その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

ど、どういう……少し…怖いです…

知りたい？

知りたいですけど…こわくもなってきました…

こわくなってきたの？
じゃぁ知らなくても良いわね？

うぅん……でも…パーティの時には…嫌でも…知ってしまうん…ですよね…？

……さて、ねぇ？
それよりも、ケーキショッピング決まったわね！

あ…はい……決まりましたね…
よかったです…

普段あまり開けない絵師様だしはらはらしたけれども。
うまくいったから結果オーライ。

そうなんですか…？
それは…なおさら…良かったです…

うむー。
これは楽しみが増えたわねぇ。

はい…待ち遠しいです…

ふふふ……。

その不穏な…笑いは…

きのせいよ？

そう…ですか…？

そうよ。
でなければ、今頃ゆみを……。

な、なんですか…？なんなんでしょうか…？

もふもふするのだわ。

……いつも通り…では…？

むにむにかもしれない？

むにむには…困るかも…しれません…

こまるの？

むにむには……ちょっと…

むー。
じゃぁふにふに。

それも…ダメですよ…

むむー。
(そう言いながらゆみの頭を撫でようと)

ど、どうしたの…ですか…？(撫でられながら)

なんとなく？
(ナデナデ)

なんとなく…ですか…？

うむ。

撫でられるような…年齢では…ないのですが…ふふっ…

そうだっけ？

もう…23…ですから…

……。

………？

そうだったわねぇ……。
23かぁ。

は、はい……23です…

見えないわね。

み、見えない…ですか…？

うーん……。
高校生でも通じそうね。

そ、そんなことは……

ないと？

ないと思います…けど…

まぁ……確かに一部そぐわない部分はあるかもしれないけれども。

……。

(……)

あ、あの………どうか…されましたか…

いえ……なんでもないわ。
ちょっともぎたくなっただけ。

も、もぎ…たく……な、なにを…？
レジーナさん…少し…怖いですよ…？(後退る幽魅の動きに合わせて揺れるもぎたいやつ)

……(ｲﾗｯ)
あら、怖い？
何故そう思うのかしら？
(開いた距離だけ詰め寄る)

ひ、表情が…すごく……怖いです…(じりじり)(たゆたゆ)