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ギルドスレッド

薬屋『ドクダミ』

RP雑談:寒い日の話

年の瀬を迎えた薬屋ドクダミの店内。
薪ストーブが赤々とした光を発し、その上に置かれた薬缶が静かに湯気を上げている。

その真ん前にレンジ−が陣取り、ストーブを半ば抱えるようにして暖を取っているのだった。
足元では白猫のベルが長く伸びながら、火の光に淡く照らされている。

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ううん、ただでさえわたしは、冬の寒さが苦手なのだけど、今年は特に冷え込むね……。
ここから一歩も動きたくないよ……。
(ドアを盛大に開け放し入ってくる)
おはよーございまーっす!
今日寒いっすねー!織子ちゃん太もも丸出しだから凍えるかと思ったっすー!
せんぱーい!寒そうっすねー!ねー!(入ってくる寒風)
おはよう織子。なんだかんだでそんな格好でも外を歩き回れるということは、寒さに強いということだね!

……ううう……とりあえず、早くドアを閉めてもらえないかな?
ちょっとー、店の奥まで冷気来てるんだけどー(枕を引きずりズルズルと歩いてく)ってー、あれ?超恩人くんじゃん。あーしだよあーし。あの時浜辺で助けて貰ったウミウシのマウだよ。覚えてるー?
おや、マウも織子と知り合いだったんだね!


まぁ、それはそれとして、そろそろドアをちゃんと閉めてほしいよ!
(ストーブに更に近づきながら)
あらよーっと!(盛大にドア閉めて室内入ってくる)おっ!マウ先輩じゃないっすかー!浜辺でガッサガサに乾いてた!ここに住んでるんすか?めっちゃパジャマかわいいっすね!いえー(ハイタッチ)
いえーい(ぴょんこと跳ねる)
パジャマこれ可愛いーしょ。あーしほどじゃないけど。
へー、レンジーくんの知り合いかー。あーしはレンジーくんの子供だよ。
だから必然ここに住んでるのさ。(枕を敷いて床に丸々)
あらまー。そうだったんすね。
確かに子供なら親と同居しててもおかしくないっすもんねー。
こど……こども!?(咳払い)

へ、へー……そうだったんすね。どうりで、こう、親密な感じで。
拙者は全然いいと思います。いやー賢者ってそういう(咳払い)
うん……まぁ……身に覚えは一切ないのだけどね。
マウがそれで良いのであれば、わたしも否定する意味はないよ。

そういう織子は良い人がいたりするのかな?
まじかよ、マウさんマジでクレイジーっすね!
オッケーなレンジーさんも懐の広さがぱないっす!

えー、織子ちゃんのいい人っすか?
やだなー、レンジー先輩。ボク達付き合ってるじゃないっすか!もー!とぼけちゃってー!
そだよー、どーみてもレンジーくんはあーしの親じゃんさ。
オリオリもそー思うっしょ?

まぁまぁ身に覚えがないとか生きてればそーゆー事くらいあるよね。
レンジーくんを幸せにするのはあーしだからね。

オリオリ、ダメだよレンジーくんは「夫婦」だからー
わたしの周りには自称親族が多すぎる気がするよ。
それが悪いことか、と言えば決してそんな事はないんだけれどね!

マウがいるだけでも、わたしは幸せだと思うよ。
更に孝行をしてくれる、と言うなら大歓迎だね!
例えば……今すぐになら、おつかいに行ってくれたら幸せかな?

夫婦と言うと御幣があるのだけどね。
もちろん、織子とわたしが付き合っているという事実もね。
レンジーくん外の空気冷たいんだよ?
あーしが外出たらきっと3秒で冷凍ウミウシの完成さ。
おつかいは春になるまで待っててよー。

あぁそっか。夫婦ってヒトの家族みたいだよねー
番いだよね、つがい。

そういえばオリオリもヒトじゃなかったりするの?
歯、ぎざぎざだし。鮫とか。
夫婦なんすか!ってことはパピーもいるんすね!
織子とレンジーさんは付き合ってなかったんすね!なーんだ!一瞬で関係性が複雑!

織子ちゃんはギザ歯が魅力のスーパー可愛いニンジャガールっすよ!
ヒトである前にニンジャなんす!
つーか誰がサメなんすか!喰らいますよ!
わたしも冷凍レンジ―になるから、春までは外に出たくないよ……。
じゃあ、織子にお願いしようかな……(ちらっ)

むしろ、わたしと付き合っていたという認識をしていた君が複雑だよ!
サメじゃないけど喰らうんだね……。
ウミウシは食べると美味しいのかな?
おっ!パシリっすか!任せてくださいレンジー先輩!
織子ちゃんがこの冬空の下健気にマッハで買ってくるっすよ!なんすか?焼きそばパンっすか?

付き合ってなかったっすかー。そっかー。
織子ちゃん、食べれるものならなんでも食べる健啖家っすからね(きしゃー)
ぱぴー?犬の名前ー??
レンジー君はおとかあさんで、シアン君はおかとーさんだよ。

レンジー君凍ったら困るなー
え、オリオリ行ってくれんの?いやー助かるねー

あーしの事は食べちゃ駄目だからね
こんなに可愛いのに食べて終わっちゃったらもったいないしさ
おお、行ってくれるのかい? 織子は優しいいい子だね!
……それじゃあ、この塗り薬を川むこうのおばあさんに、こっち香草を角のレストランに、そして、この薬瓶の詰まった箱を診療所に届けてきてほしい!
特に、この箱なんて、わたしでも持てないくらいに重いから、落とさないように気をつけるんだよ!
ええと、あと、帰りにパン屋さんで焼きたての堅焼きパンを買ってきてほしいな!

……ヤキソバパンってなんだい? パン屋さんの新作かな? じゃあ、それもお願いするよ!(荷物とお財布を織子に押し付ける)

いやあ、これでわたしたちはぬくぬくできるね! マウ! お茶でも入れようか!
多忙かよ!本音隠す気0かよ!おつかいっていうか、もう業務じゃないっすか!
ニンジャ宅急便じゃないっすか!
いいっすけど!(箱を持つ)うっわ、めっちゃ重た!織子ちゃんのガラスの腰が!

先輩焼きそばパン知らないんすか?
じゃあ、帰りにパン屋さんで織子ちゃんセレクションのパンしこたま買ってくるっすね!
ボクの分のお茶もいれといてくださいっすよ!んでは、いってくるっす!(ドアを開けっぱで走って出ていく)

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