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ギルドスレッド

玩具店【Behemoth】

【雑談】営業時間外

——表の看板は『CLOSED』を指しているが、扉は少しだけ開いている。
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(何を考えているのかいないのか。灰色の狼が一頭、ゆらゆらと尻尾を揺らしている)
…(大通りの二つ目の角を右へ。暫く進んで三つ目の角を左へ曲がる。薄暗い小道をさらに進み、行き止まりの塀に開いた穴を潜るとこの間の玩具屋についた)
入っていいのかこれ…(開いている扉の隙間から中を覗き)
…どうも(中に居る狼に声をかけた)
……間が悪かったか…
(とりあえず来たとわかるように今度は黒い毛玉で作ったフェルトボールの先に『そういや名前書き忘れてたんで一応。アルク・ロードだ。また来る』と書いた紙を下げてドアの縁にぶら下げて去って行った)
(戻ってくると、新たにぶら下がった紙に気付き)
しまった。入れ違い、か。
……アルク、か。憶えておこう。
(ぱたぱたと尻尾を振って)
夜は、静かだ。
(大通りの二つ目の角を右へ。暫く進んで三つ目の角を左へ曲がる。薄暗い小道をさらに進み、行き止まりの塀に開いた穴を潜るとこの間の玩具屋に)
……どうも。(ドアをぎぃ、と音を鳴らして開けて)
(カウンターに腰掛けていた狼がくるりと振り返り)
ああ、良かった。こんばんは、アルク。
置き手紙、感謝する。そこの椅子にでも、座ってくれ。
…ああ。(店内に入ると椅子へと腰かけ)
すまないな、いきなり耳についた、とか…
いや。ゆっくり話を、という申し出は、嬉しい(笑うように犬歯をのぞかせ)
俺は、話が上手くない。故に、思ったことは、はっきり言うし、礼に反した部分もあっただろう。
なにより。復讐の苦辛は、その身に受けた者しかわからぬことだと思う。
(言いながら、気づいたように)
違う、な。仇討ち、といった。仇討ちと復讐は、別のものか。
…まあ、なんつーか…。あの時召喚喰らって他と交流してなかったんでな…本当にアレしか目的が無かったんだ。(苦笑)
ただ、街中で話してると楽しいなとか久々に感じたり…。ほぼ初対面のアンタにこういう話してる自分も不思議なんだけどな…
…復讐と仇討ち、…か。何処が境界なのかもわかんねぇな…
最近召喚された者か。それで交流、となると、確かに大変だな。
ここのところは、賑やかだ。楽しいことは、積極的にやるといい。それが、自然だ。
初対面だからこそ、赤の他人だからこそ、というのはあるだろう。気兼ねしなくて良い。
重なる部分も、あるだろうな。仕返すことに真意があるのか、失った者へ手向けるのか。
と考えた時。何となく、お前は後者の方が、しっくりくると、感じたんだ。
…その仇討ちが出来たとしても残るものなんて虚無でしかないんだってのは理解してるんだけどな…
それでもそれ以外が目に入らねえんだ。親しい仲になったらなったでこんな事簡単に話せねえし
(柔らかく目を細めて)お前は、優しい。自分が何かを手に入れる、そういうつもりでは多分ないんだ。
ならば、止めてしまえというのも横暴だろうな。叶えてしまうか、終わりを待つかだ。
……それはそれ。お前はお前で、楽しむことや、安らぐことは、忘れないようにした方がいいと思うが。
(尻尾を振って)親しい仲になれば、話して貰えなくなるのか。それはそれで、難しいな。
(目を細める狼に対して自分は視線を下に向けて逸らし)優しい、ってのがよく分からねえんだよな…。俺はただ理不尽なことも、自分にも人にも…”嘘”をつきたくないだけだ。
だからこそ、こんな俺に関わらせたくない。親しくなった奴に話したくないのはそういう理由だな…
……楽しむのも安らぐのも正直求めていいのか分からんのだが。俺は目的が果たせればそれでいいんだし…
アルクは言葉を選ぶ。強い言葉も強制もない、だから、優しい(うんうんと頷き)
(楽しげに笑顔を作り)お前は、真っ直ぐだな。そして、面倒臭い奴だ。嫌いじゃない。理不尽と嘘、は、自分がされて嫌なことでもある?
(たし、と床に降り、近付いて)求めて良い。でないと、目的を果たす道中で、お前が壊れてしまう。少し、心配だ。
……嫌なこと、だな。それのせいで俺は大切な両親を失った。本当なら”嘘”という言葉すら聞くのが嫌なくらいに嫌いだ。…まあ、めんどくさい奴だとは自分でも思う。優しいとかじゃなくて自分がしたくないからしないだけだしな…

