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ギルドスレッド

薬屋『ドクダミ』

販売中!【薬屋RPスレッド:その3】

ルーム #1
薬屋なんてものは、少し暇なくらいがちょうど良いのだ。
それは皆が健康に過ごしているということだから。

薬屋『ドクダミ』の店主レンジーは今日もカウンターの裏に座って、のんびりと本を読んでいる。
読書のお供は湯気立つ紅茶と暖かなひざ掛け。
本のタイトルは『異世界冒険記』。
何やら最近の混沌は異世界ものが流行っているようだ。
旅人<ウォーカー>であるレンジー自身がすでに異世界からの来訪者でもあるのだが、来訪先でさらに異世界冒険ものを読むというもの、面白いかなと思っている。
それに、本当に異世界を旅することも出来るようになったようでもあるし。

薬屋『ドクダミ』は今日も営業中。

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薬屋らしく、最近は商品開発もしてみたよ!
やっとそれっぽくなったかな?
あら、久々に来てみたらずいぶんと品揃えが増えているのね?
……でも、これまではお薬屋さんらしくはなかったの?
(なにせ、薬屋というものの知識がこのお姫様には少ないのです)
やあ、歯車姫。こんにちは!
いやぁ、今までは個別の処方や発注された物の納品というのが多かったからね。
ドクダミの商品、と言えるものはあまり無かったんだよ。
なのでしっかりお店になったのは今が初めてともいえるかな、とね!
ごきげんよう、レンジー。
そうだったの……じゃあわたし、お店の再出発に立ち会えてしまったのね。
……でも、人形のからだに使えるお薬ってあるのかしら。
心配ご無用!
この世界はさすがは混沌というだけあって、それはもう様々な種族が生まれ、喚ばれ生きてきている。
ということは、過去から今に至るまで残されてきた変則的な要素<イレギュラー>の情報をまとめれば、大抵の事は規則性が見いだせてくるということでもある。
そして、その成果が、これだよ!
(小さな小瓶を取り出す。中では細かい光が舞い、時計回りにくるくると回っている)
これは、物体に記憶を思い出させる魔法薬。
わたしの考えが間違っていなかったら、君の薬にもなるはずだよ!
まあ……!
わたしが混沌へ来てから、もう2年になるけれど……研究はずいぶん進んだのね。
物体の記憶……つまり、壊れた部位が無事だった頃を思い出させる、ということかしら?
(自分から見ればずいぶん上の方にある小瓶を、お姫様が背伸びして覗き込もうとしておりました)
(もちろん、ちっとも届かないのですが)
薬って、本当に幅広いのね。他にお勧めのものはあるのかしら?
そう、思い出すことで復元するという仕組みだよ。
これがあれば、不調を治せるだろうね!
少しは安心できたかな?

後のおすすめは……そうだねぇ……。
髪を整えたり、香りを良くするオイルなんていうのはどうかな?
きっと君の髪と合うと思うよ!
(別の小瓶をいくつか取り出して置く)
ええ……修理の暇がないときなんて、頼らせていただこうかしら。

香りをよくする……つまり、香水ということ?
わたしのからだ、あまりにおいがしないから……香りが目立ちすぎてしまわないかしら。
人の汗や体のにおいを踏まえて作るのでしょう、そういうものって。
(まじまじと、小瓶を覗き込まんとする小さなお姫様です)
大丈夫。希釈をすれば調整が効くよ!
君に似合う香りを一緒に作ってみよう。
種類としては、もちろん植物由来のものばかりなのだけれど……どのタイプの香りが好みかな?
香り……あまり詳しくはないのだけれど。
(すんすん。どういうわけか、人形の身でも嗅覚はしっかりあるのでした)
……ほんのり甘いような香りなんて、とても素敵だと思うの。
だって本で見るお姫様って、よくお砂糖やお菓子に例えられるでしょう?
それなら、この香りはどうかな?
(紙片に少しばかり染みつけて渡す。バニラのようなやわらかい甘い香り)
まさにお菓子、という感じではあるけれどね。
もしくは、花の蜜の成分から抽出した、もう少し花のような香りもあるよ!
(すんすん。どこかおいしそうな香り)
まあ。素敵な香りね。
ぎゅっと抱きしめるとおいしそうな甘い匂いのするぬいぐるみもいるものね。
人形のわたしにはぴったりかもしれないわ。
……レンジーは普段、どんなものをつけるの?
わたしは職業柄、匂いが移るとまずいものを扱っているからね! 消毒液……は、つけているとは言わないね!
元々、わたしは花、植物のような体臭も少しあるみたいだよ。
自分では、当たり前の臭いだから気がつかないけれど、ね!
花のにおい……お店に入るときいつも香っていた気がするわ。
そういえばレンジーって、耳が花びらのようだものね。
あなたの世界ではみんなそうだったのかしら……。
わたしの種族というか、わたし特有の形質かな。
そもそも、わたし以外に同一の存在と会ったことはなくてね。
この身体の形も偶然生まれたようなものだから。
(自分の耳を指でつまんでみせる)
本来はこんなふうに動くこともしゃべることも、動物のように考えることもないのだけれどね。

