ギルドスレッド
メガネケエス
”彼”が先行者で新しくいらっしゃった皆さんを眼鏡キャラにしようと企んでいたちょい悪な設定だったことを思い出せますね。これが初心。
このリプレイの素晴らしいところは、”彼”の名前が一切出ていないところです。眼鏡という言葉は本質を表すとともに三人称にもなり得る――文学とは奥深い。眼鏡の似合う文学少女や文系男子に恥じらいながらお薦めの恋愛小説を貸し出されたい。
話が逸れましたが、名前の変更申請を出しておきながらプレイングで修正を忘れていた”彼”をこのような機転で見事救済してくださいました、鬼才夏あかね様、あるいは事情を酌んでくださった何かえらい人、もしくは本当にたまたまなのであればこの素晴らしき奇跡に――眼鏡のレンズがあまり曇らない加護のあります事を。
話が逸れましたが、名前の変更申請を出しておきながらプレイングで修正を忘れていた”彼”をこのような機転で見事救済してくださいました、鬼才夏あかね様、あるいは事情を酌んでくださった何かえらい人、もしくは本当にたまたまなのであればこの素晴らしき奇跡に――眼鏡のレンズがあまり曇らない加護のあります事を。
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悪徳金融さんも例のお気に入りの台詞をコピペしやすいでしょう。”彼”の粋な計らいです。
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古今東西、眼鏡が本体とよくいうもので。
代わりに話してくれるのはタダのイケメンなので悪しからずと眼鏡は言う。
「いや、知りませんので」
ダンデライオンは背を向けた。『彼』は曖昧に笑いながら「茶を頂きたいですが」と海水をちびちびと飲んでいる異様な光景がダンデライオンの後ろには広がっている。
「おや……これは――未来の眼鏡美男美女が一堂に会している予感ですね、と彼が言ってます」
「いや、俺の客、もいるかもしれませんけれど。眼鏡は関係ないですね」
悪徳金融の流儀に則って最初の手助けは自分だとダンデライオンは大きく頷いた。
一方で眼鏡は「彼のターゲットですよ」と変わらぬ爽やかさで伝えてくるのだった……。
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リプレイ執筆:夏あかね
監修:YAMIDEITEI