………壊れる、か。…可能性はあるかもしれんな…。でも、求め方が分からないんだよ。偶に「今、楽しい」…。そう思う時はあるがそれを求めたいとは思わないんだ(長く太い尻尾を近寄る狼に安心を得るためか軽く触れさせて)
そうか。では、俺も、気をつけよう。……とはいえ、俺はあまり嘘はつかない。話すのは、得意ではない。
自分は自分を投げ打つのに、人は巻き込みたくないんだ。面倒に決まっている。優しい、という評は覆さないから、な。

だろう? ヒトは皆、自分の為に生きる、権利がある。ずっと蔑ろにすれば、そうなる。
……(尻尾が触れ、一つ息を吐いて座り)ならばせめて、求めても良いと。それだけ、覚えておけ。いつか、求めた時に、思い出すんだ。
ああ、助かる。
…あー…、俺も自分が優しい人間だって認めるのもしねえからな?ただ単に自分がそうしたいからしてるって言い張るぞ?

……覚えとく。…………、…なあ、ヨキ。俺の目的が一つ増えたんだ。
今話していて、増えた。
…………それを求めることができる自分に何時か到達すること。求めたときに気が付く程度でいいから。そんな感じの目的。
(口元を隠すように腕を舐める様は、笑っているようだ)アルク、お前、頑固だな。長い根競べに、なりそうだ。負けはしない(尻尾を楽し気に振り)

(じ、と見つめていたが。ようやく少し安心したように)――そうか。よかった。
今は、それでも十分だ。お前のような奴は、報われた方がいい。世界は、そういう風に、出来ている。
その目的が果たされたら、教えてくれ。憶えていたらでいいから。
…別に認めるだけの物を突き付けられたら認めざるを得ないとは思うんだがな…(楽し気に振る尻尾を見て苦笑する。これは俺の負け戦な気がして少々悔しい)

ああ、今日は俺に目的をくれてありがとう。そこに到達出来たら教える。…アンタが覚えていなくとも俺は来る。
…約束は違えない
既に言は揃っていると、思うのだが。認めるだけのもの、となると難しいか。
(苦笑する様を見て)……いや。其れもそう遠いことでは、ないだろう。

そんな、大層なことをした憶えはない、が。良い日になったなら、俺も嬉しい。
真っ直ぐなアルクのことだ、きっと到達するだろう。憶えていると、此方も約束しよう。
……少し、待って(カウンターへ飛び乗るとその向こう側に降り、ともすると狼は二本足で立つ)
(人の形へと変化し、狼耳と尻尾の青年の姿となると、服を面倒そうに直し、振り向いて)
約束、だ。(右手を差し出すと、苦笑し)握手は、この姿でないと、出来ないから。
…知るか。「自分は優しい奴だぞ」とか人におおっぴろげて言えねえだろ…

(自分の横辺りに来た狼を見ているとその姿が変わる。)
………物言いが結構しっかりしてるから人の姿を取ったら爺さんとかかと思ったんだが…若いんだな…(青年の姿だったことが驚きだった様子。自分も椅子から立ち上がってから右手を出してその手を取った)
…えっと、こういう時なんて言ったらいいのか?(手を握ったのはいいがそこから先がよく分からないと首をかしげる。両親を失ってから20年余りを人との交流を避けて来たしわ寄せかと自分自身を笑いたくなった)
それもそうだ。言わぬが、花だ。それに、優しさは、時に付け込まれる。