こういうことを話していると、わたしのほうも気になってきてしまうよ!
はぐるま姫、君の世界はどういうところか教えてほしいな。
無機物に命が宿るということはよくあることなのかな?
偶然に……そうだったの。
じゃあレンジーとわたしは、案外似た者同士なのかもしれないのね。
紗織物みたいな髪にたおやかな花が咲いているようで、とても好きよ。
(近頃は少しばかり詩的な表現を身につけてきたお姫様でございました)

……わたしも同じようなものよ。ほかの人形は、動くことはなかったわ。
わたしは動かない頃からの記憶があるけれど……動けるようになったのは、混沌に来てから。
おじいさん……わたしの作り主が、願ってくれたかしら。
気づいたらこうしてここにいて、いのちを得ていたの。
なるほど、興味深いねえ。
わたしたちが今こうしてお話しているのも、偶然か必然か、似た者同士は惹かれ合うというのもあながち嘘とも言えないかもしれないね!
容姿を褒めてもらえると、むず痒いものだね!
わたしも、はぐるま姫の透き通るような白い肌と、派手すぎない落ち着いた金色の髪がとても好きだよ。
服の色も相まって、品を感じるね!

うん、きっと、わたしもそうだと思う。
意味が無いと言ってしまうのは簡単だけれど、何も生むことはないからね。
命に意味があると思って生きることは、幸せを生むだろうから。
君のおじいさんからもらった命、大切にしないとね。
わたしも、この身体を手に入れた理由をポジティブに考えるべきだね。
まぁ、別に今までマイナスに思ったことは無いのだけれど!
ふふ、ありがとう、レンジー。
おじいさんの最高傑作……なあんて表現をしなくても、お姫様として身だしなみには気を遣ってるもの。
あなたみたいに魅力的な人に褒めてもらえること、光栄に思うわ。
(笑顔と共に、ちいさなお姫様がスカートをつまんで一礼してみせました)

……ええ、ええ。ちいさくな体で不便なことはたくさんあるけれど。
同じぐらい、ちいさくてよかったと思うことだって、あるものね。
このお店に来れたことだって、きっと命の意味だわ。
いやいや、魅力的と、言われると……照れるよ。
(ほっぺをぽりぽり)

まぁ、わたしの店は意味があっても無くても、来てほしいところだね!
なんといっても、わたしの生活がかかっているからね!

さて、とりあえずはこんな感じに仕上がってみたけれど、どうかな?
(甘い中にほんのりビターさが混ざった香り)
お菓子っぽさを活かしつつ、君のカラーと芯のある心として苦味も混ぜてみたよ。
まだ工夫の余地はありそうだけれど。
よかったわ。照れる、というのは心地のいい感情でしょう?
(お姫様も感情を学び、少しばかり賢しくなっており)
もちろんよ。このお店の薬にこれからもきっと頼りになることは多いし……
何より訪ねてこなければ、レンジーにも会えないでしょう?
(自分の身長を活かした上目遣いなんて、よく使いこなすのでございます)

……あら。なんだかただ甘いだけじゃなくて、すこし大人の香りね。
お菓子の国の大人びたお姫様みたいな、高貴なにおい……とっても気に入ったわ!
そうだね。照れるということは、肯定的な感情だよ。
失敗して照れるということもあるけれど、深い否定の感情の発露とは違ったものだと思う。

……いったい、どこでそんな技術を教えてもらったんだい?
嬉しいけれど、あんまり誰彼構わずそんな可愛い仕草をしないほうがいいね。
悪い人に連れて行かれてしまうかもしれないよ!(脅かすように)

気に入ってくれたなら、わたしも嬉しいよ。
まずはお試し。少しつけてごらん。
(ティースプーンの取手の先に大きめな1滴をつけて差し出す)

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