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ラジオ屋

ラジオ屋の備忘録


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かつてのラジオ屋にはラジオ受信機がたくさんありました。ラジオ屋なので
電話屋
ラジオ屋も含めて電話屋ではないところに電話はありません。電話屋ではないので
けれど電話屋から電話を掛ければその時だけ電話が在るのです
久々に掛かってこないものでしょうか。やはり電話線が繋がっていませんかね、こちら
ラジオ屋がラジオを売るのはラジオ屋なので当たり前なのですが、対価が必要かと問われたら別にいいんじゃないでしょうか。ラジオ屋はラジオを売るものなので
子供の姿をしていた者はおれが見ている限りずっと子供でした
ある意味ではネバーランドというやつでしょう。おれは大人なので大人です
どれだけの年月だったかも覚えていません。結構な長さだった気がします
テレビ屋は背中からアンテナを生やせました
いや、頭にツノだったか
電球屋がいました。電球屋が使っている電球はいつも切れていました
暗いほうが電球の光がよく見えるからだと
車屋もありました
けれど皆、遠くには行かないので車を持っているものはほとんどいませんでした
必要な時はその時だけ車屋に頼めば事足りましたし
必要な時とは瓶屋がなんとなく丘までぶっ飛ばしたくなったとかに付き合うやつです
誰もいない部屋にラジオだけが置いてあって、その光景をおれが見ていたんです
おれがいない間にラジオ屋が欲しくなったら新しいラジオ屋が現れるんでしょうか
仮におれがいない間にラジオ屋が現れていたとして、いらないおれが廃棄ではなく1vs1の勝ち残り形式だと生き残れるのでいいですね。ラジオ屋はおれだ
電球屋は血管がフィラメントだと言っていました
事実なら眩しいか熱いかどっちかだと思うのですが、どっちでもありませんでしたね電球屋は
別に事実だろうが妄想だろうがおれらは気にしないので本人がそう言うならそうなんでしょう
外から迷い込んできて何の役目もない方は稀にその辺を思い悩んで病んでいくこともありましたね。住めば都と言うのに、どうして帰りたがるのでしょう
と、思いましたが自分が異世界にいる現状と照らし合わせると確かに帰りたい気持ちが芽生えるので彼らには申し訳ないことをしました
おれが前に流していたラジオとは違う気もしますし、特に変わりはない気もします
どちらでもいいんですけど
しかし存外に覚えているものです。おれらの街に来た人は大半が割と早いペースで忘れていくかどうでも良さそうになるので、そんなものかと思っていましたが
忘れたといえばハロウィンの祭りでぐつぐつした液体を飲んだ前後の記憶がやや飛んでるのですが、なんだったんですかねアレ
ラジオの電波が届かないところでラジオを聞くにはラジオ屋であればいいのです
街にはそれなりに人がいました。大体はいつの間にか増えていました。外から来た人が住人となった場合もありましたし、気付いたら増えていた場合もありました。なんでもかまわないのです。何にせよ彼らは住人でしたから
テレビ電話はテレビ屋の管轄か電話屋の管轄か揉めたことがありましたね
外部からの放送を受信できる場合はテレビ屋、電話機のあるところしか映せない場合は電話屋、という特に面白みもない決着となっていました
まあそもそもおれはあの街でテレビ電話を使っている人を見たことがなかったんですが
街にふさわしくないものがあったら、ゴミ処理屋に言えば良いんです
少々間の記憶がないのですが、頼りがないのは無事の知らせというのでおれは無事だったんでしょう
新しく来た針金屋は「忘れないように」と日記をつけていました
とても分厚い日記でした
一ヶ月もしたら、それは針金屋の椅子のクッションになってました
クッションというのは語弊がありますね
椅子が低くて、或いは針金屋の背が小さくてテーブルに届かなかったので底上げの材料にされて、その上に座り心地をよくするためのクッションが置かれてました
針金屋が日記をつけていることも忘れたというオチではなく
三ページ程度書いたらそれ以上何も思い出せず不用品になったオチ
三ページ分も覚えていただけ、執着が強かったと思いますよ。おれは
香水屋はたまに会うと「ラジオ屋にはこの香り」と顔面に香水を吹きかけてきたのですが、未だにあれが好意だったのか嫌がらせだったのかが分かりません
鏡屋は鏡屋ですが、望んだ姿を映す鏡を作るのが上手でした
相手によって勧める鏡を変えているようでしたね
住人であればほとんどは特に望む姿はないので普通の鏡を売っていましたが
そういえばずっと前にテレビ屋が鏡を叩き割っていました
なんだったんでしょうね。「鏡よ鏡、私より優秀なテレビ屋はいるの?」とでも問うたんでしょうか
りんご飴屋は結構人気だったのですが、りんご飴じゃない飴はりんご飴屋の管轄なのかどうかよく軒先で議論が交わされていました
大体別の住人が興味本位で適当なものをコーティングして貰いにくるせいですけど
アイス屋がアイス持ってきた時はそれなりに集まりましたね
役目を持たないままの住人でも咎められることはないと思いますが、新しい住人には折角だから何か役目を付けてあげようと皆で悩む光景がたまに見られます
ちょっとしたイベント気分ですね
おれは付けて貰うまでもなくラジオ屋でしたのでラジオ屋でした
リボン屋のリボンは結構丈夫でした。その内に結束機屋が現れたら利権を争い出すかも知れません
リボン屋は帽子屋と仲が良いのですよね。帽子屋の帽子に最後のリボンを巻いてやるのはリボン屋の仕事でした。おれは特にかぶらなかったですけれども
瓶屋の瓶に内容物を入れたものは瓶屋の管轄なのかどうか
大体は管轄がふわっとしているので、ジャムが入っている場合はおれの知っている限りまだ存在しなかったジャム屋でしょうけれども、硝子玉が入っていたら硝子なので瓶屋の管轄になるのかも知れません。硝子玉屋があったら別ですが
電話屋の電話は通じるところと通じないところがあるのですよね。電話線の有無でしょうか。外から来た人は大抵通じなくてがっかりしていました
街の外周には壁がありました
場所によって異なりましたが、基本的には特に高いものではなく乗り越えようと思えば容易いものでした
別に壁を乗り越えなくとも普通に門から出られましたけど
どこまで行けば街でなくなるのかは知りません
ラジオ屋は街から出ないので
生きていることは死んではいないことにはならないらしいです

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