（カラフルなカボチャとお菓子で飾り付けられたステージ）

「仮装。化かそウ。ハロウィン」
「トリッく・おア・トリーと！」

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ステージに上がって仮装姿を披露してください。
オバケもコスプレも大歓迎です。

ついでにクレイスとじゃんけん勝負ができます。
掛け声はもちろん「トリック・オア・トリート」です。

勝てばプレゼントがもらえますが、負けた場合はイタズラを仕掛けられてしまうかもしれません。

おォ！挑戦者さンの登場ですネ！

（ステージにあらわれた謎の獣の姿に）
こレは……？猿のよウで猿でナい。虎のようデ虎でなイ。
けだモの、化ケ物、一体何者？
ソれとも尻尾の蛇さンも合ワせて二体？？

（獣が話すのを聞くと）
なルほど、ワカラナイモノになっテしまっタのですカ。
たシかにそのお姿、見事にワカラナイを体現シているように見えまス。
ワタシには、元が誰なノか、何にナったのか、どッちも全く分かりませン！！
……。シかし、楽しそウな様子を見ると、ワカラナイのも悪いことでは無さそうデす。

おっとッと。じゃンけん勝負はワタシの負けでスね。
オかしな姿の曖昧さンには、甘イお菓子をあげマしょウ！
（ハロウィンらしくラッピングされた小さな紙の箱。中にはカラフルなゼリー菓子が入っている）

嬉しいね。
クレイス君に分からないのなら見事に化けられたというわけだ。
折角だから正体は秘密のままということにしておこう。
ふふふ。

(尻尾の蛇が、お菓子の箱を器用に受け取る)
ではこれは有難く貰っておくよ。
御機嫌よう。

(背中に箱をぽふっと乗せて、ステージを後にする)

（謎の獣の後ろ姿を見送ったあと）
おばケ、もののケ、おののケ、毛だらケ。
頭が二つあるといウのは一体どンな気分なのでショう。
尻尾の蛇さンはお菓子を食べらレるのでしょうカ。
そしテ正体は分かラずじまイ……。
分からなイことだらケの不思議なお客さンでしたネ！