えるような出来事もあるかもしれませんね。

(自分の仕事は結局いつもと同じようなものだろうが、それには触れず)
僕はそうですね。興味があるのは各国に行ってみる辺りですか。
レガド・イルシオンに長く住んでいた田舎者なので、仕事の次いでにということにはなりますが。
武勲やトレジャーハントは武技や技能があれば考えなくもありませんでしたが、この通りですから。
ふふ、そうかなぁ。自分の目で見たひとをどう判断するかって話だから、特別私の人柄が良いって訳じゃないと思うよ!
(首を傾げて言いつつ。含まれたニュアンスはさておき、人が良い、と言われたのははじめてかもしれなかった。返ってきた謝辞の言葉には妙に楽しそうに目を細めて)

趣味で物書き。なるほど。娯楽のひとつだったとしても、なにかを考えて文字に起こすのはすごいことだよ! 私には真似出来ないや。
(暫し手元をいじっていたが、終わったのか再度差し出す。万年筆と引き換えにするように入場券を受け取った。文言を黙読し、ぱっと目を輝かせ)
これ、貰っても良いの? ありがとう!
芝居って良いよねぇ、喜劇も悲劇も。人が作る別の人生を垣間見られる気がして結構好きなんだ。
(嬉しいなあ楽しみだなあと一頻り矯めつ眇めつしていたが、手帳を取り出して大切そうに挟み仕舞い込む)
ラバンが出演してる日に観に行くよ! 差し入れでも持ってさ!
うん、その体がなにで支えられているのかすらすごく興味があるよ。考えるだけでとっても面白い!
(街を歩く人々の殆どが凹凸のない滑らかな頭や手足をしている事がとても不思議だった、などと言いつつ笑い。元いた世界の住人の特徴を問う言葉には首を横に振る)
いや、鉱石を宿してるのは私の種だけ! こっちの純種と同じで、元いた世界でも色んな種族がいるの。
姿も形も質も違うけど、みんな「コレ」があるんだよ!
(頭部に生えた角のような鉱石を弾いた。キン、と硬質な音が響く)

やったあ、常連さんってやつだ!(わー、と楽しげに手を叩き)
そうだ。もしもなにか他にも欲しい物があれば、次に来てくれる時までに探しておくよ。キラキラしたものでも、話の種でも!
ま、どんな仕事でも生きる上で貴賎はないしさ。ローレットは規模も随分大きいようだし、色んな事情が入り交じってるのも当然だろうね。
(ンー、と顎に指を当てて難しい顔を一瞬だけ。次の瞬間にはまた笑顔になり)
拾い物! それってとっても素敵な予感!
こっちに来てから初めて見る物は沢山あったけど、そうだね、他国に行けばもっと珍しい物もあるのかもしれない! 仕事ついでに観光とかも楽しそうだー。

あはは、確かにそういうものへの拘りとかは……あんまりなさそうな印象かな。
……ああいや、会って間もない私が言うのもおかしな話かもしれないけどね!(悪気はないとばかりに苦笑混じりで頬をかき)

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