修行場としての広い草原のその先に不思議な館があった。

すると、どこからともなく声がするだろう。
「いらっしゃーい♪」
と、元気な声で。

雑談所です。
メタ発言ばっちこーい！

のんびりしててもいいのよ？
さぁさぁ、皆さん寄っといで彼女の不思議の館へようこそ

食べ物はこっちのほうが美味しいの

だろうねぇ

食べたことないものもいっぱいあるの

そっか、僕でよければ色んな店いこっか！

いいの？やった！（ぴょんぴょんはねて喜んでる）

うん！いいよ！

楽しみなの

それはよかったー！

（いろんな料理を想像してる）

さて、今度はシュー兄が僕に質問してー

う？んー…じゃあ今度は麗がいた世界のことを教えてー

いいよー！
僕の世界はね、機械も車も色んなものが沢山あって沢山の便利なものに溢れてる世界なの
他の旅人さん達の話は聞いたことあるよね？
日本っていう国があるって言うやつね

日本・・・いろいろ不思議な国だって聞いたことあるよ

世界によってはまぁいろんなものあるからねぇ…
んで、その不思議な国の裏世界の人なのさ
地獄と天国の狭間にある世界の裏側さ

地獄の天国の狭間にある世界・・・？

そ、地獄と天国の住民は皆それを現世と呼んでる
そして僕のいた世界はその現世の裏側と言ったら、人によっては別の解釈になるから…簡単に説明すると…見ての通り、コインって裏表があるでしょう？
(どっからともなくコインを取り出し裏表を見せ)

う？うん

例えば、このコインの表が君のいた世界だとするね？

（ジーッとみてる）

そして、このコインの裏はある。
世界も同じように裏があって僕はそこいたんだよ
シュー兄の世界にも多分あるだろう世界
シュー兄が立っていた場所の足の裏に繋がってるのは僕の足の裏だったかもしれない
そんな世界を僕は裏世界って言ってるの

裏世界…

そ、何事もにも裏表があるように
世界にも裏の世界も言うのが存在するんだよ
ついでに僕は裏世界と表世界、天国、地獄の行き来できる能力持ちだったんだ

ほえー…(すごいなぁという顔)

ただ、この裏世界には大きな問題があるんだ

問題？

そう、表世界には秩序…ルールがあるでしょう？

うん、あるの

裏世界ではそのルールがない。
何がダメとか何がいいことかなんて裏世界にはないの。
だから、皆やりたい放題なのさ

やりたい放題…

殺人も、盗みも、何もかもやりたい放題
法律もなんにもない

仲間殺しもするの？

するよ？
人によっては人外を集めて不老不死研究をしたり、戦争をしようとする人もいるもん

恐ろしい世界なの・・・

シュー兄はそう思うかぁ……羨ましいって言う人もいれば、どうして？って聞く人もいる。
それぞれだねぇ。
まぁ、裏世界だから下手すりゃあ表世界にも影響を及ぼすかもしれないから、そうしないように裏世界では閻魔大王様が管理してるんだけどねぇ。
表世界に影響を及ぼしそうで閻魔様の目に余るような事をしていればその人を問答無用排除するが僕の仕事。
僕は閻魔大王様のひとつの駒って感じかな。
まぁ、そこまで酷い人はいないけどね。
閻魔様が裏世界に行っていい魂達だけの世界でもあるからね

閻魔大王…？（首かしげ）強そうなの

うん
閻魔大王様！
地獄の1番上の人！

ほえー…（目をぱちくりさせて）

でも奥様の方がやばい！！

お嫁さんがいるの？

閻魔様に一応いるよ。
まずあの人、元は魔王だし

ほえー…

んで、奥様は拷問好きだから……

拷問・・・（ふるふる）

本当にガチギレするとどっからともなく拷問道具出すのやめて欲しかった日々でした。

（想像して震えてる）

見た目優しくて美人でも怒らせたらめっちゃ怖い覚えた。

うん…（ふるふる）

悪い事したらダメだよ。本当に。

うん、絶対に悪いことはしないよ…

うん、それでよし。