見た目で判断するべきではない。仮に狼で言えば、それなりに老成と言える……(もごもごと言っていたが、小さくため息をつき)俺も、あまりヒトと会話する機会が無かった。口調の硬さは、治らん。
(小さく吹き出して)俺も、わからないな。約束したなら、これで終わりだ。
その日を待って……(ん、と何かを考えるように視線を揺らし) 別にその日まで、会わないというわけでも、ないよな?
だろ。付け込まれるのはなぁ…。そういうの見ると助けたくなる。自分がそうなったら仕方ないとしか言えないんだがな…
そうか、俺は35年生きてるからただの雪豹だとしたら長い方なのかもしれん。逆に人としてならガキっぽい性格なのかと思うけどな。
…ははっ、人との付き合いってのは大事なモンだって認識したわ(なんだかおかしいな?と笑い)
…?…ああ、別に気が向いたらまた来るだろうし、俺は良く街中に顔出してるからそこで声かけてくれてもいい。賑やかいけどな、あの連中
ほら(苦笑して、目を覗き) すぐヒトの方を、心配する。
35歳か、見た感じは、もう少し若く見える(こくりと頷き) 口調は、大事だ。性格は、真っ直ぐだが、子供っぽいとは思わない。
そうだ、な。きちんと約束、できたから、良いが(困ったように、柔らかく笑い)
ああ、良かった。賑やかなのは好きだが、ヒトが多いのは得意でなくてな。アルクを見かけたら、声をかけるようにしよう。
また、気が向いたらきてくれ。その時は、茶くらい、出そう。
…優しいというよりは心配性の間違いなんじゃないか?(目を覗かれて真顔で返す)

はは、そりゃ嬉しい…かな?若く見られるのは悪かない。(握った手をゆっくりと放し)
流石にそれまでは会わないとかいう気はねえよ。
ああ、俺もヨキを見かけたら話しかけさせてもらう。初めて顔合わせるとコミュ障になるのも今こうして会ってるから無いだろうしな。
ん、気が向いたらまた来る。何か手土産でも持ってくるわ。…あ、ネコ科ってのは踏まえて置いてくれ。虫とか苦手だったら先に言って置いてくれれば蛙とか鳩とかにする
優しくない者は、他者を心配しない(譲らないぞ、という目で)

感性が老いていないのは、良いことだ。大事にするがいい。(無表情なりに、自分の掌を嬉しそうに眺め)
だとしたら、寂しいと思った、から。良かった。ならば、ヒトの多い通りも、偶には通ってみる。
食べられないものは、概ねない。そこは、任せておくと良い(自信満々に頷き) そのあたりは、ユキヒョウなんだ、な。了解した。

そろそろ、夜も更けたな。俺は寝てしまうし、アルクも、帰り道が物騒になる前に帰った方がいい。
今日は、ありがとう。俺にとっても、良い日になった。
えぇ…(「本気でわからないんだけどな…。俺が優しいかどうかとか」)(譲らない様子の相手にどうしたらわからない顔に)

…(「尻尾揺れてる、か?」とちらりと掌を見る青年の尻尾を確認しつつ特にツッコミは入れなかった)
まあ、な。黒変種だから真っ黒だがこの尻尾が何よりの証拠だよ(太く長い尻尾を相手にゆらりと見せ)

ああ、んじゃ俺は今日はこれで。
いや、此方こそありがとな。…あの時此処に来て、あのカードを引いて良かったよ。
ゆっくり寝てくれ。いい夢を。おやすみさん、ヨキ(そう言って去り際に尻尾を揺らしてまたな、と。そのまま此処へ来るための道順を逆に歩いて行った)
(困ったような顔のアルクを見て、耳を寝かせ)まぁ、アルクはわからなくていいんだ。俺が、動かぬ証左を、そのうち見つけておく。

(ぱっと目を上げて、何事もなかったかのように)
猫よりは、太いな。強そうだ(手を伸ばし、そっと尻尾に触れて)

はは。「交流」の仕事を振った、ギルドの者にも感謝しよう。
アルクも、良い夢を。気を付けて、帰るといい(尻尾を揺らし、見送って)
(ひょこり、と二本足の少女が顔を覗かせ)
へえ、またこれは寂れたーーー…言い方が良ぅあらへんな。
`味のある’お店やねぇ、ヨキはん?

(店主が返事をする前に中に入りぐるぐると周りを物珍しげに見ている)
(倉庫掃除をしていたらしい。のそのそと現れ)
ああ、クー。来ていたのか。
寂れた、くらいで、ちょうどいいんだ。賑やかなのも、嫌いではない、が、住むとなると、また別だ。

……ちょっと、待って。菓子、くらいは、あったはず。
(体を揺すり、埃を落として)
商売はお金にならんと意味が無いと思うんやけどなぁ…
(ぶわ、と舞い上がる埃にぶんぶんと手を振り)
ああ、もう、けむたいやないの!
そういうのは外でせなあかんやろ、掃除の手間増えんねんで!
(頬を少し膨らませながら手近な扉と窓をばたん、と開けて)

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